2月23日は、日曜日の午後に、スイーツとドリンクとともに、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏をお楽しみいただく「アフタヌーンティーライヴ」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの岸 淑香さんとチェリストの 佐野 まゆみさんによりますデュオ・ユニット「アルコウ」です。

230223001

チェロとピアノ
クラシックの室内楽の趣漂う編成にて、岸さん、佐野さん、それぞれの感性を活かした表現で、それぞれの経験から着想を得たオリジナル曲を、「アルコウ」では演奏されます。

本日のオープニング曲は、空の旅を満喫する気分に溢れる佐野さんのオリジナル曲「Wing Wing Wing」でした。

「クラシック曲を、アレンジを加えて紹介する」も「アルコウ」の演奏シリーズのひとつ。
本日はバッハの「G線上のアリア」のアレンジ。
クラシックの趣にフリージャズやファンクのスパイスを利かした、アルコウならではのアレンジと演奏でした。

そして最近のアルコウの演奏では、カヴァー曲を新たに1曲演奏する、という趣向も試みられています。
本日のカヴァー曲は、ブラジルのピアニストの曲「Vento Bom」。
人の声に近いといわれるチェロの音色を主旋律が担うアレンジで、ブラジルらしいうつくしき感性がさらにうつくしく表現されました。

そしてアルコウの真髄でもある、岸さん、佐野さん、それぞれのオリジナル曲を中心に組み立てられた構成。
2ndセットの2曲目からは、
岸さんが好きな自然現象、太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える様を曲にした「Rays
佐野さんが年末年始に帰省した時に、地元の初日の出を浴びて気持ち新たになる情景を曲にした「Restart
本日のライヴの前日にできたばかりの岸さんのオリジナル曲で、寒風厳しい状況もイメージしつつも、やがて春が訪れピンクの景色に変わるイメージで創られた「White And Blue
そしてアンコールでは、穏やかな光に包まれるような「陽だまり」と
冬から春に向けての陽の光の情景を愉しむような構成となりました。

曲が生まれたエピソードを、さながらラジオ番組のように二人のトークを繰り広げながら、すばらしい曲とステキな演奏で愉しませてくださる「アルコウ」のお二人。
この日も、さまざまな「アルコウ」らしい音楽表現で彩られたひとときを堪能させてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、日常のさまざまな出来事が音楽になった世界を散歩し愉しむような生演奏のひとときをご一緒できまして嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Wing Wing Wing
2. Air on the G String(Johann Sebastian Bach)
3. Vento Bom
4. 京のひと
5. 若葉
 
<2nd Set>
1. Shenandoah
2. Rays
3. Restart
4. White And Blue

<Extra>
陽だまり

1st-4,5, 2nd-3,4:岸 淑香さん on Melodion