本日は、姿勢と食養の2つの内面からのうつくしさの智慧をお伝えするビューティー講座、「徳し人<うつくしびと>のすすめ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪

本日のテーマは「股関節」でした。

食養」では、「足腰」の未病改善効果のあるとされる食材をご紹介致しました。
その中のひとつ、「たこ」を使って薬膳レシピとして「タコの酢の物」を試食とともにレシピを紹介致しました。

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「タコ」は「氣・血を補い体に元氣を付ける食材で、足腰の屈伸をスムーズにする効果がある」とされる食材です。
股関節部分のつまりが原因で起こりやすい血流の滞り、それによるむくみの対策として、血流をサラサラにする効果のある黒キクラゲやむくみ解消効果のある緑豆春雨と一緒に三杯酢和えを提供いたしました。
また、酢の物を作る時のちょっとひと工夫もお伝え致しました。

「タコ」以外ですと、例えば、黒米やうど、えび、羊肉なども足腰に関する未病効果があるとされる食材です。

姿勢」では「重心からみた股関節」というテーマで、中尾先生にお話いただきました。

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骨格模型や解剖図を使いながら、「股関節」の構造や股関節の動きの種類や可動域などを説明いただきました。
股関節は体を支える「支持性」を保つ構造になっていて、人体最強の靭帯があるほど強固な作りになっています。強固であるだけに、左右の重心のズレが慢性化すると、どんどんズレが大きくなりやすい箇所とも言えます。
股関節は、頭から骨盤までの重力の重みと両脚からの地面からの力が拮抗してバランスを取る場所でもあり、そのため、いろいろなバランスの崩れで股関節のズレが生じるため、原因を特定しづらいとも言えます。

今回は、オールマイティーに効果が期待できる股関節バランス改善のためのエクササイズを教えていただきました。

ぜひ、今回の姿勢と食養の智慧も日常生活で活用してみてください♪