U_U 's blog

本日は、いつまでも若々しく健康でいたい方のための「姿勢調整」と「食養」の智慧をお伝えする健康講座、「徳し人＜うつくしびと＞のすすめ」を開催いたしました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日のテーマは「眼精疲労」対策について、お話致しました。

睡眠をとれば回復する目の疲れは「眼疲労」、一方で睡眠をとってもなかなか改善されないのが「眼精疲労」です。ときには、頭痛や肩こりも引き起こします。

「食養」の観点から「眼精疲労」についてお話しますと、中医学では「眼精疲労」は「血虚」の状態と考えます。
目の使い過ぎは体液の渇きにつながり、潤いの担い手である「血」を消耗します。
「血虚」タイプの場合、「肝」および「腎」の機能を回復する効果のある食材を摂ること、そして「血」を生み出す元となる肉を摂ることをお薦めします。

今回ご紹介しました眼精疲労対策メニューは「ホタテとセロリのバターライス」です。



目に良い食材はニンジンやブルーベリーなどが有名ですが、セロリとホタテも視力回復効果がある食材です。
またホタテはミネラルが豊富で、「腎」の働きを高める効果があるので、このメニューは「視力回復とアンチエイジング」にぴったりのメニューになります。

中尾先生によります「姿勢調整」からのお話しでは、



まず眼精疲労の一般的な原因は大きく４つに分けられますが、其の中でも特に「目の使い過ぎにつながる視環境の問題」と「ストレス」は重要な要因となります。
ピント調節の役割を果たす水晶体の厚みを調節するのは毛様体筋なのですが、筋肉ですので使いすぎても、また使わなさ過ぎても硬くなります。

眼精疲労のセルフケアとしては、まず「目を休める時間を取ること」。
さらに、視環境を整えたり、頚肩のストレッチや目のマッサージをお薦めされていました。
ただし、目のマッサージは強くやり過ぎないのが良いそうです。