5月27日は木質空間のリヴィングルームのようなガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日は、ヴォーカルの 飯嶋 ももこ さんとピアニストの武藤 勇樹さん でした。

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ヴォーカルの飯嶋さんとピアニストの武藤さんのデュオの演奏は、「歌と伴奏」というよりも「声とピアノのセッション」というにふさわしく感じます。

そんなお二人だからこそ成り立つ世界がサックスのメロディーラインに沿って歌詞が付けられたジャズのスタンダード曲「Moody,s Mood for Love」で、存分に感じられす。
そして、この日は歌詞のないインストゥルメンタルな曲「Blue Monk」でも、飯嶋さんのスキャットと武藤さんのピアノで、セッションを繰り広げてくださいました。


うつくしさを求めるところはどこまでも清らかでうつくしく
しかし熱さを表現するところは、まさに熱のこもった熱演のごとく
同じシンガー&同じピアニストの演奏なのか?
同じ一曲の中の演奏なのか?
と思わせる飯嶋さんと武藤さんの演奏表現は、まさに圧巻の一言。

この日も、うつくしいバラードもあれば、アメリカ南部のブルージーたっぷりな曲もあり、さらには飯嶋さんのアカペラからの演奏ありと、お二人の演奏で、いろんな情景を浮かばせてくださいました。

また、この日は、来場くださっていた、飯嶋さんと武藤さんと、ヴォーカルグループで一緒に活動もされているシンガー 久保田 裕加さんも一曲、武藤さんとのデュオで演奏くださいました。


そんな飯嶋さんと武藤さんの真骨頂的な曲、「Both Sides, Now」。
毎回、歌の詩の世界を壮大に表現されるのですが、今回の演奏もまた、今までとは違う一面を見せてくださいました。

川のせせらぎのような、木の葉を揺らすさわやかな風が吹き抜けるような、やさしいピアノのイントロで始まり、だんだん雲行きが怪しくなってくるようなマイナーな音が混ざってきての「雲」について歌った第一章へとつながっていき、そこからは、ジャズのひとつのルーツでもある“クラシック音楽”を垣間見るようなピアノソナタのような表現が現われ、ジャズとも、ポップスとも違う側面を見せてくださいました。

二度と同じ演奏ができない、
その場に居合わせた人だけが愉しむことができるジャズならではの魅力。

この日も、そんな魅力に溢れた、バラードも、グルーヴも、“Both Sides”にすばらしい飯嶋さんと武藤さんの“声とピアノのセッション”。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、声とピアノによるうつくしさも熱さも“Both Sides”を堪能する演奏をご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪  

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st set>
1. The Days Of Wine And Roses
2. Devil May Care
3. Stardust
4. My Favorite Things
5. Georgia On My Mind

<2nd set>
1. I Want You
2. Bye Bye Blackbird
3. Blue Monk
4. Moody,s Mood for Love
5. Dat Dere
6. Both Sides, Now

<Extra>
Spain

2nd-5:guest 久保田 裕加さん on vocal