本日は、「NIPPON」をテーマにしたエンターテインメント・ライヴ、「ZIPANG Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪
本日の演目は、「川崎の歌姫」桜井 純恵さんが日本の名曲、日本語カヴァーの名曲の数々を歌うライヴ、「桜井純恵~日本の名曲を歌う~」でした。
今回の2部構成は、1部は「日本の童謡」 を中心にした構成、2部は「日本語、日本語カヴァーの歌謡曲」を中心にした構成で進みました。

日本には四季があり、 そしてその四季折々の風情を歌った童謡があります。
ライヴは、これからの季節の風情が表された「紅葉(もみじ)」で始まりました。
中秋の名月、皆既月食、スーパームーンに沸いた先日の満月の記憶も新しいことから、月にまつわる童謡「うさぎ」と「十五夜お月さん」 。
桜井さんの弾き語りによるソプラノヴォイスで、津津とした月夜の雰囲気が漂いました。
「七つの子」 では歌にまつわる説明もありました。
この「七つ」 は「七羽」なのか、それとも「七才」なのか。
日本にはその昔、7歳で「帯解き式」を行い、これによって普通の硬い帯を締めるようになる風習がありました。これは今も七五三にその名残があります。昔は今のような医療技術ではありませんでしたので、7つまで生きるだけでも大変なことでした。そんな背景を知って聴く「七つの子」は、本当に無事に帯解きまで済んだ子供への愛おしさに溢れているように感じます。
桜井さんは「歌碑巡りが趣味」とおっしゃるように、歌の背景などの理解に努めています。
今回は、小田原が舞台の童謡をふたつ。「めだかの学校」 と「赤い鳥小鳥」をエピソードを語って下さりながら、歌ってくださいました。
このような童謡は、今は小学生の音楽の教科書から消えつつあるそうです。
日本人の感性が伝承されている童謡。
歌詞を読めば知識として入ってきますが、歌うことを通じると感性として身体に備わります。
歌を始め、「ZIPANG Live」では、「日本人が代々受け継いできた感性を身体に宿す」ことができるのではないか? といつもライヴの度に思います。
1部の最後は、現代の童謡「14ひきのこもりうた」 でした。

2部の始まりは、アンドレ・ギャニオンの曲に詞が付いて平原 綾香さんによって歌われた「明日」でした。
岩谷時子さん訳詞によるレ・ミゼラブルから「夢やぶれて」 や、ケーナ奏者 八木 倫明さん訳詞による「広い河の岸辺」、そしてジブリの映画監督 高畑 勲さん訳詞による「愛は花、君はその種」などなど。
これらの歌は、原曲の完訳、というよりは歌の内容を理解した上でさらに日本語化された、「原曲のある日本の歌」 と呼ぶことができる歌ではないでしょうか?
原曲の持つイメージを損なうことなく日本人の感性にすんなりと入る形になったすばらしい歌です。
アンコールには、「One Man's Hand」の日本語化曲「一人の手」 を歌ってくださいました。
一人の小さな手、目、声では何もできないかもしれませんが、それでもみんなの手、目、声が集まれば何かできる。
そんな勇気ソングでした。
来場くださいました皆さまにとりましても、楽しい音楽のひとときでありましたならば、幸甚に存じます。
♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 紅葉(もみじ)
2. うさぎ
3. 十五夜お月さん
4. 七つの子
5. めだかの学校
6. 赤い鳥小鳥
7. 小さい秋みつけた
8. 靴が鳴る
9. 夕焼小焼
10. 旅愁
11. 見上げてごらん、夜の星を
12. 14ひきのこもりうた
<2nd Set>
1. 明日
2. 想い出がいっぱい
3. 今日の日はさよなら
4. 夢やぶれて(「レ・ミゼラブル」より)
5. 広い河の岸辺
6. 愛は花、君はその種(「おもひでぽろぽろ」より)
7. 夜明けのうた
<Extra>
一人の手
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪
本日の演目は、「川崎の歌姫」桜井 純恵さんが日本の名曲、日本語カヴァーの名曲の数々を歌うライヴ、「桜井純恵~日本の名曲を歌う~」でした。
今回の2部構成は、1部は「日本の童謡」 を中心にした構成、2部は「日本語、日本語カヴァーの歌謡曲」を中心にした構成で進みました。

日本には四季があり、 そしてその四季折々の風情を歌った童謡があります。
ライヴは、これからの季節の風情が表された「紅葉(もみじ)」で始まりました。
中秋の名月、皆既月食、スーパームーンに沸いた先日の満月の記憶も新しいことから、月にまつわる童謡「うさぎ」と「十五夜お月さん」 。
桜井さんの弾き語りによるソプラノヴォイスで、津津とした月夜の雰囲気が漂いました。
「七つの子」 では歌にまつわる説明もありました。
この「七つ」 は「七羽」なのか、それとも「七才」なのか。
日本にはその昔、7歳で「帯解き式」を行い、これによって普通の硬い帯を締めるようになる風習がありました。これは今も七五三にその名残があります。昔は今のような医療技術ではありませんでしたので、7つまで生きるだけでも大変なことでした。そんな背景を知って聴く「七つの子」は、本当に無事に帯解きまで済んだ子供への愛おしさに溢れているように感じます。
桜井さんは「歌碑巡りが趣味」とおっしゃるように、歌の背景などの理解に努めています。
今回は、小田原が舞台の童謡をふたつ。「めだかの学校」 と「赤い鳥小鳥」をエピソードを語って下さりながら、歌ってくださいました。
このような童謡は、今は小学生の音楽の教科書から消えつつあるそうです。
日本人の感性が伝承されている童謡。
歌詞を読めば知識として入ってきますが、歌うことを通じると感性として身体に備わります。
歌を始め、「ZIPANG Live」では、「日本人が代々受け継いできた感性を身体に宿す」ことができるのではないか? といつもライヴの度に思います。
1部の最後は、現代の童謡「14ひきのこもりうた」 でした。

2部の始まりは、アンドレ・ギャニオンの曲に詞が付いて平原 綾香さんによって歌われた「明日」でした。
岩谷時子さん訳詞によるレ・ミゼラブルから「夢やぶれて」 や、ケーナ奏者 八木 倫明さん訳詞による「広い河の岸辺」、そしてジブリの映画監督 高畑 勲さん訳詞による「愛は花、君はその種」などなど。
これらの歌は、原曲の完訳、というよりは歌の内容を理解した上でさらに日本語化された、「原曲のある日本の歌」 と呼ぶことができる歌ではないでしょうか?
原曲の持つイメージを損なうことなく日本人の感性にすんなりと入る形になったすばらしい歌です。
アンコールには、「One Man's Hand」の日本語化曲「一人の手」 を歌ってくださいました。
一人の小さな手、目、声では何もできないかもしれませんが、それでもみんなの手、目、声が集まれば何かできる。
そんな勇気ソングでした。
来場くださいました皆さまにとりましても、楽しい音楽のひとときでありましたならば、幸甚に存じます。
♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. 紅葉(もみじ)
2. うさぎ
3. 十五夜お月さん
4. 七つの子
5. めだかの学校
6. 赤い鳥小鳥
7. 小さい秋みつけた
8. 靴が鳴る
9. 夕焼小焼
10. 旅愁
11. 見上げてごらん、夜の星を
12. 14ひきのこもりうた
<2nd Set>
1. 明日
2. 想い出がいっぱい
3. 今日の日はさよなら
4. 夢やぶれて(「レ・ミゼラブル」より)
5. 広い河の岸辺
6. 愛は花、君はその種(「おもひでぽろぽろ」より)
7. 夜明けのうた
<Extra>
一人の手
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