2017年9月に開催されました「RUN伴2017文京」をきっかけにご縁がつながった
お茶を飲みながら、くつろいでお話できる空間を提供するガレリア カフェ ユウ。
「認知症サポーター」の養成ができる認知症キャラバンメイト。
認知症の方へのヨガなど、ヨガをするのが難しい方々にヨガを伝えるナビゲーター。
この4名が一緒になって、「自分とつながる みんなとつながる」をモットーに立ち上げたのが「サローネ グラツィエ」です。
そして「サローネ グラツィエ」が2月から開催していますのが、認知症の予防実践を体得していただく「脳のリラクゼーション&クリーニングエステ」です。
まずは、鈴木めゆさんによる「おひるねヨガ」を実践体験です。
「おひるねヨガ」は認知症の方へのヨガ、小学校低学年のヨガ、赤ちゃんや小さな子とお母さんのヨガ、妊婦さんなど、ヨガをするのが難しい方々でもできるヨガとして、めゆさんが伝えているヨガで、「お昼寝をしながらするヨガ」。ではなくて、「おひるねをするように、自分にいろんなことを許してあげるヨガ」です。
めゆさんの本日のトークより。
タイの僧侶は「認知症の方がいない」そうです。
理由はいくつかあるのですが、そのひとつが「手作業が多いこと」。つまりそれは、「誰かに必要とされる仕事がある」ということです。
また最新の脳科学で「ぼんやりと過ごす」ことの重要性が提唱され始めたそうです。
ぼんやりとしているときには脳内にあるネットワークが生まれていて、「自己認識」「記憶」「情報の統合」など重要な機能を担っているとのこと。
さらに、このネットワークは「認知症」や「うつ病」などさまざまな病気との関連もわかってきています。
我々がぼんやりしているとき、脳の後部帯状回と前頭葉内側はシンクロするように活動しており、このネットワークをデフォルトモードネットワーク(DMN)と呼びます。
デフォルトモードネットワーク(DMN)と関連して、もう一つ背外側前頭前野(DLPFC)という部分も注目を集めています。
DLPFCとは背外側前頭前野と呼ばれる前頭葉の一部で「思考」や「認知」など知的活動をする際のまとめ役になる重要な部分で大脳全体の司令塔と呼ばれる部分です。
体操や散歩など単なるリラックスでは背外側前頭前野(DLPFC)の活動が低下し、デフォルトモードネットワーク(DMN)が活動的になりますが、その際に脳の中では様々な雑念が浮かび、それがストレスを生みだすといいます。
マインドフル瞑想をした場合は、背外側前頭前野(DLPFC)とデフォルトモードネットワーク(DMN)の両方が活動的になり、背外側前頭前野(DLPFC)が活動することでデフォルトモードネットワーク(DMN)がうまくコントロールされるようになります。
その結果、ストレスを感じにくい脳になるというのです。
呼吸に意識を向ける「おひるねヨガ」はマインドフル瞑想と同じようなリラックスを得ることができると感じます。
「おひるねヨガ」体験後は、リフレッシュ効果のあるハーブティーと健全な脳にお薦めのメニューとともに、「おしゃべりカフェ」を愉しみました。
違う刺激は脳にとって最良の栄養源、とも言います。
ですので、職場環境などが異なる方が集って話す「おしゃべりカフェ」も脳にとってはとても大切な栄養源、と言えると思います。
「おしゃべりカフェ」では都丸さんが「認知症と単なる物忘れの違い」 をクイズ形式で紹介くださいました。
「認知症」は「脳の生活習慣病」と呼ばれています。
では、どういった症状が「認知症」なのか?
そういった「認知症」を正しく理解することも、本サローネでは話題にしていきたいと思います。
また食の予防実践は、「徳し人メニュー」 として「豆カレー」を実食していただきました。
インドにはアルツハイマー型認知症が少なく、米国と比べて患者の割合は4分の1というデータがあります。
その理由の一つと推測されるのがインドの国民食であるカレー。カレーには様々なスパイスが含まれますが、中でもカレーの主成分となるターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンは抗酸化作用が高いだけでなく、アルツハイマー型認知症の原因物質とされる「アミロイドβ」が脳内に蓄積するのを防ぐ効果もあると言われています。
アルツハイマー病の発症メカニズムでは、まず、脳にアミロイドβたんぱく質を主成分とする老人班が現れます。次に、異常リン酸化タウタンパクからなる繊維状の構造物が蓄積され、さらに神経細胞が変性、脱落し、さまざまな要因を経て、発症します。
ところが、このアルツハイマー病発症メカニズムにクルクミンを作用させることによって、最初に見られる病変のアミロイドβたんぱく質の凝集、線維化が大幅に抑えられたり、すでに線維化したアミロイドβたんぱく質も繊維が分解されたりする、という研究結果があるのです。