昨年の夏頃からネットニュースなどの記事にも取り上げられておりましたが、エチオピア産のコーヒー豆が残留農薬の理由により、日本国内に輸入されない状態が続いています。

私たちのお店のコーヒーのオリジナルブレンドで使用しています、独特の甘い香気を持つモカマタリもエチオピア産豆です。
今までは取引をさせていただいておりますメーカーさんの在庫でなんとか対応いただけていたのですが、現状も輸入許可の目処が立っていない状況で、在庫も枯渇してきたとのこと。

モカマタリの香気は独特で、なかなか他に替わるものがないのが実状です。
とはいえ、無いものは仕方がありません。
メーカーさんのご協力をいただきながら替わるブレンドを検討しました結果、やっと納得のいくブレンドができました。

モカマタリに代わりまして、ドミニカ産の豆を使います。
中米諸国産のコーヒー豆は、例えばジャマイカ産のブルーマウンテンに代表されますように、他の産出地域に比べると甘い香気を持っています。

コーヒーは味もさることながら、やはり香りによる感覚での味覚もとても大切な要素です。なので、甘い香気はどうしても欲しい要素でした。
今までのブレンドよりは、よりコクのあるブレンドになります。

明日2日より切り替えます。

53eb40ae.jpg

※エチオピア産コーヒー豆の輸入が再開されましたら、従来のブレンドに戻します。