本日は、金曜日の夜のお楽しみ♪
「NIPPON」をテーマにしたエンターテインメントをライヴでお楽しみいただくイベント
「ZIPANG LIVE」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪
本日の演目は、ギタリスト 小畑 和彦さんと噺家 柳家 小きんさんによりますギターと落語のコラボレーション「小畑和彦×柳家小きん 二人会」をお楽しみいただきました。
本会は2部構成で行われ、1部ではギタリストとしての小畑さんのエンターテインメントをお楽しみいただきます。
まずは小畑さんのギターソロライヴ。

ブラジル音楽からジャズまで幅広く活躍されている小畑さんらしく、ジャズのスタンダードあり、サンバあり、ボサ・ノーヴァあり、ディスニー・ソングからアイルランド曲と選曲も多彩!
またソロアレンジも、それぞれにすばらしいものばかり!
六弦の魅力をたっぷりと聴かせていただきました♪
続いて、柳家 小きんさんが高座に上がりまして、小きんさんの落語に小畑さんのギターが即興で音を入れる、二人会ならではのコラボレーション落語。

裏話を申し上げれば、事前にどの落語を掛けるかの打ち合わせは一切ございませんでした。
落語のスタンダードとも言える古典落語を、落語好きの小畑さんもご存知だからこそできる即興芸。
ジャズセッションのようなコラボレーション落語です。
演目は「目黒のさんま」。
お日柄の良い日に急に目黒に遠出をしたお殿様と家来。急であったために弁当を持参できておらず、空腹に見舞われたお殿様が匂いを嗅ぎつけたのが、近隣の農民が焼いていた下魚(げうお)とされているさんま。
空腹であったこともさることながら、焼きたてのものを食べるという機会がないお殿様にとっては格別の味であったとみえて、その後、あまりのさんま恋しさに寝込んでしまうほどに・・・ というお話。
小きんさんは、「落語というのは人間というものを描いているもの」とよくおっしゃいます。
目黒のさんまも、大切に大切に守られたお殿様の食生活が滑稽さを生んでいる話なのですが。
これ、今の時代、「怪我しちゃいけない」、「病気になっちゃいけない」、「失敗しちゃいけない」と大事に大事に育てられている子供に置き換えてみると、いかがでしょう?
ブレイクをはさんで、2部では小畑さんが「六弦亭 音生」として、落語を一席。
掛けてくださったのは「ふたなり」です。

70歳を超える漁師の相談役 亀山さんが、金が工面できずに夜逃げをしようする若衆のために、代わりに金を工面してやると請け負って夜の山道を歩いていると、訳ありの女性に声をかけられます。
複雑な事情から一人自害しようとしたものの、両親に宛てた書置きを持ってきてしまったので手持ちの10両を差し上げるので代わりに置いてきてくれないかと頼まれます。
お金を受け取り、お願いも請け負ってさぁ!
とすると、女性が自害の仕方が分からないと言う。それでやり方を自分でやりながら教えていると、亀山さんが自害してしまう。
帰ってこないのを案じて山道を歩いてきた若衆が変わり果てた亀山さんを見つけ、お役人に報告。
お役人が遺体を検めると、「あってはならない子供を身ごもったため先立つ不幸をお許し下さい」との書置きが。
お役人が、「この者は男子か?女子か?」と尋ねると、若衆が答えるに「漁師(=両子)です」。
金や身籠りで逃げようとする人の弱さ、死を決するもいざ目の前で見ると怖気づく人の弱さ。
するどい人情の観察力が冴える古典落語です。
小きんさんが掛けましたのは"出世相撲の人情噺"。

江戸の頃は、力士は現役のまま弟子を取っていたそうで。
ある横綱のもとに弟子入りした男が、たいそうな大食いで、食費の出費を案じた女将さんの一言で師匠はこの男にお暇を告げます。
師匠にもらったお金で郷里に帰ろうとするものの、「大食らいが原因でお暇食らった」では郷里に帰れぬ。
いっそ死んでしまおう。死ぬと決めたら、手持ちの金で目一杯食ってから死のう。
そう思って、板橋の宿屋に泊まって、食うわ、食うわ!
興味を持った宿屋の主人が男に事情を尋ねれば、カクカクシカジカ。
ならば私がお米は支給するので縁ある師匠に紹介しましょう・・・と続く、後に6代目の大横綱となる男の人情噺です。
「命より大切な宝なんてない。仮に宝があったとしても、それを全部集めたとしても、あんたが生きているってこと以上に大切なもんなんてないんだよ」と、諭す宿屋の主人の言葉。
「もう俺なんて」って思う時に思い出して欲しい言葉ですね。
そして、いくら天賦の才を持っていたとしても、それが開花するかしないかは人のご縁次第。
という人生訓もあるように思うお話でした。
来場くださいました皆さまにとりましても、楽しいエンターテインメントのひとときでありましたならば、幸甚に存じます。
♪♪♪♪♪♪♪ 本日の演目 ♪♪♪♪♪♪♪
<一部>
ギターソロライヴ
1. All The Things You Are
2. Both Sides Now
3. Samba do Avião
4. Triste
5. Alice In Wonder Land
6. Scarborough Fair ~ Fire Dance
7. Spain
「目黒のさんま」
落語:柳家 小きんさん
ギター:小畑 和彦さん
<二部>
「ふたなり」
六弦亭 音生さん(小畑 和彦さん)
「阿武松」
柳家 小きんさん
「NIPPON」をテーマにしたエンターテインメントをライヴでお楽しみいただくイベント
「ZIPANG LIVE」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪
本日の演目は、ギタリスト 小畑 和彦さんと噺家 柳家 小きんさんによりますギターと落語のコラボレーション「小畑和彦×柳家小きん 二人会」をお楽しみいただきました。
本会は2部構成で行われ、1部ではギタリストとしての小畑さんのエンターテインメントをお楽しみいただきます。
まずは小畑さんのギターソロライヴ。

ブラジル音楽からジャズまで幅広く活躍されている小畑さんらしく、ジャズのスタンダードあり、サンバあり、ボサ・ノーヴァあり、ディスニー・ソングからアイルランド曲と選曲も多彩!
またソロアレンジも、それぞれにすばらしいものばかり!
六弦の魅力をたっぷりと聴かせていただきました♪
続いて、柳家 小きんさんが高座に上がりまして、小きんさんの落語に小畑さんのギターが即興で音を入れる、二人会ならではのコラボレーション落語。

裏話を申し上げれば、事前にどの落語を掛けるかの打ち合わせは一切ございませんでした。
落語のスタンダードとも言える古典落語を、落語好きの小畑さんもご存知だからこそできる即興芸。
ジャズセッションのようなコラボレーション落語です。
演目は「目黒のさんま」。
お日柄の良い日に急に目黒に遠出をしたお殿様と家来。急であったために弁当を持参できておらず、空腹に見舞われたお殿様が匂いを嗅ぎつけたのが、近隣の農民が焼いていた下魚(げうお)とされているさんま。
空腹であったこともさることながら、焼きたてのものを食べるという機会がないお殿様にとっては格別の味であったとみえて、その後、あまりのさんま恋しさに寝込んでしまうほどに・・・ というお話。
小きんさんは、「落語というのは人間というものを描いているもの」とよくおっしゃいます。
目黒のさんまも、大切に大切に守られたお殿様の食生活が滑稽さを生んでいる話なのですが。
これ、今の時代、「怪我しちゃいけない」、「病気になっちゃいけない」、「失敗しちゃいけない」と大事に大事に育てられている子供に置き換えてみると、いかがでしょう?
ブレイクをはさんで、2部では小畑さんが「六弦亭 音生」として、落語を一席。
掛けてくださったのは「ふたなり」です。

70歳を超える漁師の相談役 亀山さんが、金が工面できずに夜逃げをしようする若衆のために、代わりに金を工面してやると請け負って夜の山道を歩いていると、訳ありの女性に声をかけられます。
複雑な事情から一人自害しようとしたものの、両親に宛てた書置きを持ってきてしまったので手持ちの10両を差し上げるので代わりに置いてきてくれないかと頼まれます。
お金を受け取り、お願いも請け負ってさぁ!
とすると、女性が自害の仕方が分からないと言う。それでやり方を自分でやりながら教えていると、亀山さんが自害してしまう。
帰ってこないのを案じて山道を歩いてきた若衆が変わり果てた亀山さんを見つけ、お役人に報告。
お役人が遺体を検めると、「あってはならない子供を身ごもったため先立つ不幸をお許し下さい」との書置きが。
お役人が、「この者は男子か?女子か?」と尋ねると、若衆が答えるに「漁師(=両子)です」。
金や身籠りで逃げようとする人の弱さ、死を決するもいざ目の前で見ると怖気づく人の弱さ。
するどい人情の観察力が冴える古典落語です。
小きんさんが掛けましたのは"出世相撲の人情噺"。

江戸の頃は、力士は現役のまま弟子を取っていたそうで。
ある横綱のもとに弟子入りした男が、たいそうな大食いで、食費の出費を案じた女将さんの一言で師匠はこの男にお暇を告げます。
師匠にもらったお金で郷里に帰ろうとするものの、「大食らいが原因でお暇食らった」では郷里に帰れぬ。
いっそ死んでしまおう。死ぬと決めたら、手持ちの金で目一杯食ってから死のう。
そう思って、板橋の宿屋に泊まって、食うわ、食うわ!
興味を持った宿屋の主人が男に事情を尋ねれば、カクカクシカジカ。
ならば私がお米は支給するので縁ある師匠に紹介しましょう・・・と続く、後に6代目の大横綱となる男の人情噺です。
「命より大切な宝なんてない。仮に宝があったとしても、それを全部集めたとしても、あんたが生きているってこと以上に大切なもんなんてないんだよ」と、諭す宿屋の主人の言葉。
「もう俺なんて」って思う時に思い出して欲しい言葉ですね。
そして、いくら天賦の才を持っていたとしても、それが開花するかしないかは人のご縁次第。
という人生訓もあるように思うお話でした。
来場くださいました皆さまにとりましても、楽しいエンターテインメントのひとときでありましたならば、幸甚に存じます。
♪♪♪♪♪♪♪ 本日の演目 ♪♪♪♪♪♪♪
<一部>
ギターソロライヴ
1. All The Things You Are
2. Both Sides Now
3. Samba do Avião
4. Triste
5. Alice In Wonder Land
6. Scarborough Fair ~ Fire Dance
7. Spain
「目黒のさんま」
落語:柳家 小きんさん
ギター:小畑 和彦さん
<二部>
「ふたなり」
六弦亭 音生さん(小畑 和彦さん)
「阿武松」
柳家 小きんさん
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