本日は、「ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
1月からのクールのテーマは「ハプスブルク帝国所縁の地」です。
1438年にハプスブルク家のアスプレヒト2世が神聖ローマ帝国皇帝に選出されて以後、ハプスブルク家が帝位をほぼ独占して選ばれたのを「ハプスブルク帝国」と称します。
ハプスブルク家は積極的な婚姻政策でヨーロッパの有力な諸家と結びつきながら、その領土を拡大していきます。
そんな史実も絡めながら、ハプスブルク帝国に所縁のある国のワインをテイスティングしていただきます。
5回目のテーマは「黒海周辺の新興国」というテーマで開催いたしました。
その国とは「モルドヴァ」です。
モルドヴァは1991年8月ソビエト連邦崩壊後に独立を宣言した国です。
国としては新しい出発をしていますが、その歴史は古く、中性には今のルーマニアの一部とともに「モルダヴィア公国」を形成していました。
この一帯は、オーストリア帝国、ロシア帝国、オスマン帝国が支配権を争っている地帯となるので、翻弄の歴史を辿っています。
またモルドヴァのワインの歴史は古く、ギリシャ帝国よりも前より存在し、7000~5000年前の葡萄が自生している場所です。
1878年のパリ万博で金メダルを獲得するワインを産し、英国王室を始め、ヨーロッパ諸国の王室に愛飲されたワインを産していました。
ソビエト共産圏時代には、一時ワイン産業を廃業させられることになりましたが、独立以降、積極的な民営化と先進国技術の導入によって、目覚しい復活を遂げつつある国です。
今回は、そのモルドヴァの1ワイナリーのワインを入手することができました。
日本ではなかなかお目にかかれないモルドヴァワインですが、欧州への輸出は盛んに行われています。国際品種品もですが、土着品種ワインにも優れたものが多いワイン産出国です。
今回は、国際品種のワインを3種類テイスティングしました。
リースリングは2014がファースト・ヴィンテージ。
メルロは、テイスティングではカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランに感じるような香味を有していました。
国土の8割を占める肥沃な黒土の力を感じるワインでした。
次回は6月16日「ハプスブルク帝国の帝都」というテーマでワインをセレクトします。
今回テイスティングしたワインのノートは以下のとおりです。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
1月からのクールのテーマは「ハプスブルク帝国所縁の地」です。
1438年にハプスブルク家のアスプレヒト2世が神聖ローマ帝国皇帝に選出されて以後、ハプスブルク家が帝位をほぼ独占して選ばれたのを「ハプスブルク帝国」と称します。
ハプスブルク家は積極的な婚姻政策でヨーロッパの有力な諸家と結びつきながら、その領土を拡大していきます。
そんな史実も絡めながら、ハプスブルク帝国に所縁のある国のワインをテイスティングしていただきます。
5回目のテーマは「黒海周辺の新興国」というテーマで開催いたしました。
その国とは「モルドヴァ」です。
モルドヴァは1991年8月ソビエト連邦崩壊後に独立を宣言した国です。
国としては新しい出発をしていますが、その歴史は古く、中性には今のルーマニアの一部とともに「モルダヴィア公国」を形成していました。
この一帯は、オーストリア帝国、ロシア帝国、オスマン帝国が支配権を争っている地帯となるので、翻弄の歴史を辿っています。
またモルドヴァのワインの歴史は古く、ギリシャ帝国よりも前より存在し、7000~5000年前の葡萄が自生している場所です。
1878年のパリ万博で金メダルを獲得するワインを産し、英国王室を始め、ヨーロッパ諸国の王室に愛飲されたワインを産していました。
ソビエト共産圏時代には、一時ワイン産業を廃業させられることになりましたが、独立以降、積極的な民営化と先進国技術の導入によって、目覚しい復活を遂げつつある国です。
今回は、そのモルドヴァの1ワイナリーのワインを入手することができました。
日本ではなかなかお目にかかれないモルドヴァワインですが、欧州への輸出は盛んに行われています。国際品種品もですが、土着品種ワインにも優れたものが多いワイン産出国です。
今回は、国際品種のワインを3種類テイスティングしました。
リースリングは2014がファースト・ヴィンテージ。
メルロは、テイスティングではカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランに感じるような香味を有していました。
国土の8割を占める肥沃な黒土の力を感じるワインでした。
次回は6月16日「ハプスブルク帝国の帝都」というテーマでワインをセレクトします。
今回テイスティングしたワインのノートは以下のとおりです。