U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

和田充弘(トロンボーン)

【Live Report】 Tuesday Night Live 2019.12.17 「サンバの森の仲間たち」 見谷 聡一(pandeiro.)&助川 太郎(gt.)&和田 充弘(tb.)

12月17日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、パンディロ奏者の見谷 聡一さん、ブラジルギタリストの 助川 太郎さん とトロンボーンニストの和田 充弘さんによりますトリオ・ユニット「サンバの森の仲間たち」です。

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「サンバの森はどこにあるの?」
そう思った方はギター狐、虎ンボーン、パン打が奏でる音楽に耳を傾けてみるといい。
きっとカラダが動いてしまうから。

と、SNSに見谷さんがユニット紹介を投稿していた、まさにそのとおりに、3人の奏でる音楽を聴いていると、無意識のうちに身体が"揺らいで"しまいました。

身体を揺さぶられるのではなく、揺らいでしまう。
強い音圧ではなく、激しいグルーヴ感でもなく、極々自然体な佇まいの音楽。 
なんともいえない、心地よさ。
それは"パンチ力"とは対極にある、とても身体に馴染むやさしい味付けのグルーヴだから、なのかもしれません。

さらには、3人の奏でる音が“完全生音”であるのも、その効果をより大きくしているのかもしれません。


和田さんも助川さんも、メロディーを担える楽器奏者なのに、グルーヴを起こすリズム楽器奏者のような奏法ができ、見谷さんも打楽器奏者なのに、歌うように奏でることができる。
その真骨頂的な演奏が「Samba de Uma Nota Só」。
ひとつの音で奏でられるサンバ。
とはいえ、まさか助川さんの口琴、そして見谷さんのパーカッションが主旋律を担うとは!
3人だからこそできる演奏だと思います。
 
3人のリズム感、そしてメロディアスな意識の共有感が、3人の創りだす音楽ならではの歌うようなグルーヴを生み出しているように思います。


ライヴは、演奏はもちろん、曲間のMCもまたライヴならではの愉しみであり、魅力です。
前もって取り決めていない、普段のままのような3人の会話。
そんな普段の会話のようなMCのように、演奏も取り決めていないのに意気投合し、かみ合い、展開していきました。

分かち合える人同士の安心感と信頼感から生まれるその場限りのグルーヴ、そして音。
その音楽には、店の外部の音や店内に不意に起こる音までもが、必然として鳴ったかのように、3人の音楽に取り込まれてしまいます。


アンコールは、和田さんが初の口琴チャレンジとなって、3人の口琴による即興演奏。

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すべての音がグルーヴを伴った音楽になる。
「サンバの森の仲間たち」ならではのライヴでした。
 

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、身体を心地よく揺らされる生音演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Dori das Ostras
2. Waiting-Rejoicing-Spring (助川太郎さんオリジナル曲)
3. Manhã de Carnaval
4. Samba de Uma Nota Só
5. Witchi Tai To ~ 秋風(見谷聡一さんオリジナル曲) ~ Witchi Tai To
 
<2nd Set>
1. 春風 (助川太郎さんオリジナル曲)
2. Cochichando
3. 土の道 (助川太郎さんオリジナル曲)
4. Triste
5. Qui Nem Jiló

<Extra>
口琴によるインプロヴィゼーション

1st-4:口琴 by 助川太郎さん
Extra:口琴 by 全員

【Live Report】 Tuesday Night Live 2019.7.30 「ショロー☆くらぶ」 黄 啓傑( tp. vo )&見谷 聡一( ukulele, vo. ) meets 和田 充弘( tb. )

7月30日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ジェット・ウォンこと黄 啓傑さんと見谷 聡一 さんの歌うデュオユニット「ショロー☆くらぶ」&トロンボーン奏者の和田 充弘さんでした。

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パンデイロ奏者の 見谷 聡一 さん、トロンボーン奏者の和田 充弘さん、トランペット奏者の黄 啓傑さん、チューバ奏者の 松永 敦さんによるカルテットユニット「Choro'n'POW」。そのライヴのハーフタイムショーを務めていたのが「ショロー☆くらぶ」です。

今回は、ショロー☆くらぶメインの編成、構成でライヴパフォーマンスを繰り広げてくださいました。

オープニングから2曲は「Choro'n'POW」的要素のブラジルのショーロのナンバーを。
ブラジルでは編成に弦楽器が加わるのが通常なのですが、「Choro'n'POW」では管楽器とパンディロだけでショーロを演奏します。

そして、3曲目から「ショロー☆くらぶ」モードに。
黄さんもジェット・ウォンとなり、カシオトーンを使った弾き語り。
見谷さんも打楽器からウクレレに。
そして和田さんもトロンボーンから打楽器に。
と楽器の持ち位置の入れ替えまで飛び出しての演奏。

「この世にはラブソングだけあればいいんです」というジェット・ウォンの言葉のように、さまざまな愛の歌が演奏されました。
1stセットの締めは名曲「My Way」。ジェット・ウォンによる日本語歌詞での熱唱、そして見谷さんによるスペイン語ヴァージョン。

サンビスタとなる条件にはいくつかあるのですが、そのひとつが「楽器が2つ以上できること」だそうです。
Choro'n'POW」メンバーはみんな複数の楽器を演奏する方ばかり。
そんな持ち味を随所に魅せてくださったパフォーマンスでした。

セットの間では、見谷さんによるシェイカー・ワークショップが開催されました。

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「シェイカーは“振る”のではなく“叩く”」
などなど、キレのある音を出すためのシェイカー・ワークショップ。
皆さんのシェイカーの音がバチッ、と決まったところで2ndセットが始まりました。

2ndセットのオープニングナンバーは、フランク・シナトラの娘ナンシー・シナトラ、そして息子フランク・シナトラJr.が歌ってヒットしたジャズのナンバーをジェット・ウォンが日本語歌詞化、そして曲名も日本化した曲「恋の数え歌」。
そして日本のサンバの名曲、長谷川きよしさんの「別れのサンバ」と続きました。
オリジナルだけではなくカヴァーもレパートリーに。
でも単なるカヴァーではなくそこに「ショロー☆くらぶ」 ならではの持ち味が加わることで生まれるオリジナリティ。

和みと笑いを生み出しながら、どこか哀愁もある。
ブラジル、ショーロのベースがそこにはしっかりとある、ショロー☆くらぶの演奏。 

3曲目の「サウダーヂ神戸」では、遊びに来ていたトロンボーニスト 山崎 達哉さんも演奏に加わわりました。

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2管のトロンボーンによるハーモニーは、まるで男性の声楽のハーモニーのように、やわらかくまろやかなハーモニーを生み出しました。

ジェット・ウォン作の名曲「すべてを失ってもいい」からは見谷さん作の「うたうたいこ」、そしてシェイカー・ワークショップの時に見谷さんが伴奏演奏されたサンバ「Tristeza」へと流れるようなメドレー。
お客さまも、コーラスで、そしてシェイカーで参加。
会場にいる方みんなで創る音楽。ブラジルの音楽の愉しみ方がここにはありました。


聴かせながらも、愉しませる♪
笑わせながらも、聴かせる!
そして、お客さまもその場にいる方みんなで一緒になって演奏を愉しむ!

ショロー☆くらぶ meets わだみつは、そんなひとときで満載でした♪

本日も、来場くださいました皆さまにとともに、みんなで愉しむ“音楽エンターテインメント”のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Flamengo
2. Ainda Me Recordo
3. ただなすすべもなくぼくは
4. 渡り鳥
5. パンディロクラブの歌
6. Vou Vivendo
7. My Way

<2nd Set>
1. 恋の数え歌
2. 別れのサンバ
3. サウダーヂ神戸
4. 君に一方通行
5. すべてを失ってもいい
6. うたうたいこ
7. Tristeza

<Extra>
さよならのサンバ 

2nd-3:guest musician 山崎 達哉(tb) 

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.11.6 「Choro'n'POW」 和田 充弘( tb. ), 黄 啓傑( tp. ), 松永 敦( tub. ), 見谷 聡一( pandeiro )

11月6日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、パンデイロ奏者の 見谷 聡一 さん、トロンボーン奏者の和田 充弘さん、トランペット奏者の黄 啓傑さん、チューバ奏者の 松永 敦さんによるカルテットユニット「Choro'n'POW」です。

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ショーロとはヨーロッパの音楽とアフリカのリズムが融合してできたと言われているブラジルのポピュラー音楽のスタイルのひとつで、ブラジルでは「 管楽器 + バンドリン + カヴァキーニョ + ギター + パンデイロ 」が基本的な楽器編成ですが、「Choro'n'POW」は、トランペット、トロンボーン、そしてチューバの「3管楽器+パンデイロ」というコード楽器レスなユニークな編成で演奏活動をしています。

演奏では、トランペットやトロンボーンだけでなく、チューバもメロディーを取ったり、パンデイロもソロを取ったりするのが“Choro'n'POW”スタイル。コード楽器のない編成で、ショーロの名曲を次々と演奏していく、だけじゃなく、さまざまな曲を“ショーロ”スタイルで演奏します。

特に今回のライヴの2ndセットは、まさに「Choro'n'POW」の真骨頂とも言うべきセットリスト。
ライヴ当日に和田さんがアレンジしたばかりの新作「待つわ」(これはメンバーのダジャレシリーズの松永さんヴァージョンとして選曲)、「The James Bond Theme」。

裏話を言いますと、リハーサルでメンバー全員で初見で演奏。
そこからそれぞれがアイデアを出し合いブラッシュアップ。
そして本番では、すごくかっこいいブラジリアンアレンジな曲に仕上がっていました。

しかし、エンターテインメント性も盛り込む「Choro'n'POW」。
この日の1stセットの「Sabor A Mi」で見られた、公開ブラッシュアップのように、この2曲もこの日のライヴの初演はこれからもっともっと「Choro'n'POWカラー」に仕上がっていくことと思われます。

1stセットの「Um A Zero」はチューバの松永さんとパンディロの見谷さんのデュオで演奏。
ブラジルの速いテンポを、まるでベースを弾くようにチューバを吹く松永さんならではの演奏。 


恒例となってきました黄さんと見谷さんによるデュオユニット「ショロー☆くらぶ」のハーフタイムショー。

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そして、これも高齢となりつつある見谷さんが来場くださったお客さまに「カズー」をプレゼントされ、そのカズーでみんなで合唱するコーナー。今回のライヴでも、2ndセットでのジェット・ウォン登場で、ジェット・ウォンのオリジナル曲「サウダーヂ神戸」 で行いました。
前回参加くださった方は持参された「カズー」で参加。

見谷さんのパンディロのお弟子さんは持参されたパンディロで演奏参加したりと、「聴く」だけじゃなく「一緒に奏でる」愉しさも提供する「Choro'n'POW」。
音楽が持つ愉しさを体感もさせてくれます。


今回はゲストミュージシャンも登場。
2ndセットでは、この秋、日本から一人で参加してニューヨークでラテンミュージシャンと共演してこられたフルート奏者 深山 真里さんがショーロの曲にジョイント。

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そしてアンコール「What A Wonderful World」では、歌姫 矢野 絢子さんがジョイント。

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トロンボーンの和田さんの“サッチモの歌まね”と矢野さんのピアノのデュオに始まり、見谷さんが創ったグルーヴに乗って矢野さんのヴォーカル。矢野さんが意訳したステキな日本語歌詞ですばらしい歌声とともに聴かせてくださいました。

とにかく、演奏されている皆さんの笑顔がステキで、聴いているお客さまも笑顔になって。

聴かせながらも、愉しませる♪
笑わせながらも、聴かせる!
お客さまも一緒になって演奏を愉しむ!

Choro'n'POWのエンターテインメントを、皆さん満喫されたご様子でした♫


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、卓越した“音楽エンターテインメントショー”のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Flamengo
2. Ainda Me Recordo
3. 黄さんのBAR (和田さんオリジナル曲)
4. 秋風 (見谷さんオリジナル曲)
5. 春風のいたずら (黄さんオリジナル曲)
6. Sabor A Mi
7. Um A Zero
8. Sem Compromisso
9. Receita de Samba

<ショロー☆くらぶ>
1. すべて失ってもいい  (黄さんオリジナル曲)
2. うたうたいこ (見谷さんオリジナル曲)
 
<2nd Set>
1. ラムのラブソング
2. 心のこり
3. 待つわ
4. Vou Vivendo
5. Noites Cariocas
6. The James Bond Theme 
7. サウダーヂ神戸 (黄さんオリジナル曲). 

<Extra>
What A Wonderful World 

1st-5,6, ショロー☆くらぶ,2nd-7:Vocal by ジェット ウォン(黄 啓傑さん)
1st-8, ショロー☆くらぶ:Ukulele by 見谷 聡一さん、枝オカリナ by 松永 敦さん
1st-7:見谷 聡一さん & 松永 敦さんによるデュオ演奏
Extra:サッチモ by 和田 充弘さん
2nd-4,5:guest musician 深山 真里さん(Flute)
Extra:guest musician 矢野 絢子さん(pianoforte & vocal ) 

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.7.31 「Choro'n'POW」 和田 充弘( tb. ), 黄 啓傑( tp. ), 松永 敦( tub. ), 見谷 聡一( pandeiro )

7月31日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、パンデイロ奏者の 見谷 聡一 さん、トロンボーン奏者の和田 充弘さん、トランペット奏者の黄 啓傑さん、チューバ奏者の 松永 敦さんによるカルテットユニット「Choro'n'POW」です。

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ショーロとはヨーロッパの音楽とアフリカのリズムが融合してできたと言われているブラジルのポピュラー音楽のスタイルのひとつ。そのショーロをベースに演奏する「Choro'n'POW」は“Choro and Peace Of  the World”の略で、ショーロンポウ(小龍包)と呼ぶ・・・洒落の利いたバンド名。

ショーロは「 管楽器 + バンドリン + カヴァキーニョ + ギター + パンデイロ 」が基本的な楽器編成ですが、「Choro'n'POW」は、トランペット、トロンボーン、そしてチューバの「3管楽器+パンデイロ」というコード楽器レスなユニークな編成で演奏活動をしています。

またライヴの演奏も、トランペットやトロンボーンだけでなく、チューバもメロディーを取ったり、パンデイロもソロを取ったりするのが“Choro'n'POW”スタイル。
コード楽器のない編成でも、ショーロの名曲を次々と演奏していきます。


さらに“Choro'n'POW”にはメンバー個々人の“見せ場”を多数持ち合わせています。
今回のカフェ・ユーでのライヴで初お目見えしたのは、チューバ担当の松永さんによる“枝オカリナ”。

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ブレイク時間に登場する黄さんと見谷さんによるデュオユニット「ショロー☆くらぶ」の演奏内で披露されました。
「ショロー☆くらぶ」も、ジェット・ウォンことの黄さんのパンディロの叩き語りに加え、見谷さんのウクレレ弾き語りで歌われるなど、ヴァリエーションが増えていました。

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また2ndセットでは、キューバのルーツ音楽「Sabor A Mi」をジェット・ウォンのヴォーカルヴァージョンで演奏。
しかも、歌詞はジェット・ウォンが日本語訳した日本語で、でした。

また、今回のライヴでは、2ndセットでのジェット・ウォン登場で、ジェット・ウォンのオリジナル曲「サウダーヂ神戸」 の時に、見谷さんが来場くださったお客さまに「カズー」をプレゼントされ、そのカズーでみんなで合唱しました。

そしてアンコールでは、トロンボーン担当の和田さんの“サッチモの歌まね”を全面フューチャーしたヴァージョン。

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とにかく、演奏されている皆さんの笑顔がステキで、聴いているお客さまも笑顔になって。

聴かせながらも、愉しませる♪
笑わせながらも、聴かせる!
さらに今回は、お客さまも一緒になって演奏を愉しむ!

Choro'n'POWのエンターテインメントを、皆さん満喫されたご様子でした♫


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、卓越した“音楽エンターテインメント”のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Ainda Me Recordo
2. Vou Vivendo
3. Cochichando
4. 黄さんのBAR (和田さんオリジナル曲)
5. 心のこり
6. 春風のいたずら (黄さんオリジナル曲)
7. Bole Bole 

<ショロー☆くらぶ>
1. すべて失ってもいい  (黄さんオリジナル曲)
2. うたうたいこ (見谷さんオリジナル曲)
 
<2nd Set>
1. Andre de Sapato Novo
2. Chorei
3. Noites Cariocas
4. Sem Compromisso
5. Sabor A Mi
6. サウダーヂ神戸 (黄さんオリジナル曲)
7. ラムのラブソング

<Extra>
What A Wonderful World 

1st-6,ショロー☆くらぶ,2nd-5,6:Vocal by ジェット ウォン(黄 啓傑さん)
ショロー☆くらぶ:Ukulele by 見谷 聡一さん、枝オカリナ by 松永 敦さん
Extra:サッチモ by 和田 充弘さん 

【Live Report】 Tuesday Night Live 2018.4.10 「Choro'n'POW」 和田 充弘( tb. ), 黄 啓傑( tp. ), 松永 敦( tub. ), 見谷 聡一( pandeiro )

4月10日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、パンデイロ奏者の 見谷 聡一 さん、トロンボーン奏者の和田 充弘さん、トランペット奏者の黄 啓傑さん、チューバ奏者の 松永 敦さんによるカルテットユニット「Choro'n'POW」です。

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「Choro'n'POW」は“Choro and Peace Of  the World”の略で、ショーロンポウ(小龍包)と呼ぶ・・・洒落の利いたバンド名。
ちなみにショーロとはヨーロッパの音楽とアフリカのリズムが融合してできたと言われているブラジルのポピュラー音楽のスタイルのひとつで、「 管楽器 + バンドリン + カヴァキーニョ + ギター + パンデイロ 」が基本的な楽器編成とのこと。
ところが「Choro'n'POW」は、トランペット、トロンボーン、そしてチューバの「3管楽器+パンデイロ」というコード楽器レスなユニークな編成。

ショーロの名曲はもちろんのこと、日本の演歌をショーロアレンジにしたり、メンバーのオリジナル曲を演奏したり。
そして今回は初披露の曲もありました。

そのうちの一つは、ショーロの基本的なリズムから和田さんが「このリズムは・・・」と思い当たった日本のアニメソング「ラムのラブソング」。
意外なところに意外な国のリズムが潜んでいるものです!

 
ライヴの演奏も、トランペットやトロンボーンだけでなく、チューバもメロディーを取ったり、パンデイロもソロを取ったりするのが“Choro'n'POW”スタイル。

アイコンタクトを交わしながら、互いに連動する動きは、ブラジルのサッカーのうつくしい連動を観るよう♪
そのハーモニーのうつくしさ、アレンジのすばらしさ、自由な機動力、見事なサポート力、そして全員がエンターテインナーとしてすばらしい、“Choro'n'POW”のチームプレイが随所に見られました♪


2ndセットのオープニングは黄さんと見谷さんによるデュオユニット「ショロー☆くらぶ」で。

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見谷さんによると「ショロー☆くらぶ」はツアー先で結成されたデュオですが、二人でのステージは初、とのこと。
黄さんことジェット・ウォンのパンディロの叩き語りと見谷さんのウクレレでの演奏で歌われたのは「すべて失ってもいい」。 


そして本日は、来店されていたトランペッターの木幡さん、そしてフルート奏者の深山さんも演奏にゲスト参加されて、最大で「4管+2パンディロ」という編成。

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とにかく、演奏されている皆さんの笑顔がステキで、聴いているお客さまも笑顔になって。
ジェット・ウォンの歌声にみんなで合唱したり、見谷さんのお弟子さんがパンディロ参加されたり。

聴かせながらも、愉しませる♪
笑わせながらも、聴かせる!
アミューズメントパークのような愉しいChoro'n'POWのライヴ、今回も満喫致しました♪


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ハイクオリティな“音楽エンターテインメント”のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Noites Cariocas
2. Sonoroso
3. 心のこり
4. Flamengo
5. サウダーヂ神戸 (黄さんオリジナル曲)
6. Ainda Me Recordo
7. ラムのラブソング
 
<2nd Set>
1. すべて失ってもいい  (黄さんオリジナル曲)
2. Vou Vivendo
3. Chorei
4. Receita de Samba
5. 春風のいたずら (黄さんオリジナル曲)
6. 豆腐屋さん (和田さんオリジナル曲)
7. 山吹く風~放課後サウダーヂ~ (見谷さんオリジナル曲)
8. Andre de Sapato Novo

<Extra>
1. Brasil Pandeiro
2. What A Wonderful World 

1st-5,2nd-1,5:Vocal by ジェット ウォン(黄 啓傑さん)
2nd-1:Ukulele by 見谷 聡一さん
E-2:サッチモ by 和田 充弘さん 
1st-5, 2nd-5, Extra-1,2:Guest Trumpet 木幡 光邦さん
2nd-2,3,4, Extra-1,2:Guest Flute 深山 真里さん
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