本日は、姿勢と食養、2つの内面からうつくしい身体にアプローチするアクティビティ「徳し人<うつくしびと>のすすめ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございました。

本日の姿勢のテーマは「腰痛対策」でした。

121020001

今回も中尾先生による骨格模型と解剖図を用いての分かりやすいレクチャーを伺いました。
今回は腰痛対策の初級編と位置づけてのレクチャーでした。

腰痛でキーとなる骨盤周辺、そして椎間板の説明に始まり、腰痛の種類やその原因の紹介がなされました。
一口に「腰痛」と言っても症状はいくつかあり、また原因も様々。
ですから、その対処方法も様々にあることになります。

なので、腰痛を感じたらまずは「調整」をお薦め、とのこと。
そして日頃からの心掛けとしては「椎間板を元気に」、そして「筋肉を柔軟に」を推奨されました。

食養のテーマは「燥邪とその対策」。
その対策料理の例として「カボチャのニョッキ」を試食いただきました。

121020002

燥邪は、中医学でいうところの「肺」の機能を弱めます。
これによって身体の免疫力が落ちたり、皮膚がカサカサになったりします。

この時期にお薦めの食材は、

○ 「肺」を潤すもの
    レンコン、ギンナン、ユリ根、カモ肉など
 ○ 気を補うもの
    ヤマイモ、鶏手羽先、サツマイモ、カボチャ、ダイコンなど
 ○ 血を補うもの
    ほうれん草、にんじん、豚肉、黒豆など
 ○ 血液循環をよくするもの
    イワシ、サンマ、サバ、レンコン、キクラゲなど
 ○ 夏の疲れを癒やし冬の寒さに備えるために滋養を貯えるもの
    木の実、根菜類

などです。