U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

パイオニア・ガール

【Salone report】 2022.2.15 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

2月15日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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今回、谷口さんが取り上げました英米児童文学は谷口さんが翻訳された、「大草原のローラ物語 パイオニア・ガール」でした。

娘ローズに自らの体験を語っていたローラに、書き留めておくことを薦めたローズ。
すでに作家として、また新聞社の編集者としても才能を発揮していたローズは、ローラの体験の覚書を「フィクション」にすることを提案します。

その覚書を、大草原のローラシリーズの作品との関係性の解説付きで出版されたのが「パイオニア・ガール」で、アメリカの著者パメラさんと関係性を築いた谷口さんが翻訳を担当されました。
日本語訳の方では、一連の大草原のローラシリーズとの関係性があることを題名からもわかりやすくするために、「大草原のローラ物語 パイオニア・ガール」になりました。

谷口さんは、作曲家と編曲家の関係になぞらえて、ローラとローズの関係を説明されました。

大草原のローラ物語 パイオニア・ガール」を読むことで、ローラのノンフィクションがどのようにして世界中で愉しまれる文学作品(フィクション)になったか? その味付け具合を愉しむことができます。

一例をあげると、ローラのお父さんや姉のメアリのキャラクターにふくらみを与えたりしています。


また「大草原のローラ」シリーズの「はじめの四年間」は、それまでのローラシリーズとは少し趣が異なることを感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、その理由もご説明くださいました。

この本は、ローラも、そしてローズもこの世を去ってから出版された本。
この本の存在はローラもローズも知らないもの。
ローラが亡くなった後に、原稿が見つかり、それを元に出版された本なのです。

谷口さんが仰るに、「はじめの四年間」は文学作品「大草原のローラ」シリーズの続編、というよりも覚書「パイオニア・ガール」の続編と捉えるとよい、とのことです。

つまり、覚書のままではなく、いかに文学作品に仕上げるか、が「はじめの四年間」を読むと間接的にわかる、とも言えるかもしれません。

ローラとローズが、自らの体験を、どのようにして、誰もが愉しめる文学作品にしたのか?
その魔法を知りたい方は、「大草原のローラ物語 パイオニア・ガール」を読むことをお薦め致します。

【翻訳家 谷口由美子の茶論トーク】 2017.10.17 大草原のローラシリーズの原書「パイオニア・ガール」の出版直前講座です

「大草原の小さな家」シリーズをはじめ、「赤毛のアン」、「若草物語」、「サウンド・オブ・ミュージック」など、時代を超えて今なお読み継がれるあまたの英米児童文学。
その多くの英米児童文学の翻訳をされている谷口 由美子さんにお越しいただき、それぞれの作品にまつわる魅力的なエピソードをお話いただくお茶会、それが
翻訳家 谷口由美子の茶論(サロン)トーク 英米児童文学の愉しみ
です。


物語の世界と実際の原作者の生活との関係性や、
舞台化または映画化されるにあたって変更された部分やその理由などなど。
今でもその瑞々しい魅力を持ち続ける英米児童文学を、もっともっと読んでみたくなる♪
そんなお話に溢れるお茶会です。
大人の方はもちろん、これから英米児童文学に出会うお子さんにも参加して頂きたいお茶会です。


次回は、10月17日 14:00 から、「パイオニア・ガール 出版直前講座」です。

日本でも人気のローラ・インガルス・ワイルダー作の「大草原のローラ」シリーズ。
その原典とも言うべきローラの書き溜めた原稿とその解説で編成された「パイオニア・ガール」。
いよいよ2017年12月に出版されます。
その出版直前での講座で、一番ホットな情報をお話いただきます♪
「大草原のローラ」シリーズの新たな魅力を、あなたにもお愉しみいただけたら嬉しいです ♪


参加費 ¥2,000+カフェオーダー
U_U サポーター'sチケットご利用の方 ¥1,500+カフェオーダー

お問い合わせまたはお申し込みは、03-3944-2356 ガレリア カフェ ユウにお電話いただくか、もしくは[u_u_info]宛てにメールにて、ご一報くださいませ♪

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【翻訳家 谷口由美子の茶論トーク】 2017.2.7 「大草原のローラ」の最新翻訳本のお話です

「大草原の小さな家」シリーズをはじめ、「赤毛のアン」、「若草物語」、「サウンド・オブ・ミュージック」など、多くの英米児童文学の翻訳をされている谷口 由美子さんにお越しいただき、それぞれの作品にまつわる魅力的なエピソードをお話いただくお茶会、
翻訳家 谷口由美子の茶(サロン)論トーク 英米児童文学の楽しみ

物語の世界と実際の原作者の生活との関係性や、
舞台化または映画化されるにあたって変更された部分やその理由などなど。

今でもその瑞々しい魅力を持ち続ける英米児童文学が、もっともっと読んでみたくなる♪
そんなお話に溢れるお茶会です。

大人の方はもちろん、これから英米児童文学に出会うお子さんにも参加して頂けたらと思います。
次回は、2月7日 14:00 から、『大草原の小さな家』の作者、ローラ・インガルス・ワイルダーの新作、「パイオニア・ガール」のお話です。

現在谷口さんが翻訳中のローラ・インガルス・ワイルダーの本。
「大草原の小さな家」シリーズすべてを網羅する内容として1冊の本として出版されます。
その本の最新情報を、ローラの生誕150周年のまさにその日に行います。
ローラの新刊にまつわるお話を、あなたともシェアできましたら悦びです。

お問い合わせまたはお申し込みは、03-3944-2356 ガレリア カフェ ユウにお電話いただくか、もしくは[u_u_info]宛てにメールにて、ご一報くださいませ♪

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