U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

Salone

【Salone report】 2025.4.26 U_Uらん倶楽部

4月26日は、さまざまなカタチでカフェ・ユーに集ってくださるみなさまの交流会サローネ「U_Uらん倶楽部」を開催いたしました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪

交流を愉しみながら、カフェテーブルをみんなで囲み、世界の色々な場所の食事や飲み物を含めた“文化”を愉しむことをテーマに開催います「U_Uらん倶楽部」。
視覚的にも、聴覚的にも、雰囲気を愉しんでいただく演出を加えています。

今回は「ゴールデンウイークスペシャル」と銘打ちまして「ロシオ聖母祭」、をテーマに視覚・聴覚のセットとともに、「スペイン・アンダルシア地方」に関連するメニューを提供しました。
またスペシャルドリンクとして、スペイン アンダルシア地方の酒精強化ワイン“シェリー”を用意しました。


スペイン・ロシオ聖母祭(ロメリア デル ロシオ)は、アンダルシア地方で6月初めに行われるロシオ聖母祭で、この祭にはスペイン全土から100万人の巡礼団が参加します。トレーラーを連ね、酒や料理を楽しみ、ドニャーナ国立公園で野営したり、フラメンコ衣装で踊り興じながら聖地を巡礼する人たち。
そんな巡礼のスタイルから“100万人のフラメンコ巡礼”とも呼ばれる宗教的な祭典です。
 この宗教行事にはスペイン全土だけでなく他の国からも巡礼者が集まり、この国で人気のある宗教アンダルシアの文化と伝統の一部である祝典です。

アンダルシア地方の祭典にちなみ、今回はスペイン料理の中でも、アンダルシア地方のメニューを取り入れてご用意いたしました。

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左奥のスープはアンダルシア地方の名物“ガスパチョ”です。
その手前左は“きゅうりとトマトのヨーグルトサラダ”
右は“鶏砂肝のビネガー煮”
手前右は“そら豆の煮込み トルティーヤ添え”
そして、手前左は“生ハムとフルーツのピンチョス”です。

そして、デザートには生のイチゴを使った“スパニッシュアイスクリーム”を用意いたしました。

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今回のスペシャルドリンクは、巡礼団の中でも登場するシェリー酒のボデガの方にちなみまして、アンダルシア特産の酒精強化ワイン“シェリー”を用意しました。
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人が集まったときに作られる世界の料理を、視覚・聴覚的効果とともに雰囲気を愉しむサローネ。
今後も、いろいろ企画していきます。

【Salone Report】 2025.4.25 12星座の活用術

4月25日は、サローネ「12星座の活用術」を開催しました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪ 



今回は、「西洋星読みの成り立ち」から始まり、西洋星読みで活用しているホロスコープをご自身の生まれた時のホロスコープ(ネイタルチャート)を見ていただきながら、智慧をシェアしました。

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今回は、ホロスコープの基本的な情報について前回のおさらいをしたあと、「牡牛座の時節」の特徴と牡牛座の時期にお勧めのワークショップをお伝えしました。

そして、12星座の三区分、四区分について智慧をシェアし、ご自身のホロスコープからご自身の“性質”を読み解いていただきました。


次回は5月23日(金)に開催致します。


【Salone report】 2025.4.22 茶論トーク 英米児童文学の愉しみ

4月22日は、翻訳家 谷口 由美子さんが自ら手掛けられた英米児童文学の魅力をお伝え下さる茶論(サロン)トーク、「茶論トーク 英米児童文学の愉しみ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

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今回、谷口さんが取り上げました英米児童文学は、「L・M・モンゴメリ 『赤毛のアン』から『パットの夢』へ」でした。

今年からアニメーションの新作も放映になる「赤毛のアン」。
その作者、L・M・モンゴメリは昨年が生誕150年でした。

谷口さんは「赤毛のアン」シリーズも含めて、モンゴメリ作品の翻訳をされているので、「赤毛のアン」以外の作品にスポットを当てて、お話しくださいました。

2月に紹介くださった、谷口さんが訳された“大人向けのモンゴメリ作品”、「青い城」と「もつれた蜘蛛の巣」に続いて、今回は、「銀の森のパット」と「パットの夢」のシリーズについてお話しくださいました。

モンゴメリ作品の翻訳において外せない村岡 花子さんは、当然、パットシリーズも訳されていらっしゃるのですが、なぜか、2作目となる「パットの夢」に当たる作品から「パットお嬢さん」として訳されました。

その理由について、そうなった事情を、谷口さんが教えてくださいました。


谷口さんは、原作の順番どおりに、「銀の森のパット」そして「パットの夢」と訳されています。

今回は、作品の章の内容を追って、その魅力をお伝えくださいました。
銀の森のパット」と「パットの夢」は、プリンスエドワード島が舞台のお話。
赤毛のアン」のアン同様、パットも自分のお気に入りの家の近くの自然に、ステキなネーミングをしています。

そして、パットもアン同様、カッとなるととんでもない行動に出てしまいます。
それは、作者モンゴメリーも同様なのだと、谷口さんが教えてくださいました。

アンシリーズ同様に、パットシリーズも、その情景が目に浮かぶようなモンゴメリーの詩的な表現が随所にあるので、とても訳しやすかった作品とのこと。

とはいえ、アイルランド訛りのお手伝いさんが居たりと、翻訳家ならではの悩みの種もあります。
アイルランド出身のお手伝いさんは、とても魅力的な人物で、主人公だけでなく脇役のひとりひとりにも大切なキャラを付けるのはモンゴメリーらしい、と谷口さんは仰います。
そんなステキなキャラが活きるように、谷口さんが工夫されたアイルランド出身のお手伝いさんのセリフは、どうぞ、翻訳本をご覧になって感じてください。

パットが作品の中で、とても仲良くなるエリザベスは「赤毛のアン」のアンとダイアナのような関係を築きます。そして、その親密な仲になる時の様子は、「青い城」にも似たシーンが描かれています。

そして、パットの周りには何人かの男性が登場し、「最終的にはどうなるんだろう?」と読者はヤキモキする展開が続くのですが・・・、読者の期待を裏切らないエンディングを描くのもまた、モンゴメリー作品のすばらしいところだと、谷口さんは仰います。

モンゴメリーらしさに溢れたパットシリーズの魅力を、モデルになった家や風景の写真も交えて、たっぷりと紹介くださいました。

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2025.4.18

4月18日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2025年2月から「南アフリカ」のワインを取り上げています。

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南アフリカ共和国は、インド洋と大西洋にはさまれたアフリカ大陸の最南端に位置します。
南アフリカ共和国はサバンナのイメージがありますが、サバンナはもちろん、南アフリカ共和国には山岳地帯や半砂漠地帯、低木地や草原、熱帯気候に地中海性気候・・・場所によってさまざまな表情がある産地です。

 南アフリカ共和国の葡萄栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。葡萄栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。

今回は、南アフリカ共和国のコースタル・リージョンの「ウォーカーベイ」のワインをテイスティングしました。

ウォーカーベイマップ

ウォーカーベイ」、ケープタウンから南に95km下った沿岸に位置し、ホエール・ウォッチングで有名な「ヘルマナス」という街を中心に広がる冷涼な産地です。街の北側にある「天国に近い場所」を意味する「ヘメル・アン・アード」は、新興の産地ながら非常に上品で高品質なブルゴーニュ品種のワインを生み出す、ブルゴーニュ好きならば絶対に抑えておかなければならないエリアです。

この地のブドウ栽培の歴史は1975年まで遡ります。もともと広告マンだった、ブルゴーニュ愛好家であるティム・ハミルトン・ラッセルはリタイア後にホエール・ウォッチングで有名な町ヘルマナスの北にあるヘメル・アン・アード・バレーにピノ・ノワールとシャルドネを植えました。これがこの地のブドウ栽培の始まりです。その後他の生産者がこれに続いたのは1989年頃からとされています。
現在、ウォーカーベイにはHamilton Russelを筆頭に素晴らしいワイナリーたちが軒を連ねている。

この地のパイオニアのハミルトン・ラッセルでもまだ設立50年に満たない程度と、まだまだ歴史の浅い産地で、各ワイナリーが設備投資の回収が終わっていないこともあって、ワインの価格は総じて高く、手頃なワインの少ない地域です。
しかし、他の地域にはまねできない品質のピノ・ノワールとシャルドネを生み出す地区です。

土壌はシェールや砂岩、花崗岩が見られ、特にヘメル・アン・アードでは粘土の割合が高くなっています。粘土の割合は最大で55%になりますがこれはブルゴーニュと似ていて、適度な排水性が有りながらも保水性を兼ね備えています。

南アフリカで最もブルゴーニュらしいワインは?と聞かれればウォーカーベイの生産者の名を真っ先に挙げられるほどピノ・ノワールとシャルドネは洗練されたエレガントな味わいを持っています。

世界中のワインを自由に楽しめる現代においては、カリフォルニアやオーストラリア、ニュージランドといったニューワールドでもブルゴーニュスタイルのワインを探すことは可能ですが、それでも南アフリカのウォーカーベイのワインは、それらの産地よりもはるかに冷涼で、味わいに緊張感がみなぎっていると言われます。
南アフリカにおいても、ヘメル・アン・アードの冷涼な気候でつくられるピノ・ノワールは唯一無二で、そしてそれは、世界的に見てもブルゴーニュ以外の優良なピノ・ノワールとして認められつつあります。


今回は、「ウォーカーベイ」において比較的リーズナブルで高品質なワイン生産者と知られるワイナリーのワインを実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Salone Report】 2025.4.12 お茶 de フローライフ習慣

4月12日は、サローネ「お茶 de フローライフ習慣」を開催しました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪ 


「フロー」という状態は一般的には、
最高にリラックスしていながら、意識もはっきりしていて、かつ集中して行動ができている状態」を表す言葉で、その状態の時は心と身体と脳がしっかりと連携して、そしてその状態こそが「本来の状態」というのが私たちの解釈です。
同義な言葉としては「マインドフルネス」が広く知れ渡っています。


マインドフルネス」状態に誘う手法にはヨガや瞑想、座禅などさまざまにありますが「喫茶」も有効な手段の一つです。

お茶 de フローライフ習慣」では、「喫茶」のティーとして「おひるねヨガ」ナビゲーターの鈴木 めゆさんと共同開発したオリジナル・ブレンド・ハーブティ、“飲むヨガ”こと「フローティ」をお出ししています。

集まったみなさんで交わす「おしゃべりカフェ」では、前回から今回までの間に体験したこと、から始まって、いろんな会話を交わします。


本日の「おしゃべりカフェ」では、

加藤シャンティ徳子さんの「“ハート”も含めた“私たちの仕組み”」について、リマインドシェアしました。

そして、「“強いネガティヴな感情を伴う出来事の対処法”」の智慧として、
“自分の気分を害する人の行動”」についての対処法、
“過去のネガティヴな感情を伴う記憶”」についての対処法、
を実際にワークを行いながらシェアしました。



いろんな経験から得た気付きを分かち合う機会としてのお茶 de フローライフ習慣」。
次回は5月24日(土)に開催致します。

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この日の采食顕美メニューは、“大根の葉とシラスの煎(チョン/チヂミ)”でした。

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