U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

イベントレポート

【Live Report】 Tuesday Night Live 2025.1.14 マツモニカ(c-harm.)& 宮前幸弘(pf.)

1月14日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント、「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、クロマチックハーモニカ奏者の マツモニカさん とピアニストの 宮前 幸弘さんです。

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カフェ・ユーではブラジル音楽ユニットで出演くださっているクロマチック・ハーモニカ奏者のマツモニカさんは、ジャズフィールドでも活躍をされています。
そんなマツモニカさんの一面をで愉しませてくださるのが、ブラジル音楽をこよなく愛するピアニストの宮前さんとのデュオライヴです。

今回のオープニングは、1930年代のジャズの“スタンダード曲”と言われるナンバーから。
そして、1stセットでは、ジャズの名作曲家、ブラジル音楽の名作曲家の作品、そして、日本では邦題で有名なアメリカのポップス、それも実はアメリカのポップスの名作曲家の手による曲を演奏で愉しませてくださいました。

演奏とともに、音楽業界にまつわるいろんなことに博識なマツモニカさんと宮前さんのトークも、またお二人のライヴの愉しみでもあります。
この日も、音楽の権利関係の話や、街にあふれる“音”の話など、作曲者のみならず、日本での音の事情など、興味深くかつ面白い話がいっぱい花咲きました。

2ndセットでは、「知る人ぞ知る」的な名曲を取り上げての演奏。
さらに、ジャズの古いスタンダード曲の宮前さんアレンジも取り入れられました。

マツモニカさんが出身高校の同窓会の時に依頼されて披露した母校の校歌。
実は、日本の著名な指揮者であり作曲者の方の手によるものだったそうで、同窓会で披露した以外では初の演奏をしてくださいました。

さらに、ジャズやフュージョン界で活躍されたアメリカのエレクトリックベーシストの作曲で、クロマチックハーモニカ奏者の巨匠とのデュオではベースではなくピアノで演奏されたという曲を、まさにクロマチックハーモニカとピアノのデュオで演奏してくださいました。


アンコールは、ジャズのバラードの名曲を、しっとりと表現豊かな演奏で聴かせてくださいました。

この日も、クロマチックハーモニカの柔らかな音色に添うような宮前さんの優しいタッチのピアノの音色がぴったりなデュオ演奏でした。



本日も、来場くださいました皆さまにとともに、知る人ぞ知る名曲を柔らかで優しい音色で堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st set>
1. Out Of Nowhere
2. How Long Has This Been Going On
3. Outra Vez
4. Arthur's Theme (Best That You Can Do:邦題 ニューヨーク・シティー・セレナーデ)

<2nd set>
1. Nós E O Ma
2. Polka Dots And Moonbeams
3. 千葉県立 船橋旭高等学校 校歌
4. Three Views Of A Secret
5. Esperança No.1 (マツモニカさんオリジナル曲)

<Extra>
I Wish You Love

【Live Report】 Tuesday Night Live 2024.12.24 BREEZE( Jazz vocal group ) & 二村 希一( pf. )

12月24日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、男女混声ジャズコーラスグループ BREEZE とピアニストの 二村 希一さんです。

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BREEZEは現在、ソプラノ、テノール、バリトンの3人編成で演奏活動中。

BREEZEの生演奏は、共演者の方のソロ演奏で始まります。
今回も各ステージ 二村さんのピアノソロ。
二村さんらしい選曲で、今回は1stではこの日にぴったりのジャズのクリスマスソング、そして2ndではジャズのスタンダードの名曲の演奏でした。

そしてうつくしいハーモニーでジャズを歌うBREEZEとのステージ。
1stセットからハーモニーだけじゃなく、マイクレスならではのパフォーマンスも全開でした。
ビッグバンドの曲で有名なジャズのスタンダード曲から始まって、ロックンロールスタイルにアレンジされての「Route 66」や、元はシャンソンだけどジャズの定番としても有名な「Autumn Leaves」。

そして、メキシコのメキシコの第二の国歌と親しまれている曲「Cielito Lindo」では、毎回、曲終わりに磯貝さんがメキシコ料理名をコールするのですが、今回は「Taquitos(タキートス)」というメキシコのタコスのミニ版でした。

2ndセットでは、日本のジャズの巨匠がインストゥルメンタルで演奏していたのにカッコいいとBREEZEがほれ込み、共演した際にアレンジをしてもらった日本のテレビ番組のテーマ曲や、来場くださるお客さまのリクエストの映画音楽、そしてミュージカルの曲など、スウィングジャズ以外のジャンルの曲で愉しませてくださいました。

そして、この日はクリスマス・イブ。
BREEZEに二村さんもクリスマスの被り物をして、1stセットではクリスマスソングを来場くださった方とコール&レスポンス形式でみんなで愉しみ、2ndセットではクリスマス曲を聴かせてくださいました。

クリスマスにお家に帰りたいけど帰れない
の曲じゃないけど、このままお家に帰りたくなくなる愉しい時間。
最後はサンバのアレンジに変えて最高潮に盛り上げてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ステキな声のハーモニーと響きと愉しさに満ち溢れた生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. The Christmas Waltz
2. A Christmas Love Song
3. Sing Sing Sing
4. It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)
5. Cielito Lindo
6. Autumn Leaves
7. Route 66
8. White Christmas
9. It's The Most Wonderful Time Of The Year ~ Silver Bells

<2nd Set>
1. On Green Dolphin Street
2. The Shadow Of Your Smile
3. Somebody Loves Me
4. My Blue Heaven / 私の青空
5. ひょっこりひょうたん島 
6. Sweet Georgie Fame
7. Get Me To The Church On Time
8. Santa Claus Is Coming To Town
9. I'll Be Home For Christmas

<Extra>
Goody Goody

1st-1,2, 2nd-1:ピアノソロ by 二村 希一さん

【Salone Report】 2024.12.21 お茶 de フローライフ習慣

12月21日は、サローネ「お茶 de フローライフ習慣」を開催しました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪ 


「フロー」という状態は一般的には、
最高にリラックスしていながら、意識もはっきりしていて、かつ集中して行動ができている状態」を表す言葉で、その状態の時は心と身体と脳がしっかりと連携して、そしてその状態こそが「本来の状態」というのが私たちの解釈です。
同義な言葉としては「マインドフルネス」が広く知れ渡っています。


マインドフルネス」状態に誘う手法にはヨガや瞑想、座禅などさまざまにありますが「喫茶」も有効な手段の一つです。

お茶 de フローライフ習慣」では、「喫茶」のティーとして「おひるねヨガ」ナビゲーターの鈴木 めゆさんと共同開発したオリジナル・ブレンド・ハーブティ、“飲むヨガ”こと「フローティ」をお出ししています。

集まったみなさんで交わす「おしゃべりカフェ」では、前回から今回までの間に体験したこと、から始まって、いろんな会話を交わします。


本日も先ずは「おしゃべりカフェ」から。

おしゃべりカフェ」では、アイスブレイクトークをしてから、
加藤シャンティ徳子さんの「“ハート”も含めた“私たちの仕組み”」について、リマインドシェアしました。

そして、「なぜ人は“ネガティヴな状態”で在り続けやすいのか」についても、グループワークをしながら、シェアしました。



いろんな経験から得た気付きを分かち合う機会としてのお茶 de フローライフ習慣」。
次回は1月18日(土)に開催致します。

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この日の采食顕美メニューは、“アップルジンジャースープ”でした。

【Salone Report】 Wine Lovers Club 2024.12.20

12月20日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2024年9月からは「オーストラリア」のワインを取り上げています。

オーストラリアは、新興国の中でも、チリと共にワイン産業を盛り上げているワイン国。
世界一大きな島であり、また世界一小さな大陸であり、世界で6番目に広いと言われる国土はヨーロッパ全体のおおよそ7割にも匹敵し、その広さゆえ地域によって気候風土に特徴が異なります。
ワイン産地は、シラーズの銘醸地として最も有名なバロッサ・ヴァレーを始めとして、東端のニュー・サウス・ウェールズ州から西端の西オーストラリア州まで3,000km超にわたって点在しています。
また、近年は世界的なトレンドや地球温暖化による影響から、タスマニアやヤラ・ヴァレーをはじめとした冷涼産地(クール・クライメイト)にも注目が集まっており、異なるテロワールを持つ各産地から、多様性豊かなワインが生み出されています。
そんなオーストラリアでは、シラーズやカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネといった多彩なブドウ品種が栽培されており、その生産量と質の両方において重要な役割を果たしています。


オーストラリア」のワインの3回目は「タスマニア州のワイン」を取り上げました。

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海に囲まれた最南端のタスマニア州は、オーストラリア本土から約250km離れた場所にある島で、一つの州として認められています。北海道とほぼ同じ緯度に位置し、北海道よりひと回り小さな島です。面積の約4割が「自然保護区」に指定されていて、自然豊かな希少動物の生息地として知られています。また近年は高品質なワインの産地としても注目されています。

ブドウ栽培面積は約1700haで、オーストラリア全体の生産量のわずか1%にも満たないですが、プレミアムなワインの生産地として注目されています。

タスマニアは特に高品質なスパークリングワインで知られていますが、実は生産量の2/3はスティルワインが占めています。

タスマニア州は人が住める環境下で、「世界一 水と空気の美しい場所」と言われています。タスマニア島の西側は遥か彼方アフリカ大陸に至るまで海が続きます。南側は南極大陸で、公害や大気汚染とは一切無縁の島なのです。空気が澄んでいるため遠方の緑や景色が色濃く見え、雨水は日本の浄水よりも綺麗でそのまま飲用されるほどです。

タスマニア全体のワイナリー(ブドウ畑)の数は約230にものぼり、それぞれで独自のワイン造りが行われています。
 
タスマニアはピノ・ノワールシャルドネが最もメジャーな品種で、ソーヴィニヨン・ブランやリースリング、ピノ・グリなども年々増えてきています。
黒ブドウ品種ではカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランにメルローなどが見られ、オーストラリア本土と違う点として、タスマニアではシラーズはあまり栽培されていません


タスマニアのワイン産業の始まりは、1950年代にブドウを植えたのが最初です。比較的早く葡萄園が開かれたタスマニアですが、「タスマニアの気候はワインには寒すぎる、葡萄栽培適した土地ではない」という見解が当時の多くの人々の結論でした。
しかし、1980年代から一気にビンテージの設立が急増しました。きっかけは、シドニー大学にて葡萄生理学を研究していたアンドリュー博士の論述から全てが再スタートされたのです。
1972年、アンドリュー・ビリーは、北部のパイパーズ・ブルック地区が繊細なヨーロッパ・スタイルのワインに適するという研究により、オーストラリアで初めて栽培学でPhDを修得しました。このタスマニアの地こそ、フランスのシャンパーニュ地方やラインガウ地方やボルドー地方に匹敵する寒冷な気候を持ち、高品質の品種が生産できる要素を持っていました。
タスマニアの地理は人が思う以上に、ワイン製造にとっては変化に富んだ地域です。

その後タスマニアは、おもにスパークリングワインのベースとなるベースワイン用のブドウの産地として知られるようになりました。また近年では、タスマニアで造られた質の高いスティルワイン(赤・白・ロゼ)も人気となっています。

今回は、タスマニアのワインのみならず、タスマニア産業を作り上げた「タスマニアの父」と呼ばれる方のワイナリーのワインを実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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【Live Report】 Tuesday Night Live 2023.12.17 黒沢 綾( pf. & vo. ) & 小林 宏衣( pf. & vo. )

12月17日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を、開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

出演くださいましたのは、ピアニスト&ヴォーカルの 黒沢 綾 さんとピアニスト&ヴォーカルの 小林 宏衣 さんです。

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黒沢さんと小林さん。ふたりの弾き語りニストによる共演。
演奏とハモリの妙に加えて、アレンジの妙をも兼ね備えるお二人ならではの選曲、アレンジ、構成で繰り広げられる生演奏。

恒例となっている聖なる季節のお二人のライヴ。
この時期ならでは、としてクリスマスソングがたくさん取り入れられましたが、黒沢さん、小林さんらしいクリスマスソングの選曲。

黒沢さんと小林さんのライヴではお馴染みの選曲“J-Pop”。
今回は、J-Popのクリスマスソングをたっぷりと取り入れられました。

しかも。
小林さんが、山下達郎さんのあのクリスマスソングを、ブラジルのバイョンというリズムでアレンジし、さらには松任谷由実さんのあのクリスマスソングをアフロキューバンでアレンジで、と、ほかでは聴けない演奏で愉しませてくださいました。

二人でのライヴで定番となってきている曲では、ハーモニーがますますステキに進化を遂げています。

うつくしいものを一緒に歌いたい
そんな、互いにベストパートな二人ならではの、選曲、演奏、掛け合い。

常に笑いの絶えないトークと、
ずっとずっと聴いていたいハーモニー。
黒沢さんと小林さんの演奏が醸し出す、ゆったり、まったりな冬のひととき。

アンコールは、二人でア・カペラでクリスマスソング、でした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、聖なる季節ならではの、愉しいうちにゆったりまったりとトキが過ぎていく心地よい生演奏のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪
 
♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. クリスマス・イブ
2. River
3. Christmas Time Is Here
4. The Christmas Song
5. Christmas Waltz
6. 六花舞うように (黒沢さんオリジナル曲)

<2nd Set>
1. Once I Walked In The Sun
2. Best Part
3. サイレント・イヴ
4. Jingle Bells
5. His Eye Is On The Sparrow
6. 恋人がサンタクロース

<Extra>
Silent Night / きよしこの夜

1st-4,5,6,2nd-1,2,3:黒沢 綾さん on pianoforte
1st-1,2,3,2nd-4,5,6:小林 宏衣さん on pianoforte
Extra:a cappella by 黒沢 綾さん&小林 宏衣さん
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