あることを始めるの機に新しくこのblogを始める。
それは「カフェビジネスを習得する」ということ。

今現在、35歳。今年で36歳。
会社ではそれなりに優遇されたお給金をいただき、それなりに仕事をこなしている。
だが、きっと本来求められているような役割は務めておらず、また本人もそれを認めるが、務まるタマではない。

このまま惰性で続けることもできるけど、変なところで真面目なので、そうしている自分が嫌いなのである。

いつしか、なんとなく漠然と飲食と音楽に満たされた空間をサービスする仕事に憧れを持つようになっていた。
プライベートのちょっとした集まりで、料理をしたり自作の果実酒を振舞ったり、それに喜んでもらうのが心地好い、という所為かもしれない。
仲間内でとり行う例えば結婚式の2次会などで、BGMを担当するのが好きで、またそれで選曲などを誉めてもらうのが心地好いから、かもしれない。

とはいえ、生活するためにすることとしてできるのか? という不安はある。
不幸にしてというか幸いにしてというか、現在まで独身気楽。
そんな「貴族」なんていいものじゃない。
そして特別な相手もいない。
だから、自分の行動で迷惑を掛けるのは最小単位の自分だけ、という絶好の状態にある。

などといろいろ思案していた時に、ふと目にしたある有名料理学校の新設コース「カフェ・スウィート専科」。
週2回、18:30から授業がある。
授業は料理の実習とカフェ経営に必要な経営学の講座。

これほどタイミングがいいのもそうそう無い話だと思い、受講願書を出した。

そして今日がその入学式。
白いコックコート、帽子、エプロン、チーフを受け取り、それらしい格好。

授業ではデジカメで自分が作った料理を写真に撮ってもいい との説明もあった。

ということで、10数年ぶりの学生生活。
このコースを卒業して転進するかどうかはまだ分からない。
ただ、はっきり言えるのはこの授業でケツを割るようでは、カフェ・ビジネスなんかに転職できないってことだ。

自分がこのコースを取っていく過程でどのように成長するのか? 思いが変わるのか?
その記録としてもこのblogを書いていこうと思う。