本日は、「身体の内面からのうつくしさ」をテーマにお届けする「徳し人<うつくしびと>のすすめ」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございました。

姿勢」の本日のテーマは「土台としての足首」でした。

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中尾先生が、大腿骨から足先までの骨格模型や足の骨格図や筋肉図を用いながら説明くださいました。
足首は地面に一番近い大きな関節です。
でありながら、足首の歪み、例えば足首が内側に捻じれていると足首に連動している脛の骨が捻れ、それにつられて膝が内側に捻れます。それを緩和しようとして大腿骨が外側に捻れ・・・、と歪みの連鎖によって、顔まで歪む場合もあるというから、疎かにはできません。

足先の理想的な構造や、それをベースにした理想的な立ち方、そして歩き方も教えていただきました。
土台がしっかりしていないと不具合が出るのは身体も同じなんですね。

ポイントとして、足の5本の指がある程度動くように気を付けること。
そして、特に女性はヒールなどで常につま先立ち状態にあり、またしゃがむ動作が少なくなった最近の生活環境の影響で、アキレス腱が縮んでいる人が多いそうです。
ちょっと意識したいことではないでしょうか?

」のテーマは「暑邪対策」でした。
暑い季節の邪気で、主に発汗による体内水分の不足、そして「気」の減退を起こします。
この時期のお薦めは、
・「心」を養うもの(レバー、レタス、セロリ・・・)
・水分を豊富に含むもの(トマト、キュウリ、ナス・・・)
・気を養うもの(ヤマイモ、鶏手羽先・・・)
・ビタミンCが豊富なもの(にがうり、レモン・・・)
といった食材です。

今回試食いただきましたのは「イカとセロリのレモン炒め」です。

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イカは血行を良くする効果があり、セロリやレモンはビタミンCが豊富です。
シミやそばかすは血液循環が悪いところに出るといいます。血行を良くし、そして色素沈着を防止するビタミンCのダブル効果で美肌効果のあるメニューです。
セロリには鎮静作用、そしてレタスには催眠作用のある物質が含まれていますので、寝つきの悪い暑い夏の夜対策にも役立つのではないでしょうか?