本日は、中国茶葉取扱会社 馨華(シンファ)代表 秦さんによります、品茶・聞香・吟詩と中国茶文化をすべからく愉しむひととき「中国茶品茶会」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます。
今回より、中国茶の種類ごとに味わいながら歴史や製法などを学ぶスタイルとなりました。
初回の本日取り上げましたテーマは「花茶」です。
花を飲み、花を食べることの歴史は、人類の歴史と同じくらい古く、喫茶の歴史よりも古いのだそうです。
古代中国の詩人 屈原が書いた「楚辞」の中にも「朝に木蘭の露を飲み、夕餉に菊の花を食す」という句があるほどです。
明の時代に中国茶文化は大発展を遂げますが、その時代の茶学家によると花茶に適した花として「桂花、ジャスミン、薔薇、蘭花、橘子花、クチナシ、木香、蓮花、梅花」であるとされました。
中でも、ジャスミンはもっともポピュラーな花です。
今回は、ジャスミンの花の香りを移した緑茶を飲み比べてみました。

左上:茉莉銀豪、右上:茉莉龍珠、左下:赤い糸(玉蘭花茶)、右下:王者の香
3種類が緑茶にジャスミンの香りを移したお茶でした。
緑茶の形状やクオリティによるジャスミンの香りとのバランスや茶の味わいの違いを楽しむことができました。
吟詩は宋代の詩人楊巽齋の「茉莉」でした。
詩句のどこにも「茉莉」という文字が出てこないのですが、香りよく庶民の生活にも活用されていた様子が分かる漢詩でした。
この回では、前回の茶葉を使って、私がお茶菓子を作るのですが、今回は岩茶の「肉桂」を使って「ういろう」を作りました。

次回は3月28日に開催致します。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます。
今回より、中国茶の種類ごとに味わいながら歴史や製法などを学ぶスタイルとなりました。
初回の本日取り上げましたテーマは「花茶」です。
花を飲み、花を食べることの歴史は、人類の歴史と同じくらい古く、喫茶の歴史よりも古いのだそうです。
古代中国の詩人 屈原が書いた「楚辞」の中にも「朝に木蘭の露を飲み、夕餉に菊の花を食す」という句があるほどです。
明の時代に中国茶文化は大発展を遂げますが、その時代の茶学家によると花茶に適した花として「桂花、ジャスミン、薔薇、蘭花、橘子花、クチナシ、木香、蓮花、梅花」であるとされました。
中でも、ジャスミンはもっともポピュラーな花です。
今回は、ジャスミンの花の香りを移した緑茶を飲み比べてみました。

左上:茉莉銀豪、右上:茉莉龍珠、左下:赤い糸(玉蘭花茶)、右下:王者の香
3種類が緑茶にジャスミンの香りを移したお茶でした。
緑茶の形状やクオリティによるジャスミンの香りとのバランスや茶の味わいの違いを楽しむことができました。
吟詩は宋代の詩人楊巽齋の「茉莉」でした。
詩句のどこにも「茉莉」という文字が出てこないのですが、香りよく庶民の生活にも活用されていた様子が分かる漢詩でした。
この回では、前回の茶葉を使って、私がお茶菓子を作るのですが、今回は岩茶の「肉桂」を使って「ういろう」を作りました。

次回は3月28日に開催致します。