本日は、「姿勢」と「食養」のふたつの内面からのうつくしさの智慧をお伝えするアクティヴィティ 「徳し人<うつくしびと>のすすめ」を開催いたしました。
参加くださいました皆さま、ありがとうございます。

本日のメインテーマは「むくみ」。

食養」のアプローチでは、むくみは水分代謝を主に司る「」の機能低下が原因と考えます。
さらに、症状として「内くるぶしあたりがむくむ、腰や膝がだるい」という方は「」が弱っていると考えます。
「腎」が弱っているむくみの症状改善のひとつのレシピとして、今回は「昆布と黒きくらげのスープ」をご紹介いたしました。

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黒い色の食材は「腎」機能を高める効果があるものが多くあります。
また豚肉は「脾・腎」によい食材で、精力を高める効果があります。

姿勢」のアプローチでは、先ずは「むくみのメカニズム」について紹介いただきました。

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むくみは、体内の15%にあたる細胞間質液がリンパ管に入って正常に代謝されない状態による症状です。
一過性のむくみの原因にはいくつかあり、その中でも「血流の悪化」につながるものが多くあります。
「足は第2の心臓」と呼ばれる所以は、静脈およびリンパ液が足先から心臓に戻ってくるためには、足の筋肉のポンプ動作が重要であることにあります。
また身体に600もあるリンパ節での流れがスムーズであることも重要です。
ケアの重点は、鎖骨下、腋窩、鼠径部、膝窩の4つのリンパ節とふくらはぎの筋肉。
そのケアのためのエクササイズやストレッチを教えていただきました。

終了後には、前回から始まりました個別姿勢チェックと調整エクササイズの検診を中尾先生に皆さんしていただきました。
中尾先生の検診では、2日に1度のペースでも十分に改善が見られることが確認されました。
1日30分ほどの個別エクササイズで、適正な身体の状態を創ることができるのは嬉しいですね♪

ご興味あります方、ぜひ参加してみてください♪