U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

ハの字ハムサンド

【Salone Report】 三月うさぎと帽子屋とアリスの「マッドティーパーティ」

3月21日は、「アリスの国の不思議なお料理(ジョン・フィッシャー作 開高道子訳)」のレシピを実際に創って、みんなで味わうお料理会、「アリスの国の不思議なお料理会」のスペシャル版、「三月うさぎと帽子屋とアリスの「マッドティーパーティ」」を開催しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

アリスの世界でたくさん登場する食べ物に関する記述を体験してみたいと言うファンのために、その世界をレシピにしたのがジョン・フィッシャー著「アリスの国の不思議なお料理」です♪
その中にあるレシピを再現して実際に食べてみるお食事会を、毎年、アリスの話が生まれた7月4日にちなんで開催しています。 

今回は、「不思議の国のアリス」に登場する「三月うさぎと帽子屋」のティーパーティーを模して、アフタヌーンティーにふさわしいメニューを選んでレシピを再現してみました。
創りましたメニューはこちら。

180321001

左上:チェシャー猫のひげ風チーズ棒
右上:ハの字ハムサンド
左下:小石もどきケーキ
右下:U_Uオリジナル不思議の国のパウンドケーキ

右下のパウンドケーキとジャムは、カフェ・ユウのオリジナルレシピです。
そしてお茶は、【水中庭園】が描く「不思議の国のアリス」ブレンドハーブティをお出ししました。

また、パーティ中にはアリスコレクターの方がお持ちの「不思議の国のアリス」の映画の中から、ディズニーが制作したアニメーション(日本語吹替版)を鑑賞しました。
映画はミュージカル仕立てになっていて、音と映像のシンクロ、登場キャラクターの動きの滑らかさはさすがディズニー、でした。

映画のあとはこれもアリスコレクターの方がお持ちの貴重なルイス・キャロルをテーマした映像を鑑賞しました。その映像の中には、晩年の(アリスの話のモデルになった)アリス・リデルさんの映像と肉声が!
アリスの物語を世に出したルイス・キャロルのことでも、話が盛り上がりました♪
 
参加下さいました皆さまとともに、愉しい経験ができて嬉しいです♪ 

【Salone Report】 アリスの国の不思議なお料理会

本日は、「アリスの国の不思議なお料理(ジョン・フィッシャー作 開高道子訳)」のレシピを実際に創って、みんなで味わうお料理会、「アリスの国の不思議なお料理会」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

1862年7月4日、ルイス・キャロル率いる一行はランチボックスを手にボートに乗り込みテムズ川を川下り♪
アリスを含むリデル姉妹にねだられて即興で作ったお話が「アリス」のお話です。
その時のお話をさらに膨らませて後に、1865年の同じく7月4日に出版されたのが「不思議の国のアリス」。
その、アリスのお話のお誕生日を記念して当店で毎年開催されるのが「アリスの国の不思議なお料理会」。

アリスの世界でたくさん登場する食べ物に関する記述を体験してみたいと言うファンのために、その世界をレシピにしたのがジョン・フィッシャー著「アリスの国の不思議なお料理」です♪
その中から、今回も3品を再現して実際に食べてみました。 
今回も、アリスコレクターの方による、件の物語のシーンの解説とともに、皆さんで実食していただきました。 

最初にお出ししましたのは「ハの字ハムサンド」。

170705001

このレシピの題材は「鏡の国のアリス」です。
鏡の国に迷い込んだアリスの不可思議な冒険はチェスをベースにしています。
このレシピが関係するのは白の王様とのやり取りのシーン。

言葉遊びが好きなルイス・キャロルは登場人物のアリスにも文中で言葉遊びをさせます。
原文では“H”を使った言葉遊びが展開されます。
そこで登場するのが、HAM-SANDWICHES(ハムサンド)とHAY(干し草)です。

ジョン・フィッシャーが創作したレシピはとてもシンプル、でかつ美味しい。
というのが過去創ってきて感じることで、今回のこのハムサンドのハムペーストもシンプル&簡単&おいしいのスグレモノ。
カイエンペッパーを掛けることが推奨されているレシピです。

2品目は「羊の脚のロースト」 。

170705002

こちらも「鏡の国のアリス」から。
女王になったアリスの饗宴に出てくる品のひとつ。
しかし、アリスは食べることができません。なぜなら・・・それは物語をお読みいただいて。
参加くださった皆さんは食べました。

こちらもシンプルな味付け、そしてオーヴンの温度を2段階に分けて焼くレシピ。
そのお陰か、骨付き羊肉は表面は焼け色が付いているのに柔らかく仕上がります。

3品目は「手品風プディング」 。

170705003

こちらも「鏡の国のアリス」のアリス女王の饗宴に出てくる品です。
なぜ「手品風」かというと・・・これもお話をお読みいただくとわかります。
こちらのレシピは少し変わったプディングで、パン粉を使います。
そして鍋にお湯を張って湯煎で蒸すこと6時間!
蒸しあがると写真のようにブラウン色になっています。
レシピのお薦め添え物のひとつ、ラムバター(こちらのラムはラム酒)を添えて召し上がっていただきました。

参加いただいた方は実感くださるのですが、イギリスのレシピは美味しいです。
ただし、食材の味を活かしたレシピばかりなので、食材の味が決め手になると言えます。


ところで、「アリス・・・」の作家 ルイス・キャロルは数字の42が好きなことは研究家の間ではよく知られていることです。
「不思議の国のアリス」の挿絵の数が42だったり、帽子屋の帽子に書かれた数字や3人のトランプ兵に隠されていたり、42を探すのも研究家の中ではひとつの愉しみなのだとか。
でも、なぜルイス・キャロルが42が好きなのかは、いまだもって謎なのだそうです。
そんな話にも花が咲きながら、今年もアリスの不思議な料理を実食致しました。

参加下さいました皆さまとともに、愉しい経験ができて嬉しいです♪ 

【スペシャルサローネ】 2017.7.5(Wed) 今年の「アリスの国の不思議なお料理会」は羊の脚のロースト、ほか2品です

ルイス・キャロルが、3姉妹にボート遊びの時に、次女のアリスを主人公に語った創作話。
それを本にまとめてアリスにあげたのが話題となり、話にすこし手を加えて出版されたのが「不思議の国のアリス」、そしてその続編が「鏡の国のアリス」です。

お話の中で、アリスはいろんなものを飲んだり食べたりします。
そんなルイス・キャロルのアリスの話にインスピレーションを得て創られたレシピ集が、ジョン・フィッシャーの「アリスの国の不思議なお料理」です。そのレシピを実際に創って、みんなと実際に味わってみる会が「アリスの国の不思議なお料理会」です。

今回挑戦するレシピは「不思議の国のアリス」のお話に関係するメニューに限定しまして、

 ハの字ハムサンド
 羊の脚のロースト
 手品風プディング

の3品です。
どんなお料理になるのか?
どんなお味になるのか?
それは実際に作ってみて味わうしかありません♪

それぞれの料理には、不思議の国のアリスの場面が関連しています。
今回も、アリスのコレクターの方がご参加くださり、関連するアリスの場面などのお話くださいます。
アリスの話にも華咲きながら楽しいお食事会。
ご興味ございます方、ぜひお申し込みください。

開催日時 7月5日(Wed) 19:30~
参加費 ¥3,000+カフェオーダー
U_U サポーター'sチケットご利用の方は ¥2,500+カフェオーダー
定 員 12(予約優先制です)

お問い合わせまたはお申し込みは、03-3944-2356 ガレリア カフェ ユウにお電話いただくか、もしくは[u_u_info]宛てにメールにて、ご一報くださいませ♪

170705000
map500

アクセス&コンタクト
QRコード
QRコード