本日は、姿勢と食養の二つの内面からうつくしくなることを提唱するアクティヴィティ「徳し人<うつくしびと>のすすめ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます。

今回の大テーマは「頸肩こり」でした。

姿勢では、「姿勢と頸肩こり」というタイトルで、肩周辺の筋肉解剖図を参照しながら、
・そもそも、「こり」とは何なのか?
・「こり」の元となる血行不良になぜなるのか?
などの解説がありました。

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今回は”頸肩こり”の話題であったこともあって、「斜角筋」という新しいキーワードも出てきました。
理想的な姿勢の説明もありましたが、理想的な姿勢であってもその姿勢で居続けるとそれも”こり”の元になるそうです。長い時間同じ姿勢にならないことが肝要とのことでした。

また、頸肩こりを楽にするストレッチもいくつか教えていただきました。

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僧帽筋などが伸びきった状態のために”こっている”場合は、ほぐすストレッチよりも縮めるストレッチが有効だそうです。

食養では、「「肝」のバランスをととのえる」というテーマでお話致しました。
試食は、「ウコンのおにぎりとひじきの炒め煮」をご用意致しました。

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中医学でいう「肝」は”スムーズに流す”がテーマの臓器機能になります。
主に「血(けつ)」の循環を担うのですが、ストレスを流す機能も「肝」が担います。
姿勢でも、「ストレスを感じただけで頚椎が歪む」という話もありましたように、ストレスが溜まった状態は、滞りを生む原因になります。

「肝」の働きを高める食材は、”酸味”に分類される食材がお薦めです。
例えば、梅、酢、レモン、杏、キウイなどです。
摂りすぎると「脾」を痛めますので、”甘味”に分類される食材と一緒に摂取することをお薦め致します。