本日は、「ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
7月からは新たに、「スペイン」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトしています。
今回からは「スペインワインの産地を巡る」と題して、スペインワインの「地域」にスポットを当てて、ワインを取り上げていきます。
今回取り上げました地域は、「ラ・マンチャ地方」です。
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7月からは新たに、「スペイン」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトしています。
今回からは「スペインワインの産地を巡る」と題して、スペインワインの「地域」にスポットを当てて、ワインを取り上げていきます。
今回取り上げました地域は、「ラ・マンチャ地方」です。
ラ・マンチャ(La Mancha)は、スペインの首都マドリッドの東に位置する大きな地域、スペイン中央部のカスティーリャ=ラ・マンチャ州に所在するワイン産地で、スペインワインの原産地呼称制度では「原産地呼称」(DO)に指定されています。
2010年時点のブドウ栽培面積は168,119ヘクタールであり、世界最大級のブドウ産地です。このカスティージャ・ラ・マンチャで、スペインワイン全体の3分の1が生産されます。原産地呼称資格のある畑は産地全体の半分以下ではあるものの、オーストラリアのブドウ畑の総面積よりも広い面積を誇ります。
2010年時点のブドウ栽培面積は168,119ヘクタールであり、世界最大級のブドウ産地です。このカスティージャ・ラ・マンチャで、スペインワイン全体の3分の1が生産されます。原産地呼称資格のある畑は産地全体の半分以下ではあるものの、オーストラリアのブドウ畑の総面積よりも広い面積を誇ります。
地名となっている「マンチャ」は「乾いた土地」というアラビア語から名づけられたもので、その名の通りのスペインの乾燥地域です。
スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』の主人公は、ここラ・マンチャの出身。自らを伝説の騎士と思い込んで旅に出る物語、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の作者です。
気候は大陸性気候の強い影響を受け、日中から夜にかけて、また夏から冬にかけて、気温は劇的に変化します。
かつてはアイレンを使ったリーズナブルな白ワインの産地として知られていましたが、近年では、センシベル(テンプラニーリョ)やモナストレルを使った個性豊かな高級ワインの生産にも力を入れ始めています。