3月11日のサローネは、沖縄三線奏者の青 玲歌さんとピアニスト たかぎふみのりさんによりますデュオユニット「てんびん座」のライヴ、「歌語れ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます。

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てんびん座」は、沖縄三線の弾き語りで活動する青 玲歌さんと、ブルースピアノのシンガーソングライターとして活動する たかぎふみのりさんが組んで、三線とピアノによる新しい音楽を追求しているユニットです。

6月23日は"オキナワ"にとって、とてもとても大切な日を機に、沖縄で始まった「うたの日」。
うたの日についてはこちら。)
あつまって、歌う。
こんな何気ないこと、と思うことが愉しめるのは実はありがたいこと。だから、愉しもう。

そして、「うた」はどんな状況にあっても、希望を与えてくれたり元氣をくれる。
だからそんな「うた」に感謝しよう。

そんな集まりを3月11日にも開催しました。 

今回も沖縄の民謡、そして沖縄民話の朗読を交えて、沖縄のことを伝えてくださいました。
今回の沖縄の民話は「浜下りの由来」。
沖縄では旧暦の3月3日に女性が浜辺で足や手を海の水に浸す行事「浜下り」を行います。
その由来となったお話です。

ライヴでは沖縄の民謡、そして沖縄で生まれた歌の演奏。
さらには、「てんびん座」のオリジナルや洋の東西を問わぬカヴァーだったり。

子孫へ教えを伝える歌だったり。
忘れてはならない悲しい出来事を伝える歌だったり。
みんなで集まるのが愉しいね、という歌だったり。

唄の島と言われるように沖縄の方は本当に歌うことが好き。
そして「行逢りば兄弟(いちゃりば・ちょーでー)」、「一度会ったら兄弟のように接する」という沖縄文化があるように、ライヴに集ったみんなで乾杯したり。

みんなをひとつにする歌の力。

そして今回のメインテーマソング「満月の夕」。

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この歌は、阪神淡路大震災の時に生まれ、東日本大震災でも歌われた歌。
「日々を愉しむ」ことができることに感謝して、その感謝を忘れない。
この歌を聴くとそんな思いが私には起こります。


本日はスペシャルスイーツとして、沖縄の黒糖を使ったクレープ「ちんぴん」を作りました。

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お母さんの手作りを食べ慣れている青さんが「あぁ~、これです!」と召し上がってくださって、ほっとしました (笑
素朴だけど、もっちりしていて飽きのこないお菓子です。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、歌を聴くこと、一緒に歌うことを愉しむことができて嬉しいです♪
ありがとうございます♪

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. てぃんさぐぬ花
2. ハイサイおじさん
3. 沖縄民話読み語り 「浜下りの由来」
4. 三線の花
5. 花は咲く
6. 上を向いて歩こう

<2nd Set>
1. 涙そうそう
2. amazing grace
3. もう一杯いこう
4. いちばん星
5. オジー自慢のオリオンビール
6. 花
7. 満月の夕

<Extra>
海の声

1st-1,5:青 玲歌さんソロ