8月22日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

2025年2月から「南アフリカ」のワインを取り上げています。

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南アフリカ共和国は、インド洋と大西洋にはさまれたアフリカ大陸の最南端に位置します。
南アフリカ共和国はサバンナのイメージがありますが、サバンナはもちろん、南アフリカ共和国には山岳地帯や半砂漠地帯、低木地や草原、熱帯気候に地中海性気候・・・場所によってさまざまな表情がある産地です。

 南アフリカ共和国の葡萄栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。葡萄栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。

今回は、南アフリカ共和国のケープ・サウス・コースト・リージョンの「フランシュック」のワインをテイスティングしました。

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オリファンツ・リヴァー」(Olifants River)は、スワートランドの北に位置し、南部には、コウエ・ボッケフェルト山やフールフォンテイン自然保護区山系にはじまり、シーダーバーグ山系やウィンターフック山脈からオリファンツ川に沿いに北進して大西洋に至ります。

様々なメソ気候を擁するのが特徴で、土壌はテーブルマウンテン砂岩とマルメスブリー頁岩が主体です。中部クランウィリアムを抜けるとなだらかな丘陵地帯、北部は平野となり、侵食や風化の影響によって作り出された砂質沖積土壌から赤粘土のロームまで多彩です。

比較的暖かく乾燥した地中海性気候のエリアで、大西洋から海風の恩恵によって寒暖差が大きい地域です。

1700年中期にはブドウ木などの果樹栽培が開始されましたが、柑橘類の名産地としてシトラスダルと名付けられた街もあります。

白はシュナン・ブランやソーヴィニョン・ブラン、赤はグルナッシュ、シラー、ピノ タージュやカベルネ・ソーヴィニヨンが多く栽培されています。

リーズナブルで高品質なワインが産出されているエリアですが、近年大西洋側のバンブスベイでは、優秀なソーヴィニョン・ブランが造られています。

またオリファンツ・リヴァー地域の境界で、標高が高く冷涼なセダバーグ地区でも優秀なワインが生産されていたり、少量ではありますが、高樹齢のグルナッシュやサンソーから素晴らしいワインが生産され、近年注目されているエリアです。


今回は、「オリファンツ・リヴァー」に本拠地を置くOrganicワイン生産者としても毎年数多くのメダルを受賞しているワイナリーのワインを実際に味わって、感じていただきました。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

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