6月26日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、クロマチックハーモニカ奏者の マツモニカさん とギタリストの 長澤 紀仁さんによりますデュオ・ユニット「もにじん」です。

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小さな音の楽器の代表格、ギターとクロマチック・ハーモニカ。
その小さな音が最大限に活かされる(と言って良いと思うのですが)木質空間の中で、その繊細な音を“素のまま”に表現してくださる「もにじん」。

「もにじん」の選曲センス、そして表現に魅了されたお客さまが、“素のまま”の音での演奏を愉しみに集って下さるカフェ・ユーでのライヴ。
そんな生音環境で、本日長澤さんが手にされたギターは、「繊細でありながら音量もある素晴らしい」長野県真田町の名工 石井栄さんによる1995年製作のマヌエル・ラミレス・モデル。
いつにも増して、ステキな響きでした。

好評でした『もにじん』の1st CD「もにじん#1」の再販に伴い、リマスタリング&リミックスされた2nd editionの発売記念も兼ねた生音ライヴでは、「もにじん#1」収録曲から多めに演奏されました。

ショーロの名曲を初めとする「もにじん」お馴染みのブラジル音楽に加えて、アルバムには敢えて日本語タイトル「恋よさようなら」で表記されているバート・バカラック作の「I'll never fall in love again」や、「もにじん」名義でアルバム収録された最初の曲「Vento de Junho」などを、もにじんスタイルで演奏くださいました。


2ndセットでは、ブラジル音楽の演奏活動もされているヴァイオリニスト 五十嵐 歩美さんをゲストに、著名なボサ・ノーヴァを2曲、長澤さんのアレンジヴァージョンで演奏くださいました。

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長澤さんのギターをベースに、五十嵐さんのヴァイオリンとマツモニカさんのクロマチックハーモニカの見事な連携。さらには、五十嵐さん、マツモニカさん、長澤さんの卓越した個人技。
それはまさに、ただ勝利するだけでは不満で、美しい攻撃もが要求される「フッチボウ・アルチ(芸術サッカー)」というブラジル気質の体現のようでした。

そして、再び「もにじん」にて、切なくうつくしい日本の歌謡曲「悲しくてやりきれない」が流れ。
そしてボーナスステージとして、「もにじん#1 2nd edition」に収められたボーナス・トラック「Rio Vermelho」が演奏されました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、うつくしい曲をうつくしい演奏で堪能する音楽のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Triste
2. Ai Quem Me Dera
3. Lamentos
4. Rosa
5. Vento de Junho (長澤さんオリジナル曲)
6. 恋よさようなら
 
<2nd Set>
1. A Noite
2. Esperança No.1 (マツモニカさんオリジナル曲)
3. 旅立ちの鐘 (長澤さんオリジナル曲)
4. Garota de Ipanema
5. Samba De Uma Nota Só
6. 悲しくてやりきれない 

<Extra>
Rio Vermelho (長澤さんオリジナル曲)

2nd-4,5:Guest 五十嵐 歩美さん on Violin