本日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の楽しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
本日、谷口さんがご紹介くださいましたのは、「パットの夢」です。
この作品は「赤毛のアン」シリーズで日本でも人気のL.M.モンゴメリの作品です。
舞台は「赤毛のアン」と同じ、プリンス・エドワーズ島。
その島の「銀の森(シルヴァー・ブッシュ)屋敷」で暮らす主人公パットの話です。
銀の森とは白樺の森のこと。月灯りで銀色に輝くのだそうです。
パットの話、そしてアンの話を読むと、パットはアンであり、そしてモンゴメリ自身である。
と谷口さんはおっしゃいました。
うつくしい自然描写はモンゴメリの真骨頂。
そして人間描写もモンゴメリ作品のエッセンスになっています。
モンゴメリ自身の人生はというと、プリンス・エドワーズ島から離れた場所で生涯を送り、理想的な異性とは恋を成就することなく、牧師夫人としてゴシップや悪口を公言することを控えた暮らしを送っていたそうです。
そのストレスや自分の叶わなかった人生を、モンゴメリは自分の文学作品に注ぎ込んだのではないか?と谷口さん。
だからモンゴメリ作品の主人公は、モンゴメリが本当に生きたかったようにうつくしい自然の中で人生を謳歌しているのかもしれません。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
本日、谷口さんがご紹介くださいましたのは、「パットの夢」です。
この作品は「赤毛のアン」シリーズで日本でも人気のL.M.モンゴメリの作品です。
舞台は「赤毛のアン」と同じ、プリンス・エドワーズ島。
その島の「銀の森(シルヴァー・ブッシュ)屋敷」で暮らす主人公パットの話です。
銀の森とは白樺の森のこと。月灯りで銀色に輝くのだそうです。
パットの話、そしてアンの話を読むと、パットはアンであり、そしてモンゴメリ自身である。
と谷口さんはおっしゃいました。
うつくしい自然描写はモンゴメリの真骨頂。
そして人間描写もモンゴメリ作品のエッセンスになっています。
モンゴメリ自身の人生はというと、プリンス・エドワーズ島から離れた場所で生涯を送り、理想的な異性とは恋を成就することなく、牧師夫人としてゴシップや悪口を公言することを控えた暮らしを送っていたそうです。
そのストレスや自分の叶わなかった人生を、モンゴメリは自分の文学作品に注ぎ込んだのではないか?と谷口さん。
だからモンゴメリ作品の主人公は、モンゴメリが本当に生きたかったようにうつくしい自然の中で人生を謳歌しているのかもしれません。