U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

想い

大塚 ガレリア カフェ ユーより“オープン”のご挨拶

令和元年7月
 
私たちGalleria Caffe U_U(ガレリア カフェ ユー)は、文京区大塚に移転、営業を開始しました。

少し遡ります。

7月16日にガレリア(ギャラリー)のこけら落としに“切り師” 長屋 明さんの“奇跡の切り絵”展を開催致しました。

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大塚のガレリア カフェ ユーはベンチシートの背がそのままギャラリー壁面となっております。
そのためでしょうか。「作品をより一層近くに感じることができる」、と展示をご覧になった方からお言葉を頂戴いたします。
現在ガレリア カフェ ユーでは、【水中庭園】とのコラボレーション企画展 “星ものがたりの国のアリス展”を開催しております。


7月19日にはカフェのこけら落としとしましてサローネ“Wine Lovers Club”を開催致しました。

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大塚のガレリア カフェ ユーでも“「ひと」があつまる「場」”でも在り続けます。
小日向の店舗では、サローネ開催時はカフェの通常営業を“クローズ”して開催しておりましたが、大塚ではサローネを開催中でも、カフェのご利用をご利用できるように致しました。

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奥のエリアでサローネを開催中でも、手前側のスペースでカフェをご利用いただけます。


ガレリア カフェ ユーのグランドオープンは7月20日。
今までのメニューをベースにしつつ、新しいメニューも随時提供して参ります。


7月23日はライヴのこけら落としを開催致しました。

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大塚の店舗でも“木質空間”と致しました店内。
出演くださったミュージシャンの方も
「とてもいい響きで演奏が行いやすい」
と満足してくださいました。
大塚でも火曜日の夜を中心に生演奏を開催いたします。


みなさま、たいへん長らくお待たせ致しました。
文京区大塚の“ガレリア カフェ ユー”を、どうぞよろしくお願いいたします。

ガレリア カフェ ユー
民谷 直幹・愛希子


追伸1 営業時間は11:00 ~ 22:00火曜日はライブ開催のため11:00 ~ 17:00となります)。定休日は水曜日です。

追伸2 場所はお茶の水大学正面。都バスは「大塚二丁目」のバス停が最寄りとなります。

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追伸3 ただいま「リニューアルオープンキャンペーン」を実施いたしております。8月31日まで有効の「割引券」付きチラシを店内ならびに店頭にてお配りしております。どうぞ、この機会をご利用くださいませ。

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小日向 ガレリア カフェ ユーより感謝を込めて

平成31年4月29日
 
私たちGalleria Caffe U_U(ガレリア カフェ ユー)は、移転のため、2006年10月のオープンから12年半の歴史にいったん区切りをつけました。

29日の営業終了後から、片付け・内装の解体と始め、30日のうちに12年半前の内装施工完了の時と同じ状態に戻り、小日向の店舗スペースに感謝を込めてお別れ致しました。


小日向場所でいただいたたくさんのご縁に心より感謝申し上げます。

ただの「場所」に「人」が集まるとこんなにも温もり溢れる「場」になるのだな、と改めて感慨ひとしおです。
そんな「場」づくりをしたくて始めたカフェですが、始めた当初に私たちが想像した以上に成長してくれたと思います。
「場」創りは、いろんな方が集まって初めてできるもの。
小日向 カフェ・ユーでの「場」創りにご協力くださいました全ての方に、改めまして感謝申し上げます。


そして、引き続き私たちは新店舗開店に向けて準備期間に入ります。

場所は同じ茗荷谷駅から今までと方向が逆になります大塚3丁目という新天地。
私たち自身、そして私たちと一緒に育ててくださる多くの皆様とご一緒に、新たな「場」を育めますよう一所懸命に頑張って参りたいと思います。
まずはそのための「場所創り」に勤しみます!
 
令和の新しいカフェ・ユーも、どうぞ今まで以上のご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
新店舗オープンは6/2の予定です。
ぜひ愉しみにお待ちいただければ嬉しいです!

ガレリア カフェ ユー
民谷 直幹・愛希子

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※カウンターでトークしている画像は文教経済新聞から拝借しました。

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ガレリアカフェ ユウの所信宣言

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2017年.
ガレリアカフェ ユウの新たな時代の幕開けにあたり、ガレリアカフェ ユウの所信を宣言します。

ガレリアカフェ ユウ憲章
 人には本来“健康で文化的な生活を愉しむ権利”があります。
 ガレリアカフェ ユウではこの人が本来持っている“健康で文化的な生活を愉しむ権利”を謳歌するモノ・コトを提供する場としての使命を果たすと誓います。
 ガレリアカフェ ユウはその活動を通じて、アーティストやミュージシャン、サローネ講師、食材サプライヤーなど、健康で文化的なモノ・コトのサプライヤーに活動を支える資金として適正な対価が入るように致します。
 また同時に健康で文化的なモノ・コトのサプライヤーを支える人にも、「U_Uサポーターサークル」を通じて、利益が還元されるように致します。
 そして「U_Uサポーターサークル」がより広く大きくなるように致します。

【U_Uサポーターサークル】


以下に、所信表明に至った経緯を綴ります。

ガレリアカフェ ユウ(Galleria Caffé U_U)は2006年10月22日にオープンして以来、「心を育む」ことが現代に起こっている様々な問題の解決の糸口になることに思いを馳せるようになり、「心を育む」手をかけ心をかけたモノ・コトを提供し続けています。
日頃ご愛顧くださる方々に「ここがあって良かった」「ここで自分の愉しみが広がった」等々、嬉しいお言葉をたくさんいただいていました。さらに、たまたまお立ち寄りくださってカフェとしてご利用くださった方々にも「良いお店ですね」「心地よかった」とお言葉をいただくこともたくさんありました。

しかしながら、私たちの力不足のために資金が続かず、2016年9月末日には閉店を選択せざるを得ない状況になってしまいました。
ついてはご愛顧くださる方々に徐々にお知らせしてゆかねば・・・と、その事をとある方にお話ししました。
すると、驚きの声とともにあるご提案をいただきました。
それが「サポーターを募集すること」具体的には、支援金を呼びかけてはどうか?と言うことでした。

そこで、私たちはこれを機に問いかけてみることにしました。
 「私たちのお店を社会は必要としているのか?」と。

この私たちの問いかけは、東京新聞そして文京経済新聞に記事として取り上げられました。

結果、今回の問いかけを機に私たちのお店を知っていただいた方も含めて、多くの皆様から「お店を続けて欲しい」という力強い想いとともに、危機を乗り越えるだけの資金が寄せられました。


「かもめのジョナサン」(リチャード・バック著)の一節にこのような文章があります。

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“Here is a test to find whether your mission on earth is finished: If you’re alive, it isn’t.”
これはこの世での使命が終わったかどうかを知るためのテストだ。
もしもあなたが生きているのならば、使命はまだ終わっていない。

ガレリアカフェ ユウは存続し続けることができました。ということは、ガレリアカフェ ユウの使命はまだ終わっていないということです。

その使命とは何か?

自らの内心を深く掘り下げました。
なぜ、多くの方より力強い想いをいただけたのか?
なぜ、私たちがアーティストやミュージシャン、サローネの講師、食材サプライヤーとつながることができているのか?
 ということにも想いを馳せながら。

そして氣付きました。
私の判断の軸が常に「健康」と「文化」であることに。
そしてこの言葉とは、私が中学校3年生の公民の授業で暗唱させられた現行の日本国憲法の条文で出会ったことに。

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それは第二十五条です。
 
“第二十五条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。”

第二十五条は、日本国憲法第3章にあり、社会権のひとつである生存権と、国の社会的使命について規定しています。そして私はこの条文に出会って以来、この条文に魅了され続けていたのです。

この条文が伝えていることは、「人間には健康で文化的な生活を愉しむ権利が元々ある」ということです。
そしてその権利を謳歌するには、「健康で文化的な生活を愉しむ場」が必要です。
さらにその愉しむ場は「私有財産」ではなく「共有財産」であることが望ましい。

これこそがガレリアカフェ ユウが果たすべき使命だ、と氣付くに至りました。
そしてガレリアカフェ ユウはこの使命を、おもしろく、まじめに、そしてゆかいに果たしていこうと決意致しました。
この決意を「ガレリアカフェ ユウ憲章」として謳いました。

感謝を込めて

12月26日の営業をもちまして、2016年の営業をすべて終了いたしました。

事情をご存知の方も多いと思いますが、2016年の営業をすべて行うことができましたことに、改めまして感謝致します。

8月の一件では、私たちの想いを伝えることができたこと。
そして、それに共感くださる方がいらっしゃることを実感できたこと。
さらには、皆さまからの想いもいただけたこと。

直接、間接、さまざまなカタチで、お氣持ちを受け取らせていただきました。

そして、私たちが「U_U」を通して皆さまと分かち合いたいことに向き合うことができました。
今後ますますそれをたくさんの方と分かち合えればと願っております。

TVの番組で話題になったそうですが、「ガーベラ」には「希望」「常に前進」という花言葉があるそうですね。
私たちも「希望」を持って「常に前進」を続けたいと思います。

今後とも、より一層、ご愛顧いただけましたならば、幸いに存じます。
感謝を込めまして。

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ガレリア カフェ ユウができること

「手当」
という言葉があります。
筋骨格系のように、手で触れることができる身体の疲れやコリは、手で触れることで解消することができます。

では、手で触れることができない「心」は?

それは「心に触れるモノ」と触れること、
ではないでしょうか?

 アート、
 音楽、
 小説や言葉、
 映画、
 良い香り、
 おいしいお茶や食事、
 氣のおけない人との会話、
 居心地のよい場所、
 すばらしい自然、

自分の心に触れるモノ、
自分の心の琴線を心地よい状態に調律してくれるモノで、自分の心を良い状態に調律する。

ガレリア カフェ ユウはそんなお手伝いができるのではないか?
と信じています。

ガレリア カフェ ユウ オーナー 民谷 直幹 記

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