12月は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪
ただいま、「フランス」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。
フランスの“ワイン産地”にフォーカスして、さまざまなフランスワインの産地を巡っています。
フランスワイン産地を巡る旅の最終回となる第14回目は「ブルゴーニュ」でした。
ブルゴーニュは、ボルドーと共に、フランスの誇る大銘醸地。ワイン造りの歴史は古く、ローマ時代にまで遡ります。ですが、今日の名声を築く基になったのは、12 世紀、シトー派修道僧による葡萄畑の開墾です。かのロマネ・コンティやクロ・ヴァーショをはじめ、銘酒は殆ど修道院所領であった畑のものです。
ブルゴーニュと言う名称は、14~15 世紀にかけてフランス王家を凌ぐほどの勢力でベルギーやオランダをも支配していたブルゴーニュ大公国だったことによります。
夏は日照量が多く冬は寒さ厳しい大陸性気候は葡萄栽培に最適で、素晴らしいワインが生まれます。この気候とこの地に適した醸造法が長い時間をかけて練り上げられ、ブルゴーニュワインのスタイルを完成させました。
ブルゴーニュの特徴は単品種でワインが造られることです。
単一の葡萄品種でワイン造りを行いますが、変化に富む自然条件から、畑の区画ごとにミクロクリマ(微気候)が見られ、産出されるワインは多様性に富みます。
赤は、ピノ・ノワール。白はシャルドネ。(例外はボージョレーの赤でガメイ種)
ですがAC の中には、ごく例外的にピノ・ノワールおよびシャルドネ以外を使うものもあります。
今回は、ブルゴーニュの白ワインに焦点を当てて3種類、ピックアップしました。
ブルゴーニュを代表する白葡萄品種“シャルドネ”はもちろん、ブルゴーニュの固有品種である“ピノ・ブラン”(アルザスで使用されているピノ・ブランと別品種になります)、そしてブーズロンがAOC と認められてからは、酸味だけが際立つことのない、ふくよかな厚みのあるワインとして、世間の注目を集めるようになった“アリゴテ”、そのブーズロンのアリゴテのワインを取り上げました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪
ただいま、「フランス」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。
フランスの“ワイン産地”にフォーカスして、さまざまなフランスワインの産地を巡っています。
フランスワイン産地を巡る旅の最終回となる第14回目は「ブルゴーニュ」でした。
ブルゴーニュは、ボルドーと共に、フランスの誇る大銘醸地。ワイン造りの歴史は古く、ローマ時代にまで遡ります。ですが、今日の名声を築く基になったのは、12 世紀、シトー派修道僧による葡萄畑の開墾です。かのロマネ・コンティやクロ・ヴァーショをはじめ、銘酒は殆ど修道院所領であった畑のものです。
ブルゴーニュと言う名称は、14~15 世紀にかけてフランス王家を凌ぐほどの勢力でベルギーやオランダをも支配していたブルゴーニュ大公国だったことによります。
夏は日照量が多く冬は寒さ厳しい大陸性気候は葡萄栽培に最適で、素晴らしいワインが生まれます。この気候とこの地に適した醸造法が長い時間をかけて練り上げられ、ブルゴーニュワインのスタイルを完成させました。
ブルゴーニュの特徴は単品種でワインが造られることです。
単一の葡萄品種でワイン造りを行いますが、変化に富む自然条件から、畑の区画ごとにミクロクリマ(微気候)が見られ、産出されるワインは多様性に富みます。
赤は、ピノ・ノワール。白はシャルドネ。(例外はボージョレーの赤でガメイ種)
ですがAC の中には、ごく例外的にピノ・ノワールおよびシャルドネ以外を使うものもあります。
今回は、ブルゴーニュの白ワインに焦点を当てて3種類、ピックアップしました。
ブルゴーニュを代表する白葡萄品種“シャルドネ”はもちろん、ブルゴーニュの固有品種である“ピノ・ブラン”(アルザスで使用されているピノ・ブランと別品種になります)、そしてブーズロンがAOC と認められてからは、酸味だけが際立つことのない、ふくよかな厚みのあるワインとして、世間の注目を集めるようになった“アリゴテ”、そのブーズロンのアリゴテのワインを取り上げました。