本日は、馨華(シンファ)代表の秦さんによります、中国茶文化をすべからく学ぶことができる品茶会、「馨華 中国茶品茶会」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
本日のテーマは「岩茶」。
本日味わいましたお茶はこちらです。

(上左) 武夷奇種:武夷山に元から自生する茶樹で造られたお茶。茶色は深く、岩韻も強く豊かなお茶でした。
(上右) 武夷水仙:茶色も浅く、穏やかな味わいのお茶。岩茶が初めての方にお薦めの味わいです。
(中左) 武夷肉桂:2007年のお茶。「肉桂」の由来でもあるシナモンにも似た香りを感じるものの、金賞を受賞に価する実にまろやかな味わいでした。
(中左) 武夷大紅袍:中国の迎賓館「釣魚台」でも国賓に出される正統な大紅袍(2008年もの)。水のように自然な味わい、ほのかに香る岩韻。穏やかなれど、飽きのこない味わいでした。
(下) 黄山毛峰:楊貴妃が麗人になったのはこのお茶のお陰、とされる緑茶。青茶の後に飲んでもその甘さと清らかさが負けないのは、この茶葉の力あっての味わい。
今日は、秦さんが、「武夷奇種」と「武夷水仙」を同時に淹れてくださいながら、品茶の仕方をレクチャーしてくださいました。
お茶はとにかく「自分でどう香味を感じるか」が基本となります。
「ものの本に書いてあった」としても、自分で感じられなければ、そのお茶の味を自分のものとして記憶することができません。
記憶すべきことは、
一、茶葉の色、カタチ、香り。
二、お茶にしたときの水色。
三、口に含んだときの香味。
です。

今回、秦さんがご紹介くださった漢詩は、丁谓の漢詩でした。
今から1000年も前の時代にすでに「武夷山」のお茶が皇帝に献上されている様子が詠われています。
音読は「以诗送宣赐进奉红绡封龙字茶与琏禅师」をしてくださいました。
また、私は11月の品茶会で使った正山小種を使った杏仁酥(シンレンスー)を作りました。

基本のレシピでは牛乳など液体成分がないのですが、濃く出した正山小種を成形が保てるギリギリの量を生地に加え、上塗りの卵液に混ぜて塗ることでお茶の香味を混ぜ込みました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
本日のテーマは「岩茶」。
武夷岩茶(ぶいがんちゃ)は、中国福建省北部の武夷山市で生産される青茶(烏龍茶)の総称。
青茶の中でも最も貴重な物の1つで、香木にも似た独特な芳香に富み、渋みだけでなく甘みさえ感じるお茶もあります。その独特の香りを「岩韻」とも称します。
武夷山に生育した茶葉から造られる青茶を「正岩茶」、武夷山周辺の地域の茶樹から造られるものを「外岩茶」と呼びます。
青茶の中でも最も貴重な物の1つで、香木にも似た独特な芳香に富み、渋みだけでなく甘みさえ感じるお茶もあります。その独特の香りを「岩韻」とも称します。
武夷山に生育した茶葉から造られる青茶を「正岩茶」、武夷山周辺の地域の茶樹から造られるものを「外岩茶」と呼びます。
本日味わいましたお茶はこちらです。

(上左) 武夷奇種:武夷山に元から自生する茶樹で造られたお茶。茶色は深く、岩韻も強く豊かなお茶でした。
(上右) 武夷水仙:茶色も浅く、穏やかな味わいのお茶。岩茶が初めての方にお薦めの味わいです。
(中左) 武夷肉桂:2007年のお茶。「肉桂」の由来でもあるシナモンにも似た香りを感じるものの、金賞を受賞に価する実にまろやかな味わいでした。
(中左) 武夷大紅袍:中国の迎賓館「釣魚台」でも国賓に出される正統な大紅袍(2008年もの)。水のように自然な味わい、ほのかに香る岩韻。穏やかなれど、飽きのこない味わいでした。
(下) 黄山毛峰:楊貴妃が麗人になったのはこのお茶のお陰、とされる緑茶。青茶の後に飲んでもその甘さと清らかさが負けないのは、この茶葉の力あっての味わい。
今日は、秦さんが、「武夷奇種」と「武夷水仙」を同時に淹れてくださいながら、品茶の仕方をレクチャーしてくださいました。
お茶はとにかく「自分でどう香味を感じるか」が基本となります。
「ものの本に書いてあった」としても、自分で感じられなければ、そのお茶の味を自分のものとして記憶することができません。
記憶すべきことは、
一、茶葉の色、カタチ、香り。
二、お茶にしたときの水色。
三、口に含んだときの香味。
です。

今回、秦さんがご紹介くださった漢詩は、丁谓の漢詩でした。
今から1000年も前の時代にすでに「武夷山」のお茶が皇帝に献上されている様子が詠われています。
音読は「以诗送宣赐进奉红绡封龙字茶与琏禅师」をしてくださいました。
また、私は11月の品茶会で使った正山小種を使った杏仁酥(シンレンスー)を作りました。

基本のレシピでは牛乳など液体成分がないのですが、濃く出した正山小種を成形が保てるギリギリの量を生地に加え、上塗りの卵液に混ぜて塗ることでお茶の香味を混ぜ込みました。