11月5日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 山口 廣和 さんです。

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世界中で奏でられているギター、そしてそのルーツであり、派生した楽器。
そんな多様性を取り入れてひとつに融合するギターサウンドを奏でる山口 廣和さん。
“ソロ演奏”は、そんなギタースタイルのサウンドと音楽の探究者である山口 廣和さんの魅力をストレートに堪能できるステージングです。

山口 廣和さんのギター演奏では、さまざまな奏法にて多彩な音や響きで音を紡いでいき、ギターという楽器の可能性の広さと深さを感じます。
また、7弦ギターの音域を活かしたソロ演奏は、時折、ベースソロのように、さらにはベースとギターのデュオのようにも聴こえます。

本日も1stセットでは、山口 廣和さんのオリジナル曲を軸にした構成で演奏されました。
世界のさまざまな国の要素を取り入れる山口 廣和さんのオリジナル曲、今回は“レゲエ”の要素を取り入れたオリジナル曲が初披露されました。
そして、ジャズのスタンダード曲はピアニストの巨匠の有名なバラードを取り上げて、ギターソロで聴かせてくださいました。


そして、山口 廣和さんといえば、リュートの演奏。

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リュートは楽器の特性上、生音での演奏に限られ、その点、カフェ・ユーの大きさと壁の質感、さらにはソロ演奏という組み合わせはリュート演奏に最適とのことで、毎回、演奏くださいます。
使う楽器はバロック期の復元リュート。

今回は、宣言されていたとおりに、バロック時代に活躍されたリュート作曲者のソナタ組曲を、プレリュードからジーグまで完奏されました。
そして、MCをされながらルネサンス期の調弦に変更して、続けてルネサンスリュートの作曲者の曲を演奏くださいました。

リュートへの憧れを曲にした山口 廣和さんのオリジナル曲のギター演奏で締めたあと。
アンコールはふたたびバロックリュートにて、バロック時代に活躍されたリュート作曲者の曲を演奏くださいました。

この日も、山口 廣和さんならではの、楽器も、時も、クロスオーバーするソロライブでした。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターサウンドの多様で多彩な魅力とバロックリュートの音色をたっぷりと堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Furiko (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. 4℃ (山口 廣和さんオリジナル曲)
3. Reggae #2 (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. 'Round Midnight
5. Dawn (山口 廣和さんオリジナル曲)

<2nd Set>
1. Sonatas for Lute Nos.2(Sylvius Leopold Weiss)
Ⅰ. Prélude
Ⅱ. Allemande
Ⅲ. Courante
Ⅳ. Bouree
Ⅴ. Sarabande
Ⅵ. Menuet
Ⅶ. Gigue
2. Lachirimae(Flow, my tears) (John Dowland)
3. Lute Song (山口 廣和さんオリジナル曲)

<Extra>
Fantasie(Sylvius Leopold Weiss)

2nd-1,2, Extra:baroque Lute by 山口 廣和さん