本日は火曜日の夜の音楽のひととき♪
第一線で活躍されているミュージシャンによりますリヴィングルームスタイルのライヴ「Tuesday Night Music Club」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ケーナ/サンポーニャ奏者 山下 TOPO 洋平さんとピアニスト 上野山 英里さんです。

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当店ではTOPOさんも完全生音での演奏となります。
朗々と響くケーナ。やわらかく上野山さんのピアノと溶け合うサンポーニャ。
どちらも魅力的な音色が、素のままに愉しめます。

今回のライヴでも、TOPOさん、上野山さんそれぞれのオリジナル曲をデュオヴァージョンで演奏くださいました。

オープニングは上野山さんのオリジナル曲「Bless in Bliss」。
この曲はまだアルバム未収録とのこと。
上野山さんの煌くピアノの音色は、まさに「至福の祝福」♪

そして、2曲目はTOPOさんのオリジナル曲でこれもまだアルバム未収録の「飛梅」。
どの花よりもいち早く春の訪れを告げる梅花。
寒さの中に春を待つ楽しみがあるのを思い出させてくれる曲です。

TOPOさんのオリジナル曲「傀儡子」は、リズムは南米フォルクローレですが曲の聴いたイメージはどことなく和風。
その秘密は、ところどころに登場する日本的な和音にあるそうです。
上野山さんも、TOPOさんもジャズや南米フォルクローレのフォームをベースにしながらも、日本人の心の琴線に触れる曲を作り、そして響かせるオリジナリティあふれるミュージシャンです。

2ndセットのオープニングは上野山さんのオリジナル曲「Small Hours」。
「ティエラクアトロ」や「アルカナ」、「じゅずだまトリオ」と共演機会の多いTOPOさんと上野山さんですが、この曲をTOPOさんが演奏するのは初めてとのこと。
夜中の2~3時の時間帯を英語では「Small hours」と言うそうです。
人も寝静まった静かな時間のことだそうですが、ミュージシャンの方は覚醒している時間帯でもあるとか。
夜の静寂の雰囲気と、エモーショナルな音のうねりが交叉する曲でした。

2曲目には2日前にできたばかりのTOPOさんのオリジナル曲。
まさに初演、でした。
「空と草原」、「道のように一列に連なる雲」、「雲間から降り注ぐ光」などなど。
人それぞれでしたが、いずれもヴィジュアルが視える。
そんなオリジナル曲でした。
どんなタイトルが付くのか、楽しみです♪

案山子」がアンコールで演奏され、遠き山に日が落ちるように、ライヴの一日が終わりました。

来場くださいました皆さまにとりましても、楽しい音楽のひとときでありましたならば、幸甚に存じます。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Bless in Bliss (上野山さんオリジナル曲)
2. 飛梅 (TOPOさんオリジナル曲)
3. 傀儡子 (TOPOさんオリジナル曲)
4. Panorama (TOPOさんオリジナル曲)
5. Rose Centifolia (上野山さんオリジナル曲)
6. ツグミ (上野山さんオリジナル曲)

<2nd Set>
1. Small Hours (上野山さんオリジナル曲)
2. 新曲 (TOPOさんオリジナル曲)
3. 風穴 (上野山さんオリジナル曲)
4. Ciconia (上野山さんオリジナル曲)
5. Snowdrop (TOPOさんオリジナル曲)

<Extra>
案山子 (TOPOさんオリジナル曲)

1st-1,2nd-4:Zampoña
ほかすべて: Quena by TOPOさん