2018年1月から始まり、「人生を愉しくする「脳のお片付け」習慣」として開催していました本サローネ。
今回から名称を「人生を愉しくする「フローライフ」習慣」と改めて開催となりました。
「おひるねヨガ」によって「頭を占め続けるモヤモヤ」がすっきりすることで、自分のやりたいことや、自分を大切にすることに気付くということを参加くださった方が体験されることから、「脳の中(思考)が片付いたその先」に意識を向けての改名です。
「フロー」という状態は、
「最高にリラックスしていながら、意識もはっきりしていて、かつ集中して行動ができている状態」で、それが「本来の状態」というのが私たちの解釈です。
本日も、参加くださった方も含めて自己紹介も兼ねたアイスブレイクトークを行ってから、鈴木めゆさんによる「おひるねヨガ」をみなさんで行いました。
「おひるねヨガ」は認知症の方へのヨガ、小学校低学年のヨガ、赤ちゃんや小さな子とお母さんのヨガ、妊婦さんなど、ヨガをするのが難しい方々でもできるヨガとして、めゆさんが伝えているヨガで、「座ったままの状態でもできるヨガ」です。
立位状態でのヨガは意識が「運動する」方向に向き、寝た状態でのヨガは脳が休まる状態になるそうです。
座位では脳はスッキリした状態でありながら、運動に意識が働かない。
このため、「脳を身体の各部とをつなぐことに意識を集中しやすい」という効果があります。
大事なことは、「あるがままを脳に受け入れさせる」こと。
関節を必要以上に動かそうとしたり、余分な肉があることを自責したり、というジャッジをしない。
「おひるねヨガ」はただただ今の身体の状態を脳に再認識させることに意識を向けます。
「ありのまま」の体の状態をきちんと脳に受け入れさせる。
そこから始まることがあるのです。
「おひるねヨガ」のあとは、食による脳のお片付け習慣「徳し人メニュー」 とともに「おしゃべりカフェ」。
本日の「徳し人メニュー」 は「和野菜でのカポナータ」を実食していただきました。
今回は「フローライフ」というキーワードから、「カポナータ(イタリア語、フランス語名称はラタトゥイユ)」にしました。
調理法は食材を加える毎に少量の塩を入れる、ただこれだけです。
塩は「塩味を付ける」ためではなく、「塩によって野菜の美味しさを引き出す」ために使います。
野菜が持つ味を引き出す、ように、「自分の中にある「ありのまま」を表に出す」。
それぞれの人が「ありのまま」の自分を発揮したら、とってもステキな味になる。
今日の「おしゃべりカフェ」のキーワードは「考える」。
絵本の話から、子どもへの問いかけは「あなたはどう思う?」が望ましいこと。
「こうしなさい」は子どもに知らず知らずの「呪縛」を掛けてしまう。
会話のインプロヴィゼーションというワークショップを紹介くださった方からは、
会話のインプロヴィゼーションでは「発言行動しないことはNG」に加えて、「話題を発展させないこともNG」というルールで展開していくそうです。
状況に関係なく「これを話そう」と思っていてはできないこと。
会話の流れで、自分の中にあるものが引き出されるような会話。
状況が見えつつも、今何をすべきかが分かる。
そして、12月にも参加くださった方の体験談では、自分の中にある“感情”や“思い”に気付き、それが自分の中にあるということを受け入れた方が、入ってくる情報が変わった、という後日談をシェアしてくださいました。
「フローライフ習慣」、これからの進化が愉しみです。