6月29日は、沖縄三線奏者の青 玲歌さんとピアニスト たかぎふみのりさんによりますデュオユニット「てんびん座」のライヴ、「東京うたの日 歌語れ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます。

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てんびん座」は、沖縄三線の弾き語りで活動する青 玲歌さんと、ブルースピアノのシンガーソングライターとして活動する たかぎふみのりさんが組んで、沖縄の伝統音楽をリスペクトするとともに、沖縄三線とピアノによる新しい音楽も追求しているユニットです。

6月23日は"オキナワ"にとって、とてもとても大切な日を機に、沖縄で始まった「うたの日」。
うたの日についてはこちら。)

あつまって、歌う。
こんな何気ないこと、と思うことが愉しめるのは実はありがたいこと。だから、愉しもう。
そして、「うた」はどんな状況にあっても、希望を与えてくれたり元氣をくれる。
だからそんな「うた」に感謝しよう。

そんな集まりをガレリア カフェ ユーでも2016年から、てんびん座のライヴで開催しています。 

今回も沖縄の民謡、そして沖縄民話の朗読を交えて、沖縄のことを伝えてくださいました。
今回、青さんが朗読してくださった沖縄の民話は「海神」。

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沖縄で旧暦の5月4日には、沖縄県内では一般的に「ハーリー」、方言の大切さと伝統を重んじる糸満などでは、漁業のまちらしく行事本来の名称である「ハーレー」と呼ばれる行事が行われます。
その由来となったお話でした。

ライヴでは1部は沖縄の民謡、そして沖縄で生まれた歌の演奏。
そして2部では、「てんびん座」のオリジナルの歌を演奏くださいました。

沖縄にはとても悲しい歴史が背景としてあり、
ただそれを内包しつつも、笑いを絶やさず、うたにして伝えることも忘れず。

カフェ・ユーでの「東京うたの日」のメインテーマソングとしている「満月の夕」もそのような歌。

この歌は、阪神淡路大震災の時に生まれ、東日本大震災でも歌われた歌で、被災に遭われた方が活力をもらえた歌。歌にはそのような力があり、そんな歌をたくさんの方とともに歌い継いでいきたいです。


本日は一品料理として、沖縄の「ソーミンチャンプルー」を作りました。

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沖縄には4つのチャンプルー料理があり、そのひとつがソーメンを使った「ソーミンチャンプルー」。
今回は、ツナ缶を使ったシンプルなソーミンチャンプルーをお出ししました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、歌を愉しみ、一緒に歌うことを愉しむことができて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. てぃんさぐぬ花
2. 花
3. 廃藩ぬ武士(はいばんぬさむれー)
4. 沖縄民話読み語り 「海神」
5. さとうきび畑
6. 夏の終わり
7. オジー自慢のオリオンビール

<2nd Set>
1. カエルのおっさんの唄
2. いちばん星
3. もう一杯いこう
4. ゲゲゲの鬼太郎
5. さよならrain
6. がじゅまる
7. 満月の夕

1st-3:青 玲歌さんソロ
2nd-1,2,3,5,6:てんびん座オリジナル曲