U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

Tuesday Night Live

【Live Report】 Tuesday Night Live 2025.2.18 飯嶋 ももこ(vo.)& 武藤 勇樹(pf.)

2月18日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日は、ヴォーカルの 飯嶋 ももこ さんとピアニストの武藤 勇樹さん でした。

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ヴォーカルの飯嶋さんとピアニストの武藤さんのデュオの演奏は、「歌と伴奏」というよりも「声とピアノのセッション」というにふさわしく感じます。

そんなお二人だからこそ成り立つ世界がサックスのメロディーラインに沿って歌詞が付けられたジャズのスタンダード曲「Moody,s Mood for Love」で、存分に感じられました。

また、それ故に、飯嶋さんの声と武藤さんのピアノが奏でる曲は、一曲一曲が“歌の演奏を聴く”というよりも“ひとつの演劇、芝居を観る”ように感じます。

武藤さんのピアノが、イントロというよりも、これから始まる曲の世界へと導くバースのように伝え、そこからは台本がありはするものの、二人の即興芝居のような濃密な掛け合いが繰り広げられます。

うつくしさを求めるところはどこまでも清らかでうつくしく
しかし熱さを表現するところは、まさに熱のこもった熱演のごとく
同じシンガー&同じピアニストの演奏なのか?
同じ一曲の中の演奏なのか?
と思わせる飯嶋さんと武藤さんの演奏表現は、まさに圧巻の一言。

そんな飯嶋さんと武藤さんの真骨頂的な曲、「Both Sides, Now」。
毎回、歌の詩の世界を壮大に表現されるのですが、今回の演奏は、新章が幕開けをしたような、さらに新しい世界観が表現されました。

また、本編のラストは飯嶋さんのオリジナル曲が演奏されました。
武藤さんとの共演は今回が初とのことでしたが、作曲のイメージが武藤さんのピアノの演奏のイメージだったと、飯嶋さんがMCで触れられたように、ここからさらに、その曲の真髄が引き出されていく、その序章を体験できました。

バラードも、グルーヴも、“Both Sides”にすばらしい飯嶋さんと武藤さんの“声とピアノのセッション”。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、声とピアノによるうつくしさと熱さの“Both Sides”を鑑賞する演奏をご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪  

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st set>
1. The Lady Is A Tramp
2. It Might As Well Be Spring
3. You Must Believe In Spring
4. Alice In Wonderland
5. Love Dance
6. Night And Day
7. Don't Let Me Be Lonely Tonight

<2nd set>
1. Like A Star
2. Moon River
3. Fever
4. Moody,s Mood for Love
5. Both Sides, Now
6. 梔子 (飯嶋ももこさんオリジナル曲)

<Extra>
Ribbon In The Sky

【Live Report】 Tuesday Night Live 2025.2.11 山口 廣和(gt.)

2月11日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 山口 廣和 さんです。

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世界中で奏でられているギター、そしてそのルーツであり、派生した楽器。
そんな多様性を取り入れてひとつに融合するギターサウンドを奏でる山口 廣和さん。
“ソロ演奏”は、そんなギタースタイルのサウンドと音楽の探究者である山口 廣和さんの魅力をストレートに堪能できるステージングです。

山口 廣和さんのギター演奏では、さまざまな奏法にて多彩な音や響きで音を紡いでいき、ギターという楽器の可能性の広さと深さを感じます。

本日のギター演奏パートではクラシックギターを手にして、クラシックギター弦ならではの素材由来のふくよかなサウンドで、演奏くださいました。

本日も1stセットでは、山口 廣和さんのオリジナル曲を軸にしたジャズの演奏で構成されました。
世界のさまざまな国の要素を取り入れる山口 廣和さんのオリジナル曲。
今回も“レゲエ”の要素を取り入れたオリジナル曲も含めて、さまざまなスタイルの曲が演奏されました。
そして、ジャズのスタンダード曲は今回もピアニストの巨匠の珠玉のバラードを取り上げて、ギターソロで聴かせてくださいました。
さらに、1stセットの最後には、バロックリュートにて、ビバップからモダンジャズの時代に活躍したトランぺッターの曲を演奏。
クラシックギター、そしてクラシック時代のバロックリュートでのジャズ演奏セクションとなりました。


そして、山口 廣和さんといえば、リュートの演奏。
2ndセットはそのリュートの演奏をたっぷりと愉しませてくださいました。

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リュートは楽器の特性上、生音での演奏に限られ、その点、カフェ・ユーの大きさと壁の質感、さらにはソロ演奏という組み合わせはリュート演奏に最適とのことで、毎回、演奏くださいます。
使う楽器は今回もバロック期の復元リュート。

まずは、バロック時代に活躍されたリュート作曲者のソナタ組曲を、プレリュードからジーグまで完奏されました。
そして、MCをされながらルネサンス期の調弦に変更して、続けてルネサンスリュートの作曲者の曲を演奏くださいました。

2ndセットのラストはふたたびクラシックギターでの山口 廣和さんのオリジナル曲の演奏で締めたあと。

アンコールは来場されていたヴォーカリストの黒沢 綾さんとのデュオで、ジャズの歌モノのスタンダード曲を、山口 廣和さんのギターの生音と黒沢 綾さんの生の声とでうつくしく演奏くださいました。

山口 廣和さんならではの、楽器も、時も、クロスオーバーするソロライブ。
この日もたっぷりと愉しませてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターサウンドの多様で多彩な魅力とバロックリュートの音色をたっぷりと堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Lute Song (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. 4℃ (山口 廣和さんオリジナル曲)
3. Reggae #2 (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. Turn Out the Stars
5. La Mesha

<2nd Set>
1. Sonatas for Lute Nos.2(Sylvius Leopold Weiss)
Ⅰ. Prélude
Ⅱ. Allemande
Ⅲ. Courante
Ⅳ. Bouree
Ⅴ. Sarabande
Ⅵ. Menuet
Ⅶ. Gigue
2. Fortune (John Dowland)
3. Lachirimae(Flow, my tears) (John Dowland)
4. Upper Tail +11 (山口 廣和さんオリジナル曲)

<Extra>
So Many Stars

2nd-1,2, Extra:baroque Lute by 山口 廣和さん
Extra:guest 黒沢 綾さん on vocal

【Live Report】 Tuesday Night Live 2025.2.4 「メヲコラソン」 EMiKO VOiCE(vo.)& 助川 太郎(gt.)

2月4日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカリストの EMiKO VOiCE さんとギタリストの 助川 太郎さんのデュオユニット「メヲコラソン」です。

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ボサノヴァユニットとして始まったEMiKO VOiCEさんと助川 太郎さんのデュオユニット「メヲコラソン」。

この日は、生声&生音で演奏くださいました。

助川さんがMCで語ってくださったように、昨今は、音楽を聴くときはデバイスでも、スピーカーを通して聴くときでも、“電気”を通して聴くようになっていて、その意味でも“電気を使わず、通さずに音楽を聴く”というのは、とても貴重なこととなっています。

そして、EMiKO VOiCEさんが、ポルトガルを訪れ、生声&生音スタイル、電気を通したスタイル、それぞれのファドを現地で聴いて、「やっぱり生音の方がいい」と感じたと伝えてくださいました。

そんな希少な完全アンプラグドなセッティングでのお二人のライヴは、EMiKO VOiCEさんの伸びやかな声と繊細でありながらも力強さを内包する助川さんのギターの魅力を素のままに感じることができました。

各セットとも、助川さんのオリジナル曲のギターのソロ演奏で、演奏の世界へと場を調えてくださいました。

そして、ボサノヴァユニットならではのブラジル音楽はもちろんのこと、
ポルトガルのファド、そしてスペイン語圏の南米音楽も取り入れて演奏されました。

「メヲコラソン」は、ホールコンサートを定期的に開催していたのですが、2025年に再開。
それに当たっての、ホールコンサートの原点の曲、さらには2025年のホールコンサートに向けての新曲も披露くださいました。

また、EMiKO VOiCEさんがピアニストとともに制作したアルバムに収録されている曲も演奏されましたが、いずれもギタリストとの演奏は初演とのこと。
「メヲコラソン」ならではの、希少な選曲、そして演奏で愉しませてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、うつくしいブラジル音楽をはじめとする南米音楽のすばらしさを生声&生音にて味わうひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 偽りのカナダ (助川太郎さんオリジナル曲)
2. 土の道 (助川太郎さんオリジナル曲)
3. A Felicidade
4. Bossa Nova Medley
 1. Summer Samba(So Nice)
 2. Garota de Ipanema
 3. Samba do Avião
 4. Pra Que Discutir Com Madame
5. Imagina
6. Maria Lisboa
7. Beatriz

<2nd Set>
1. Mountain Child (助川太郎さんオリジナル曲)
2. Aria from Bachianas Brasileiras No. 5
3. Moliendo Café / コーヒー・ルンバ
4. Alfonsina y el Mar
5. Berimbau
6. Se Todos Fossem Iguais a Você 

<Extra>
Brasil Pandeiro

1st-1, 2, 2nd-1:guitar solo by 助川 太郎さん
1st-3, 5, 2nd-2:chorus by 助川 太郎さん
2nd-5, Extra:pandeiro by EMiKO VOiCEさん

【Live Report】 Tuesday Night Live 2025.1.28 ヤマカミヒトミ( a-sax. ) & 佐藤 直子( perc )

1月28日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、アルトサックス奏者の ヤマカミヒトミ さんとパーカッショニストの 佐藤 直子さんです。

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ヤマカミヒトミさんは、アルトサックス、木製フルートプレイヤー
という普段の演奏楽器に加えて、カフェ・ユーのライヴではピアノ、そしてギター弾き語りと、さまざまな演奏表現を聴かせてくださいます。

ヤマカミヒトミさんのソロパートでは、フルート、そしてアルトサックスで、単音楽器でありながら、ふくよかな音色と倍音を感じる響きを感じるヤマカミヒトミさんならではの音色での演奏を愉しむことができます。
この日は、ヤマカミヒトミさんのオリジナル曲に、ブラジルのショーロの曲、アルトサックスソロではエンニオ・モリコーネの曲、そして日本の作曲家 武満徹さんの曲を演奏くださいました。

佐藤 直子さんのパーカッションとのデュオでは、フルートとデュオ、サックスとデュオ、ピアノとデュオという構成で演奏されす。

佐藤 直子さんの今回のパーカッションセットはアフリカの打楽器“アシコ”とグロッケン、そしてシンバルのセットでした。

佐藤 直子さんが提案されたヨーロッパとアジアの境目の国「アルメニア」の異国情緒に溢れる舞踊音楽。そして、ブラジルの「フォホー」というリズムで造られたブラジルの舞踊音楽など、原曲へのリスペクトと、ヤマカミヒトミさんと佐藤 直子さんならではアドリブのステキな相乗効果で愉しませてくださいました。

また、前回初演されたヤマカミヒトミさんと佐藤 直子さんとのデュオ演奏用の新曲に、2ndバージョンの新曲が加えられました。

2ndセットのピアノとパーカッションによるメドレーでは、ヤマカミヒトミさんのオリジナル曲から始まり、南アフリカのピアニストの曲、イタリアの作曲者の曲、そしてアメリカのミュージシャンの曲と、福岡の糸島の空から始まって、どこまでもつながる空のように、世界のいろんな情景を綴る演奏は、抒情詩のようでもあり、組曲のようでもあり、聴く私たちにいろんな情景を思い描かせてくれました。


そして、ギターの弾き語りとパーカッションのセッションでは、いつもながらに二人の仲睦まじさが溢れ出る演奏で、やさしく、ほっこりとした気分に導いてくださいました。


繊細な音色と響き、そして表現力、二人の感性で繰り広げられる“演奏”という会話が心地よいヤマカミヒトミさんと佐藤 直子さんのデュオライブ。



本日も、来場くださいました皆さまにとともに、繊細でうつくしい感性の響きによる“オーガニックコットンに包まれる”ようなサウンドと雰囲気に満たされるひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 小春 (フルートソロ)
2. Rosa(フルートソロ)
3. Gabriel's Oboe (アルトサックスソロ)
4. めぐり逢い (アルトサックスソロ)
5. sara 2 (フルート&パーカッション)
6. sara (フルート&パーカッション)
7. Shushiki (フルート&パーカッション)
8. Forró Brasil (アルトサックス&パーカッション)
9. Bon Tana (ピアノ&パーカッション)
10. Letter From Home (ピアノ&パーカッション)
 
<2nd Set>
1. Medley
  1. 空のはじまりピアノ&パーカッション)
2. Anthem For The New Nationsピアノ&パーカッション)
3. Nuvole Bianche (ピアノ&パーカッション)
4. Close To Home (ピアノ&パーカッション)
  5. Bird Flew Byピアノ&パーカッション)
2. Lugar Comum (ギター弾き語り&パーカッション)
3. Honey Bee (ギター弾き語り&パーカッション)
4. Flor de Lis (ギター弾き語り&パーカッション)
5. Fico Assim Sem Você (ギター弾き語り&パーカッション)

<Extra>
Desenredo (ギター弾き語り&パーカッション)

2nd-3, 5, Extra:コーラス by 佐藤 直子さん
1st-1, 5, 6, 2nd-1-1:ヤマカミヒトミさんオリジナル曲 

【Live Report】 Afternoon Tea Live 2025.1.25 萱原 恵衣(vo.)&上長根 明子(pf.)

1月25日は、土曜日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ヴォーカルの萱原 恵衣 さんとピアニストの上長根 明子さんです。

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午後のティータイムに開催する萱原さんと上長根さんのデュオライヴは、
萱原さんが歌う曲の歌詞の内容を紹介しつつ、
そこから端を発してトークをしながら、
ときに、お客さまとのトークも愉しみながら、
まるでカフェテーブルを挟んで、ティータイムを一緒に愉しむように進行します。

この日は、新年、ということもあってか、
何かコトがあると、
「これはきっと自分を祝福しているために起きているに違いない」
と、前向きに捉えるような内容の歌が取り上げられました。

恒例の上長根さんのピアノソロでも、1stセットではまさに「今日から始まる」感たっぷりのタイトルのオリジナル曲が演奏されました。

2ndセットのオープニングは、1月25日生まれの有名人の中に、ボサノヴァの巨匠、アントニオ・カルロス・ジョビンがいるという、ブレイクタイムトークから、ジョビンの曲が取り上げられました。
ほかにも、カントリーロックの曲に、日本のアニメのテーマソング(今回は萱原さんから「ユーミン風で」というリクエスト付き)と、ヴァリエーションゆたかな選曲での構成。

上長根さんのソロでは、電車の車窓から風景を愉しむイメージのオリジナル曲が演奏されました。

今回も和やかなガールズトークとともに、心地よい声とピアノの演奏で午後のひとときをオシャレに彩ってくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、昼下がりのカフェでお茶しながらトークを愉しむような生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Almost Like Being in Love
2. Só Danço Samba
3. Skylark
4. A Nightingale Sand In Berkeley Square
5. It's A New Day (上長根明子さんオリジナル曲)
6. Only Trust Your Heart
7. Day By Day
8. My Favorite Things

<2nd Set>
1. Corcovado
2. Land Slide
3. That's All
4. Theme From Lupin Ⅲ
5. Scenery from the train (上長根明子さんオリジナル曲)
6. The Face I Love
7. What The World Needs Now Is Love

<Extra>
Skindo-Le-Le

1st-5, 2nd-5:pianoforte solo by 上長根 明子さん
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