本日は、「いつまでも若々しく健康でいたい方」のための「姿勢調整」と「食養」の智慧をお伝えする講座、
徳し人<うつくしびと>のすすめ」を開催致しました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます。

今回の共通テーマは「膝の弾力性」でした。

食養」では「コラーゲン補給のすすめ」というテーマでお話いたしました。
一般に骨はカルシウムの塊のような印象がありますが、実際の骨は全体にコラーゲン繊維が張り巡らされていて、そこにカルシウムが沈着した構造になっています。
健やかな骨・軟骨を保つためには、カルシウム摂取の他にも、コラーゲン摂取が大切なのです。

漢方薬膳の考えの一つに「似類補類」があります。
似たものは、似たものを補う」という考え方です。
コラーゲンを摂るには、動物の皮を食べると良いとされます。
今回は「手羽先」を使った参鶏湯風スープを紹介させていただきました。

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手羽先はコラーゲンたっぷり。それに加えて骨付きなので増血作用もあります。
皮ごと食べられますが、皮が苦手な方もスープを飲むことでコラーゲンを補給することができます。

姿勢調整」では、「膝の構造とメンテナンス」というテーマで話していただきました。

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膝の構造と動きのメカニズム、正常な可動範囲や膝にダメージを受けやすい力のかかり方。
などを図解などを使って、中尾先生が説明してくださいました。
大まかに言うと、膝関節の柔軟性を保つためには、膝関節につながっている大腿四頭筋や大腿二頭筋、膝蓋靱帯が柔らかさや筋力があることがとても重要です。
そして、膝関節を構成している大腿骨と頚骨の位置が正常であることも、もちろん大切です。

中尾先生から、膝の歪みを整えるエクササイズや関係する筋肉や靱帯を柔軟にするエクササイズを教えていただきました。

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皆さん、膝のメンテナンスのための姿勢そして食養の智慧を、ぜひ日常生活で活用してみてください。