本日は、五感をフルに使ってワインの語る物語を聴き、そしてワインのことを識る体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます。

本日は「基本の葡萄品種」 の5回目、テーマは「ワイン好きが崇拝する葡萄品種」。
その答えは、「カベルネ・ソーヴィニヨン」でした。
カベルネ・ソーヴィニヨンは、その汎用性の高さと一定品質を保つ性格から、世界で広く栽培され、そして世界で広く成功し、愛飲されている葡萄品種です。

今回は、原産地であるボルドーの左岸のカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワイン。
そしてチリ、オーストラリア・クナワラのワインを取り上げて、テイスティングしていただきました。

ボルドー左岸のワインは、ブレンドされていることもあって、ほかの2種のワインに比べ、サラッとしたテクスチャーの印象を持った方が多かったようです。またかなりな比率でブレンドされているメルロのニュアンスを感じた方が多くいらっしゃいました。
チリ、クナワラはともに濃厚な果実味を感じ取られていました。そしてクナワラの冷涼さを感じるハーブや野菜の青さの香味を感じる方もいらっしゃいました。

またお客さまの提供で、ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンもテイスティングしてみました。
ナパ・ヴァレーのものは果実味がありつつも洗練された感じがあり、カベルネ・ソーヴィニヨンの好ましい点がよく出たワインでした。

今回テイスティングしたワインのノートは下記のとおりです。

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