本日は、“ワインと料理のマリアージュを愉しむ”スペシャルサローネ「春の晩餐会 Banchetto di Primavera」を開催いたしました。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございます。

今回セレクトしましたワインは以下の3種類です。
イギリス 「ハッティングレイ・ヴァレー ブリュット ロゼ 2014」 
フランス アルザス 「ゲヴェルツトラミネール ヒューゲル クラシック 2014」
日本 岩手県花巻市 「ツヴァイゲルトレーベ 栽培者個別醸造ワイン 2017」 

180418001
 
最初のワインとして選んだのは「ロゼの泡」。
泡ワインの生産国として密かに注目を集めているイギリスの中でも、英国王室にも愛飲される高品質スパークリングワインメーカーとして話題のハッティングレイ・ヴァレーの辛口ロゼをセレクトしました。

これに合わせたのは、「春野菜の盛り合わせ」。

180418002
 
タケノコは皮付きのものを皮付きのままオーヴンで蒸し焼きに、そのほかの野菜は塩で水分を引き出した蒸し焼きにしたシンプルな調理で。
春野菜のほのかな苦味と甘味と、ロゼの軽やかなタンニンを合わせてみました。

2本目には白ワイン。
「ライチの香りがする品種」として、女性にも人気の高い品種「ゲヴェルツトラミネール」。
その特徴である“ライチの香り”がする特徴がよく現れるアルザスの中でも名門中の名門、ヒューゲル社のワインをセレクトしました。

これに合わせたのは、「カジキマグロのロースト フルーツソース添え」

180418003

 ゲヴェルツトラミネールの持つ華やかな香りとスパイシーな味わいに相乗効果するような調理として、フレッシュなフルーツソースに塩・胡椒を効かせたタンパク質のローストを選びました。
この品種には、マグロや鶏モモ肉、豚のロース肉などあまり主張をしないけどヴォリュームがありかつ華やかなフルーツソースに合う肉のローストがお薦めです。
付け合せはキノコのコンフィを添えました。


3種類目は、岩手県のワイナリー エーデルワインのツヴァイゲルトレーベ。
それも、お店の「Wine Lovers Club」のメンバーのご主人が造った葡萄だけで造られたスペシャルヴァージョンのワイン。2017年がファースト・ヴィンテージです。

これに合わせたのは、シュークルート。

180418004
 
果実味と酸味が際立ったワインの味に、酸味が心地よい調理を合わせてみました。

ワインは料理とともに味わうことで、感じる味に発見があったりする飲み物。
料理との組み合わせを愉しむのもワインの愉しさです。