4月10日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユウで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、パンデイロ奏者の 見谷 聡一 さん、トロンボーン奏者の和田 充弘さん、トランペット奏者の黄 啓傑さん、チューバ奏者の 松永 敦さんによるカルテットユニット「Choro'n'POW」です。

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「Choro'n'POW」は“Choro and Peace Of  the World”の略で、ショーロンポウ(小龍包)と呼ぶ・・・洒落の利いたバンド名。
ちなみにショーロとはヨーロッパの音楽とアフリカのリズムが融合してできたと言われているブラジルのポピュラー音楽のスタイルのひとつで、「 管楽器 + バンドリン + カヴァキーニョ + ギター + パンデイロ 」が基本的な楽器編成とのこと。
ところが「Choro'n'POW」は、トランペット、トロンボーン、そしてチューバの「3管楽器+パンデイロ」というコード楽器レスなユニークな編成。

ショーロの名曲はもちろんのこと、日本の演歌をショーロアレンジにしたり、メンバーのオリジナル曲を演奏したり。
そして今回は初披露の曲もありました。

そのうちの一つは、ショーロの基本的なリズムから和田さんが「このリズムは・・・」と思い当たった日本のアニメソング「ラムのラブソング」。
意外なところに意外な国のリズムが潜んでいるものです!

 
ライヴの演奏も、トランペットやトロンボーンだけでなく、チューバもメロディーを取ったり、パンデイロもソロを取ったりするのが“Choro'n'POW”スタイル。

アイコンタクトを交わしながら、互いに連動する動きは、ブラジルのサッカーのうつくしい連動を観るよう♪
そのハーモニーのうつくしさ、アレンジのすばらしさ、自由な機動力、見事なサポート力、そして全員がエンターテインナーとしてすばらしい、“Choro'n'POW”のチームプレイが随所に見られました♪


2ndセットのオープニングは黄さんと見谷さんによるデュオユニット「ショロー☆くらぶ」で。

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見谷さんによると「ショロー☆くらぶ」はツアー先で結成されたデュオですが、二人でのステージは初、とのこと。
黄さんことジェット・ウォンのパンディロの叩き語りと見谷さんのウクレレでの演奏で歌われたのは「すべて失ってもいい」。 


そして本日は、来店されていたトランペッターの木幡さん、そしてフルート奏者の深山さんも演奏にゲスト参加されて、最大で「4管+2パンディロ」という編成。

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とにかく、演奏されている皆さんの笑顔がステキで、聴いているお客さまも笑顔になって。
ジェット・ウォンの歌声にみんなで合唱したり、見谷さんのお弟子さんがパンディロ参加されたり。

聴かせながらも、愉しませる♪
笑わせながらも、聴かせる!
アミューズメントパークのような愉しいChoro'n'POWのライヴ、今回も満喫致しました♪


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ハイクオリティな“音楽エンターテインメント”のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Noites Cariocas
2. Sonoroso
3. 心のこり
4. Flamengo
5. サウダーヂ神戸 (黄さんオリジナル曲)
6. Ainda Me Recordo
7. ラムのラブソング
 
<2nd Set>
1. すべて失ってもいい  (黄さんオリジナル曲)
2. Vou Vivendo
3. Chorei
4. Receita de Samba
5. 春風のいたずら (黄さんオリジナル曲)
6. 豆腐屋さん (和田さんオリジナル曲)
7. 山吹く風~放課後サウダーヂ~ (見谷さんオリジナル曲)
8. Andre de Sapato Novo

<Extra>
1. Brasil Pandeiro
2. What A Wonderful World 

1st-5,2nd-1,5:Vocal by ジェット ウォン(黄 啓傑さん)
2nd-1:Ukulele by 見谷 聡一さん
E-2:サッチモ by 和田 充弘さん 
1st-5, 2nd-5, Extra-1,2:Guest Trumpet 木幡 光邦さん
2nd-2,3,4, Extra-1,2:Guest Flute 深山 真里さん