今日は毎月第3木曜日に開催している科学の最先端事情を聴く「SCIENCE FRONT」を開催しました。
お集まり頂きました皆さま、ありがとうございました。
今回も脳内神経細胞学の研究をしている李さんに担当していただきました。
今回は「記憶と感情と五感の関係」というテーマでのお話。
「記憶」のメカニズムにおいて重要な役割を果たす器官である「海馬」。
その海馬を中心とした脳内神経細胞の機能で科学的に立証されているのは、実は「恐怖やショックを与えた時の記憶がよりはっきりと覚えられる」という場合のメカニズムで、その他の現象の科学的立証はこれからというものがほとんど、というから驚きです。
また恐怖を伴う情報の記憶過程で大きな役割を果たす「ノルアドレナリン」は、「思い出す」という過程では思い出す力を落とす作用があるそうで、なんとも脳内でのメカニズムは絶妙なバランスで行われているようです。
人工的に造ることは、想像するだけでもこんがらがりそうなことを、生命は達成しているんですね。
参加くださいました方がぞれぞれに興味をお持ちの脳の現象も、脳内神経細胞学的に説明の付くものを中心にお話いただく予定です。
次回は、8月25日(木)に開催を致します。
開催週が異なりますのでご注意ください。
お集まり頂きました皆さま、ありがとうございました。
今回も脳内神経細胞学の研究をしている李さんに担当していただきました。
今回は「記憶と感情と五感の関係」というテーマでのお話。
「記憶」のメカニズムにおいて重要な役割を果たす器官である「海馬」。
その海馬を中心とした脳内神経細胞の機能で科学的に立証されているのは、実は「恐怖やショックを与えた時の記憶がよりはっきりと覚えられる」という場合のメカニズムで、その他の現象の科学的立証はこれからというものがほとんど、というから驚きです。
また恐怖を伴う情報の記憶過程で大きな役割を果たす「ノルアドレナリン」は、「思い出す」という過程では思い出す力を落とす作用があるそうで、なんとも脳内でのメカニズムは絶妙なバランスで行われているようです。
人工的に造ることは、想像するだけでもこんがらがりそうなことを、生命は達成しているんですね。
参加くださいました方がぞれぞれに興味をお持ちの脳の現象も、脳内神経細胞学的に説明の付くものを中心にお話いただく予定です。
次回は、8月25日(木)に開催を致します。
開催週が異なりますのでご注意ください。
- カテゴリ:
- クラブ活動
- Club Activities