本日は、「五感をフルに使ってワインを味わうテイスター」を目指すワイン・テイスティング・クラブ活動「Wine Lovers Club」を開催致しました♪
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

本日取り上げましたテーマは「オーストラリア タスマニア州ワイン」です。
オーストラリア最南端の州であるタスマニア州は、島全体でひとつの州を成しています。
ワイン生産の歴史は古いのですが、軌道に乗ったのは1972年にアンドリュー博士により「タスマニア州がフランスのシャンパーニュ地方やドイツのラインガウ地方に匹敵する寒冷な気候を持つ」と研究発表してから、その気候に適した品種を植え始めてからです。

今回取り上げましたのは、リースリング種ワイン、そして同じくリースリング種の貴腐ワイン、そしてピノ・ノワール種のワインの3種類です。

リースリング種のワインは、灯油香も感じられる複雑な香味を持ち、すっきりと爽やかで強靭な酸味のワインで、このワインは単独よりもむしろ食事と合わせるとより魅力を発揮しそうなワインでした。
ピノ・ノワール種のワインは、バニラなどの甘い濃い香りも混ざりつつもピノ・ノワールらしい苺の香りがし、香り華やかなれどパンチもしっかりあるワインで、これも食事に負けない味わいのワインでした。
リースリング種の貴腐ワインは、ハチミツのような好ましい香りが漂い、いわゆる貴腐臭は強くなく、アイスワインと言われても疑わないほどクリアな香り、そして甘いながらもしっかり酸味があってバランスのいいデザートワインでした。

新世界ワインにおいて、高貴な品種に適した地であると納得の味わいでした。

今回取り上げましたワインのノートは以下のとおりです。

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