U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

スペイン

【Galleria U_U】 北田智栄子 タイルアート展

4月になりました。
4月のガレリア・ユーの展示は、「北田智栄子 タイルアート展」を開催致しております。

北田 智栄子さんは、本場スペインで学んだ本場の技術でタイルアートを制作しているアーティスト。
スペインの釉薬で描く色彩豊かなタイルアートを間近で見ることができる展示販売会です。 

北田さんが本場スペインで魅せられたヨーロッパの豊かな色彩をふんだんに取り入れ、アラベスク模様のタイル、華やかな絵皿、そして動物をモチーフとした可愛い作品や日本ならではのモチーフとミックスさせた作品が並んでいます。

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作品展は4/29(月)まで開催します。
 
販売、オーダーの受け付けもいたします。(対応はカフェのスタッフがいたします)

また会期中、4月13日にワークショップを開催いたします。

ワークショップでは7.5cmマグネットタイルを作成します。
いくつかのパターンから図柄を選びお好きな色で彩色。スポイトを使った手法でタイルアート制作を体験できます。スイーツとドリンクでのお茶会付です。夜の会はお酒とおつまみもお選びいただけます。
こちらもどうぞ、お愉しみください♪ 


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※来店の折にはカフェオーダーをお願いいたします。
※休館日時がございます。詳しい情報はこちらをご覧いただきますか、
 03-3944-2356 ガレリア カフェ ユーにお電話にてご確認ください。

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2019.2.15

本日は、「ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

7月からは新たに、「スペイン」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトしています。
「スペインワインの産地を巡る」と題して、スペインワインの「地域」にスポットを当てて、ワインを取り上げてきましたが、前回から2回は「葡萄品種」に焦点を当ててテイスティング致します。
今回は「スペインの白葡萄品種」です。

スペインのワイン造りの歴史は3,000年を越え、スペインならではのヴァラエティに富んだ固有品種が、それぞれ個性豊かな産地で栽培されてきました。そして近年、スペインを原産地に、あるいは限定された地域に古くから根付いてきた固有品種のなかで、その復活が注目され、あるいは品質が再評価されるようになったものが増えてきています。

スペインは“赤ワイン”のイメージが強い国ですが、白ワインの名醸地もあります。

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左から、ラ・マンチャの“アイレン”、ルエダの“ヴェルデホ”、そしてリアス・バイシャスの“アルバリーニョ”です。

アイレン(Airén)”はスペインで最も生産量の多い白葡萄品種です。また、同時に黒葡萄を含めてスペインで最も生産される葡萄品種でもあります。
2007年時点のデータでは、アイレンの栽培面積は約28.5万haで、2位のマカベオ(ビウラ)が約3.5万haであることを考えると、どれだけ圧倒的かわかると思います。

ヴェルデホ(Verdejo)”の主な栽培地はカスティーリャ・イ・レオン州のDOルエダです。アルフォンソ6世の時代、11、12世紀にルエダに植えられましたが、原産地ははっきりしていません。
石灰質の小石の多い土壌で主に育ち、厳寒や猛暑、干ばつにも耐える品種で、ルエダのように夏冬や昼夜の寒暖差の大きな土地でこそ、この品種の果実味、アロマの豊かさが発揮されます。フレッシュで芳香に富み、コクが強く、酸度にも恵まれたワインとなります。

アルバリーニョ(Albariño)”はガリシア州原産か、あるいは12世紀にサンディアゴ・デ・コンポステラへ向かう修道士たちによってライン川流域から運ばれてきたという説もあります。
現在ではガリシア州のスター品種であり、スペインで最も高貴な白ワイン用品種と評されます。
DOリアス・バイシャスの全域で栽培され、このDOワインの主要品種となっています。
小ぶりの房で、果粒は中くらいの大きさ、果皮は黄金がかった黄色をしています。非常に香り高く、酸味も豊富で、口あたりのよい、バランスのとれた辛口の白ワインとなります。


今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Salone Report】 Wine Lovers Club 2019.1.18

本日は、「ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

7月からは新たに、「スペイン」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトしています。
「スペインワインの産地を巡る」と題して、スペインワインの「地域」にスポットを当てて、ワインを取り上げてきましたが、今回から2回は「葡萄品種」に焦点を当ててテイスティング致します。
今回は「スペインの黒葡萄品種」です。

スペインのワイン造りの歴史は3,000年を越え、スペインならではのヴァラエティに富んだ固有品種が、それぞれ個性豊かな産地で栽培されてきました。そして近年、スペインを原産地に、あるいは限定された地域に古くから根付いてきた固有品種のなかで、その復活が注目され、あるいは品質が再評価されるようになったものが増えてきています。
その中でも、スペインの高級ワインはほとんどこの品種を原料としている、まさにスペイン最高の赤ワイン用品種、といえば「テンプラニーリョ(Tempranillo)」です。

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リオハ、ナバーラ地方の原産品種と言われ、「早熟」という意味をもちます。
栽培面積世界4位(※2010年O.I.V.データ)ですが、そのうちのほとんど(95%程度)をスペインと隣国のポルトガルで栽培しています。
とても多くの別名(シノニム)を持つ葡萄で、同じスペイン国内でも地域によって呼び方もさまざまで、マドリードとラ・マンチャではセンシベル、カスティーリャ・イ・レオン州ではティント・フィノまたはティント・デル・パイス、カタルーニャではウル・デ・リェブレと呼ばれます。隣国のポルトガルでは、アラゴネスやティンタ・ロリスという名前で呼ばれます。

北方から持ち込まれた品種のため、成熟が早く、収穫は9月中旬頃から行われます。
非常に繊細で香りがよく、タンニンも酸度も豊かで長期熟成に耐えられます。 
スペイン中で栽培され、様々なスタイルのワインを生む葡萄のため、味わいの特徴をまとめるのはなかなか難しい葡萄の一つです。酸は適度にあり、タンニンも滑らかながら量は十分。繊細で華やかな香りを持つ品種と言われます。スペインはアメリカン・オークの樽で長期熟成したワインを好む傾向があるため、しっかりとした樽香や、熟成由来のなめし皮やタバコ、ドライフラワーなどを思わせる香りを持つ事が良くあります。

今回は、テンプラニーリョを100%使用した、ラ・マンチャ、リオハ、カタルーニャのワインを飲み比べていただきました。ヴィンテージの違いがあるとは言え、それぞれの産地によって味わいが違うことを体感していただきました

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Salone Report】 Wine Lovers Club 2018.12.21

本日は、「ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

7月からは新たに、「スペイン」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトしています。
今回からは「スペインワインの産地を巡る」と題して、スペインワインの「地域」にスポットを当てて、ワインを取り上げていきます。
今回取り上げました地域は、「リオハ」です。

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「リオハ」はリオハはスペインのカンタブリア山脈の南側、エブロ川流域で生産されるスペインで最も有名なワイン産地です。
赤ワインが主流となるものの、白やロゼ、スパークリングも生産されています。
リオハは、スペインワインの原産地称であるDOの中でも最上級のDOCa(特選原産地呼称)に認定されています。そしてスペインで初めてDOCに認定されたワインです。
古代ローマ時代からワイン造りがされていたという歴史がありますが、ワインの質が向上したのは19世紀から、と言われています。

リオハ・ワインの最大の特徴は白、赤ともに樽熟成の風味が強く、リリースしたてのワインにも複雑さが愉しめることです。
赤ワインはバニラの香りなどの複雑なアロマが特徴となり、樽によって熟成されたコク深い上質な味わいとなります。キメの細かい舌触りで、気品と風格のある赤ワインとなります。
白ワインはリオハ・ワインの中でも輸出の5%を占め、これから徐々に世界に進出が期待されます。アロマティックでエキゾチックなハーブなどのアロマが特徴で、酸味と爽やかさの感じられる味わいとなります。

リオハワインの品質を格段に向上させたのはフランスのボルドーとの人、そして技術の交流があったため、です。
ボルドー製法とテンプラニーリョ種を組み合わせたリオハのワイン産業は、この地域の醸造家によって代々受け継がれ、19世紀と20世紀の大半において、スペイン北西部における高品質ワイン生産は、リオハにほぼ限定されていました。


今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Galleria U_U】 Midori K Luck展

11月になりました。
11月のガレリア・ユーの展示は、画家 Midori K Luckさんの個展です。

スペイン アンダルシア地方在住のMidoriさん。
スペインならではの光を感じる光景を油彩を中心に制作されています。

そして最近ではスペインでも手に入る日本でもお馴染み「もも」「びわ」「りんご」「いちご」などの果物や、「そらまめ」「しいたけ」などの新鮮な野菜たち。

今回の展示では、その瑞々しさが伝わってくる静物画を中心に、Midoriさんが愛してやまないアンダルシアの馬の美しい姿や地元ヘレスの「馬祭り」のシーンを描いた油彩などの作品展です。

スペイン アンダルシアの日常を描いた作品を、どうぞご堪能ください。
 
展示は30日(Fri)まで開催致します。

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アクセスマップ

東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷(みょうがだに)駅下車
3番出口出て左折徒歩2分
入口は階段降りて右の扉

文京区小日向4-7-20 ガレリア カフェ ユー


※来店の折にはカフェオーダーをお願いいたします。
※休館日時がございます。詳しい情報はこちらをご覧いただきますか、
 03-3944-2356 ガレリア カフェ ユーにお電話にてご確認ください。
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