本日は、あなたの健康機能を100%発揮させるために、普段の生活で実践できる姿勢と食養の智慧をお伝えするビューティー講座、「徳し人<うつくしびと>のすすめ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
4月から新テーマになりました
4月からの3回のテーマは「センスを磨く」です ♪
「センスがいい」などと使う「センス」。
私たちは、「自分の外界や内側の情報の中から自分に合ったものを選択し、自分のものとしてアウトプットする」ことをセンスだと考えました。
そこで、選択するためにはまず「キャッチする」ことが大切!
そのキャッチするセンサー機能を高める智慧を3回に分けてお伝えします。
その二回目は「嗅ぎ分ける力」 についてお伝え致しました。
嗅覚は異臭を感知するなど、目には見えない状態での危険を察知する感覚という意味では、とても大切な感覚器官とも言えます。
「嗅ぐ」センサーは嗅覚、主に「鼻」です。
食養では、「"肺"とその食養生」というテーマで、お話しました。
中医学では、「鼻」は五臓の中の「肺」と関係があるとされます。
本日試食していただいたのは、「ミラノ風豆腐カツレツ」です。
ともに肺を養う食材である豆腐とチーズを使った、少し変わり種のレシピです。
東洋医学では「嗅覚トラブル」の原因としては、寒冷によって全身の血の巡りが損なわれ、首から上、とくに鼻粘膜に充血と腫れが続いている状態と考えます。嗅覚トラブルは慢性中耳炎、歯槽膿漏、慢性副鼻腔炎、慢性扁桃腺炎と同じ処方を施します。また原因としては、氣が頭に上ったままの状態でも同様の症状があらわれます。
嗅覚障害の原因のひとつとして、血清中の亜鉛濃度の低下もあります。普段の食事で意識して摂らないと摂取できないミネラルのひとつでもある亜鉛。亜鉛含有量の多い食物を摂ることで改善に向かうこともあります。
また嗅覚はトレーニングをすることで回復し、感覚が鋭くなっていくことも知られています。
トレーニング方法としては自分の好きな香りを3~4種類嗅ぐという「スニフ・セラピー」が効果的と言われています。
姿勢では、「鼻先からバランスを整える」というテーマで、姿勢の智慧をお伝えくださいました。
解剖図を使って鼻、とくに鼻腔の構造の説明をしていただきました。
「副鼻腔」とよく聞く言葉ですが、解剖学的には4箇所あります。
解剖学的にはとくに重要な働きがないと言われる副鼻腔ですが、中尾先生はあえてこの「副鼻腔」を意識した鼻呼吸を勧められました。
副鼻腔にも空気を流し込むように鼻周辺全体で鼻呼吸をすることで、蝶骸骨が動き、つながりのある横隔膜がしっかりと働き、自然と腹式呼吸がしやすくなります。
また鼻呼吸をすることで、乾燥した外気がそのまま肺の肺胞に届くことを防ぐことができ、肺胞の損傷を予防することができます。
また脳、脊髄を保護する硬膜は、鼻の奥にあり嗅覚神経の通り道である篩骨と背骨の最後にある尾骨とをつないでいます。
篩骨が動くように匂いをクンクンと嗅ぐと尾骨も連動して動きます。
意識的に嗅ぐことで篩骨にアプローチをして硬膜を活性化することで、身体全体の機能も活性化されます。
香りを嗅ぐことは、日々の生活を豊かにもしてくれます。
日々を豊かに、さらに健康にもなる「意識して嗅ぐ」生活。
ぜひ皆さまの日常生活に取り入れてみてください♪
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
4月から新テーマになりました
4月からの3回のテーマは「センスを磨く」です ♪
「センスがいい」などと使う「センス」。
私たちは、「自分の外界や内側の情報の中から自分に合ったものを選択し、自分のものとしてアウトプットする」ことをセンスだと考えました。
そこで、選択するためにはまず「キャッチする」ことが大切!
そのキャッチするセンサー機能を高める智慧を3回に分けてお伝えします。
その二回目は「嗅ぎ分ける力」 についてお伝え致しました。
嗅覚は異臭を感知するなど、目には見えない状態での危険を察知する感覚という意味では、とても大切な感覚器官とも言えます。
「嗅ぐ」センサーは嗅覚、主に「鼻」です。
食養では、「"肺"とその食養生」というテーマで、お話しました。
中医学では、「鼻」は五臓の中の「肺」と関係があるとされます。
本日試食していただいたのは、「ミラノ風豆腐カツレツ」です。
ともに肺を養う食材である豆腐とチーズを使った、少し変わり種のレシピです。
東洋医学では「嗅覚トラブル」の原因としては、寒冷によって全身の血の巡りが損なわれ、首から上、とくに鼻粘膜に充血と腫れが続いている状態と考えます。嗅覚トラブルは慢性中耳炎、歯槽膿漏、慢性副鼻腔炎、慢性扁桃腺炎と同じ処方を施します。また原因としては、氣が頭に上ったままの状態でも同様の症状があらわれます。
嗅覚障害の原因のひとつとして、血清中の亜鉛濃度の低下もあります。普段の食事で意識して摂らないと摂取できないミネラルのひとつでもある亜鉛。亜鉛含有量の多い食物を摂ることで改善に向かうこともあります。
また嗅覚はトレーニングをすることで回復し、感覚が鋭くなっていくことも知られています。
トレーニング方法としては自分の好きな香りを3~4種類嗅ぐという「スニフ・セラピー」が効果的と言われています。
姿勢では、「鼻先からバランスを整える」というテーマで、姿勢の智慧をお伝えくださいました。
解剖図を使って鼻、とくに鼻腔の構造の説明をしていただきました。
「副鼻腔」とよく聞く言葉ですが、解剖学的には4箇所あります。
解剖学的にはとくに重要な働きがないと言われる副鼻腔ですが、中尾先生はあえてこの「副鼻腔」を意識した鼻呼吸を勧められました。
副鼻腔にも空気を流し込むように鼻周辺全体で鼻呼吸をすることで、蝶骸骨が動き、つながりのある横隔膜がしっかりと働き、自然と腹式呼吸がしやすくなります。
また鼻呼吸をすることで、乾燥した外気がそのまま肺の肺胞に届くことを防ぐことができ、肺胞の損傷を予防することができます。
また脳、脊髄を保護する硬膜は、鼻の奥にあり嗅覚神経の通り道である篩骨と背骨の最後にある尾骨とをつないでいます。
篩骨が動くように匂いをクンクンと嗅ぐと尾骨も連動して動きます。
意識的に嗅ぐことで篩骨にアプローチをして硬膜を活性化することで、身体全体の機能も活性化されます。
香りを嗅ぐことは、日々の生活を豊かにもしてくれます。
日々を豊かに、さらに健康にもなる「意識して嗅ぐ」生活。
ぜひ皆さまの日常生活に取り入れてみてください♪