11月18日は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪
2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。

ロンバルディア州は、イタリアの北西部に位置し、アルプスの山々と大河ポーとに挟まれて、豊かな自然に恵まれた、イタリアで4番目に大きな州です。
特に有名なのは、中心部に位置する州都ミラノ。
ミラノは、ローマ時代からこの地方の中心で、現在でも、農業や食品・薬品・機械などの工業の分野でも栄えているためにイタリアの国民総生産の約25%を生み出しているほどイタリアで最も裕福な州であり、イタリア商工業の中心的位置を占めると同時に、世界的に周知されている文化や芸術の発信地として知られています。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪
2021年1月より、「イタリア」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。
アルプス山脈の南側から地中海に張り出した細長い地形のイタリアは、温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培に適した環境であるため、国土のほとんどの地域で昔からワインが造られてきました。
イタリアワインの魅力はなんと言ってもその多様性。500種を超えると言われる土着品種に特化したり、国際品種を上手に取り入れながら、多様な気候と相まって土地の個性を表現したワインが生み出されています。
イタリアワイン産地を巡る旅の17箇所目は「ロンバルディア」を取り上げました。
ロンバルディア州は、イタリアの北西部に位置し、アルプスの山々と大河ポーとに挟まれて、豊かな自然に恵まれた、イタリアで4番目に大きな州です。
北側はスイスとの国境に面し、西側にはピエモンテ州があります。東側は、トレンティーノ・アルト・アディジェ州とヴェネト州。南側は、エミリア・ロマーニャ州と、さまざまな国と州に囲まれています。
北部のスイスと接する絵のように美しい湖水地帯は保養地として、南部のポー河に至る平原は穀倉地帯として、共に欧州有数です。
特に有名なのは、中心部に位置する州都ミラノ。
ミラノは、ローマ時代からこの地方の中心で、現在でも、農業や食品・薬品・機械などの工業の分野でも栄えているためにイタリアの国民総生産の約25%を生み出しているほどイタリアで最も裕福な州であり、イタリア商工業の中心的位置を占めると同時に、世界的に周知されている文化や芸術の発信地として知られています。
第二次大戦後は経済成長の中心都市としてイタリア全土を牽引し、国内南部からは多くの移民が流入したことで、今日ではイタリアで最も人口が多い州となりました。
ロンバルディアの大半はワイン造りに適している大陸性気候ですが、北部のアルプス山脈付近はアルプス気候(高山気候)で霧が多く、昼夜の気温差は大きいですが、1年を通して気候の変化が少ない地域となっています。
また、中東部のイタリア最大の湖ガダル湖、中部東のイゼオ湖、北西部のコモ湖、そのさらに西に位置しているマッジョーレ湖など多くの湖があります。湖周辺は風光明媚なだけではなく、細かい気象の差が生み出されるために、結果的にワイン造りに適した気候となっています。
イタリアには珍しく水が豊かな州で、多くの河川は全て東南部にあるポー川に流れ込んでいますが、その周辺に位置しているポー平原は非常に暑くて湿気も高く風もないことから、ブドウ栽培はほとんど行われていません。
そのため葡萄栽培地域は、北部ヴァルテッリーナ渓谷、イゼオ湖南の丘陵地帯、ガルダ湖南岸、ポー河に近いパヴィア周辺の丘陵地帯に限られています。隣接するヴェネトやエミリア・ロマーニャ州に比べ生産量は多くはありませんが、古代ローマ時代からワインが造られていて、品質面では優れたワインを生み出しています。
ロンバルディア州では主に、赤ワイン用の黒ブドウと白ワイン用の白ブドウがほぼ半分の割合で生産されています。栽培されている黒ブドウは主にキアヴェンナスカ(ネッビオーロの別名)、バルベーラ、モスカート・ディ・スカンツォなど。白ブドウは主にシャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・グリージョなどが栽培されています。
ワインも泡、白、赤など多様な種類が生産され、ワインに合う料理や食材がたくさんあります。特に最近は瓶内二次発酵で造られる「フランチャコルタ」の評判も本家シャンパーニュを凌駕する勢いが出てきており、ワイン好きや食通も唸らせる、そんな州がロンバルディアです。
今回はロンバルディア州のワイナリーからワインを3種取り上げました。
今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。



