本日は、筝奏者 肱岡 美智代さんと尺八奏者 山崎 蒼山さんによります邦楽ユニット
和箱」の演奏会を開催致しました。

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来場くださいました皆さま、ありがとうございます。

今回の演奏会のテーマは「萌春」。
そのテーマに合わせまして、「」を主題にした曲を中心に演奏してくださいました。

演奏会の始まりは、その名も「萌春」。
いわゆる現代邦楽の曲を演奏くださいました。
1stステージでは、筝独奏による「世界に一つだけの花」も演奏され、そして最後は「ハナミズキ」と、J-POPを筝と尺八の音で聴かせてくださいました。

2ndステージは、まずは尺八の独奏から始まりまして、現代邦楽の演奏家としても作曲家としても才能あふれるお二人、沢井 忠夫さんと山本 邦山さんが作曲された曲をひとつずつ取り上げて演奏してくださいました。

筝や尺八の演奏会に関係されている方にはお馴染みの曲なのでしょうが、普段、筝や尺八と縁のない私にとっては、和箱の演奏会はその日本らしい旋律と音色を聴くことができる貴重な機会です。
四季折々を感じる心、花鳥風月を愛でる抒情、そしてそれを音に表し、そして奏でる。
日本人としての感性が自分にも備わっていることを、再確認することができる演奏でした。

そして最後の曲は「花は咲く」。
1stステージの「ハナミズキ」もご存知の方もいらっしゃるでしょう。
心に平和の花が花開く、そんな素敵な余韻の演奏会でした。

来場くださいました皆さまにとりましても、楽しいひとときでありましたならば、幸甚に存じます。

♪♪♪♪♪♪♪ 本日の演奏曲目 ♪♪♪♪♪♪♪
<1st ステージ>
一、萌春
二、世界に一つだけの花(筝独奏)
三、沙羅の花
四、ハナミズキ

<2nd ステージ>
一、慷月調(尺八独奏)
二、華
三、壱越
四、花は咲く