U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

ワイン

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2025.12.19

12月19日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2025年11月から「南アメリカ大陸」のワインを取り上げています。
その二回目として「アルゼンチン」のワインを取り上げました。

251219001

アルゼンチンは南米大陸の南緯22度から55度の南半分に大きな逆三角形の国土をもち、北から南へ約3200kmにわたって広がっています。

チリとの国境、国土の西側のアンデス山脈の東の麓に沿った地域、南回帰線から南緯40度の間にワイン生産地が連なり、北西部、中央西部、南部に分けられます。
このうち全栽培面積の91%を占めるのが中央西部。
この中央西部から生み出されるワインは、総生産量の約70~75%に上り、なかでも主要生産地となるメンドーサ州には有名なワイナリーが集中しています。

アルゼンチンには2000以上のワイナリーがあり、最新鋭の工場で大量生産をする工場も増えています。かつては国内消費率が高く、デイリーなワインを造っていましたが、近年消費者の嗜好の変化、世界のワインマーケットの品質の変動などに対応して、近代的設備、技術が導入され、世界的なニーズの高い高品質なワイン造りにも取り組んでいます。
 
アルゼンチンのワイン造りにおける最大の特徴は、高地でのブドウ栽培です。
恐らくブドウ畑の平均標高ではNo.1の国はアルゼンチンです。

主な葡萄品種は、
赤ワインの主要品種は、今や世界で評価の高いマルベック、カベルネ・ソーヴィニョン、ボナルダ、シラー。
白ワインの主要品種はシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、シュナン・ブラン、
そして今注目の固有品種トロンテス・リオハーノなどがあります。

アルゼンチンワインの中でも特に定評があるのは、栽培面積トップのブドウ品種であるマルベックから造られる凝縮した果実の風味が特徴の赤ワイン。
マルベックは、アルゼンチンのブドウ栽培面積の2割強を占める、この国で最も広く栽培されているブドウ品種です。
メンドーサ地方などの乾燥した気候や高い標高はマルベックの栽培に非常に適していて、徐々に栽培面積を広げ、ワインの品質も高まっていきました。


今回は、アルゼンチン メンドーサでプレミアムワインに特化したワイン造りを営むワイナリーのカジュアルクラスのワインの3種類を実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

251219002

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2025.11.21

11月21日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2025年11月から「南アメリカ大陸」のワインを取り上げています。
その一回目として「ウルグアイ」のワインを取り上げました。

251121001

ウルグアイは南米大陸で4番目の生産規模を誇っている、熱心なワイン愛好国です。
大西洋の影響を受けるワインがその特徴です。

ウルグアイの国土は日本の半分程度の大きさで、人口は約349万人で、首都はモンテビデオです。
ワインの生産はアルゼンチン、チリ、ブラジルに次いで南米では4番目。

国は全体的に平坦で、あまり山のない地形です。国内の最高峰で「ウルグアイのアンデス」と呼ばれるカテドラル山の山頂でもたった約513mしかありません。

ウルグアイの気候は晴天こそ多いですが、隣のアルゼンチンに比べると雨が多く年間の平均雨量は900~1,250mm程です。平均気温を考慮に入れるとやや湿度を高めにしたボルドーに近め。
南大西洋の南極海流による影響を受けます。

最重要ワイン産地の南部の海岸沿いの地域は海流の影響で夕方になるとよく涼風が吹き、夜は冷えます。そのためブドウの成熟はゆっくり進んでいきます。
秋雨が早く訪れる年を除けば、フレッシュな酸味のある魅力的なワインになります。このフレッシュさが昔から良いウルグアイワインに共通する好ましい特徴として大切にされています。

マルベックがフランスからアルゼンチンに渡って大成功したように、フランス原産のブドウ品種「タナ」の第二の故郷となるのはウルグアイだと言われています。
タナはフランスの西南地方「マディラン」を起源とされている品種で、マディランでは現在でも大切に栽培されています。日焼けのように色づいたという意味のTanatに由来していると考えられている、濃い果粒の色合いと高いタンニン濃度が特徴です。

雨の多いウルグアイの気候はこのタナのタンニンに丸みをもたらし、さらに柔らかなワインにするためメルローやピノ・ノワールとブレンドされることもあります。
ウルグアイ産タナの最良のものはフレッシュさと熟成ポテンシャルを併せもち、本家マディランの典型例とはかなり異なり、瓶詰後1~2年で美味しく飲めるスタイルのものが主流です。


今回は、ウルグアイの7割を占める南側の産地のワイナリーと、ブラジルとの国境付近の注目の産地のワイナリーのワインの3種類を実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

251121002

251121003

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2025.10.17

10月17日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2025年2月から「南アフリカ」のワインを取り上げています。

250221002

南アフリカ共和国は、インド洋と大西洋にはさまれたアフリカ大陸の最南端に位置します。
南アフリカ共和国はサバンナのイメージがありますが、サバンナはもちろん、南アフリカ共和国には山岳地帯や半砂漠地帯、低木地や草原、熱帯気候に地中海性気候・・・場所によってさまざまな表情がある産地です。

 南アフリカ共和国の葡萄栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。葡萄栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。

今回は、南アフリカ共和国のコースタル・リージョンの「コンスタンシア」のワインをテイスティングしました。

251017コンスタンシア

アフリカ有数の世界都市であり風光明媚な観光名所として知られている南アフリカのウエスタン・ケープの州都ケープタウン南に位置する「コンスタンシア」(Constantia)地区は、その起源を1685年まで遡ることができる程の深い歴史があります。

とりわけ18-19世紀の時代には、伝説の甘口ワインVin de Constance(ヴァン・ド・コンスタンス)で名を馳せたという記録が多く残っていて、かの英雄ナポレオン・ボナパルトらを含む当時の王や皇帝たちからその味わいを大絶賛されただけでなく、ジェーン・オースティンやチャールズ・ディケンズといった文豪たちをも虜にし、彼らの文学にもその名が登場したほどです。

こうした輝かしいエピソードがある一方、1860年代に起きたフィロキセラとうどんこ病の流行でコンスタンシアのブドウ畑は壊滅状態まで追い込まれ、その後1980年代頃になるまでは、見向きもされなくなってしまったという悲しい過去もある地域です。

今日では、生産者の数はそれほど多くはありませんが、皆クオリティにフォーカスしています。産み出されるワインでとりわけ注目されるのが高品質なソーヴィニヨン・ブランやボルドーブレンド、またミュスカからの甘口ワインです。


白ブドウの主要品種はソーヴィニヨン・ブランにシャルドネ、そしてミュスカです。
黒ブドウではカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロといったボルドー品種が主要品種で、より温かい斜面下部の畑で見られます。より長い日照時間の恩恵を受け見事に完熟したブドウは、リッチで濃厚な味わいを生みます。

今回は、「コンスタンシア」に本拠地を置くワイナリーのワインをひとつ、そして南アフリカ総集編として、ステレンボッシュのワイン、さらに甘口ワインとしてフランシュックのワイナリーのワインの3種類を実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

251017001

251017002

251017003

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2025.9.19

9月19日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2025年2月から「南アフリカ」のワインを取り上げています。

250221002

南アフリカ共和国は、インド洋と大西洋にはさまれたアフリカ大陸の最南端に位置します。
南アフリカ共和国はサバンナのイメージがありますが、サバンナはもちろん、南アフリカ共和国には山岳地帯や半砂漠地帯、低木地や草原、熱帯気候に地中海性気候・・・場所によってさまざまな表情がある産地です。

 南アフリカ共和国の葡萄栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。葡萄栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。

今回は、南アフリカ共和国のケープ・サウス・コースト・リージョンの「ロバートソン」のワインをテイスティングしました。

250919002

ロバートソン」(Robertson)は、ブレード・リヴァー・ヴァレーに位置する栽培面積1位を誇るワイン産地で、「ワインとバラの谷」として知られています。また競走馬の飼育地としても知られています。

高品質なシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどのブドウが栽培され、特にグラハム・ベック などのMCC(メトード・キャップ・クラシック)生産者の本拠地があります。

ブレード・リヴァー・ヴァレー地域は、コースタル・リージョン東部とケープ・サウス・コーストの北側と接し、大陸性気候や高山性気候、温暖な地中海性気候があります。
生産地は名前の通り、ブリード川沿いに広がっています。

降雨量は産地により差が大きいため、灌漑設備や発酵技術を早期から取り入れた地域です。
ブランデー産業とともに発展を遂げた地域でもあります。

海から100kmほど内陸にあり、夏は高温になりますが、インド洋からブリード川沿いに吹く湿気を含んだ冷涼な南東の風がこの盆地を冷やしてくれる影響で昼夜の寒暖差が大きく、それによってブドウの色付きが良くなります。
年間降雨量が少ないため、近郊のダムを築き、運河を引いて灌漑によるブドウ栽培が行われています。
土壌は非常に多様で、砂質またはローム質の沖積土壌や粘土質が豊富な赤土系ローム、ボッケフェルト頁岩、さらには石灰質土壌も多く見受けられます。

 主なブドウ品種は白がシャルドネやソービニョン・ブラン、赤はシラー、カベルネ・ソーヴィニョンなど土壌に合わせた多様な品種が栽培されています。


新世界らしい果実味がありつつ、しっかりとした酸味とバランスの取れた上品な味わいが特徴で、飲み飽きしないワインが多いとされています。

今回は、「ロバートソン」に本拠地を置く女性の技術向上プロジェクトや地域の技術センターのスポンサーなど、企業としての社会貢献活動も積極的に行っているワイナリーのワインを実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

250919001

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2025.8.22

8月22日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2025年2月から「南アフリカ」のワインを取り上げています。

250221002

南アフリカ共和国は、インド洋と大西洋にはさまれたアフリカ大陸の最南端に位置します。
南アフリカ共和国はサバンナのイメージがありますが、サバンナはもちろん、南アフリカ共和国には山岳地帯や半砂漠地帯、低木地や草原、熱帯気候に地中海性気候・・・場所によってさまざまな表情がある産地です。

 南アフリカ共和国の葡萄栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。葡萄栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。

今回は、南アフリカ共和国のケープ・サウス・コースト・リージョンの「フランシュック」のワインをテイスティングしました。

250822001

オリファンツ・リヴァー」(Olifants River)は、スワートランドの北に位置し、南部には、コウエ・ボッケフェルト山やフールフォンテイン自然保護区山系にはじまり、シーダーバーグ山系やウィンターフック山脈からオリファンツ川に沿いに北進して大西洋に至ります。

様々なメソ気候を擁するのが特徴で、土壌はテーブルマウンテン砂岩とマルメスブリー頁岩が主体です。中部クランウィリアムを抜けるとなだらかな丘陵地帯、北部は平野となり、侵食や風化の影響によって作り出された砂質沖積土壌から赤粘土のロームまで多彩です。

比較的暖かく乾燥した地中海性気候のエリアで、大西洋から海風の恩恵によって寒暖差が大きい地域です。

1700年中期にはブドウ木などの果樹栽培が開始されましたが、柑橘類の名産地としてシトラスダルと名付けられた街もあります。

白はシュナン・ブランやソーヴィニョン・ブラン、赤はグルナッシュ、シラー、ピノ タージュやカベルネ・ソーヴィニヨンが多く栽培されています。

リーズナブルで高品質なワインが産出されているエリアですが、近年大西洋側のバンブスベイでは、優秀なソーヴィニョン・ブランが造られています。

またオリファンツ・リヴァー地域の境界で、標高が高く冷涼なセダバーグ地区でも優秀なワインが生産されていたり、少量ではありますが、高樹齢のグルナッシュやサンソーから素晴らしいワインが生産され、近年注目されているエリアです。


今回は、「オリファンツ・リヴァー」に本拠地を置くOrganicワイン生産者としても毎年数多くのメダルを受賞しているワイナリーのワインを実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

250822002








アクセス&コンタクト
QRコード
QRコード