6月28日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ピアニストの 堀 秀彰 さんです。

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堀さんのアルバムデビュー20周年で20作目に創られた初のソロピアノ作品。
そのソロピアノ作品の世界を生演奏で愉しむことができるソロでの生演奏。

ピアニストは、演奏先のお店にあるピアノを使って演奏をします。
その場所その場所のピアノの音色や響きを確かめることで、弾いてみたい曲のアイデアが湧いてくるそうで、今宵のソロ演奏では、堀さんが弾いてみたいと感じたジャズのスタンダード2曲から始まりました。

そして、ソロアルバムの収録曲からの1曲目は、パンデミック初期のエピソードから生まれたカフェ・ユーに捧げてくださった堀さんのオリジナル曲を取り上げてくださいました。

1stセットでは、堀さんのオリジナル曲から、ロシアと向かい合っている場所の風景を曲に留めた曲、そして平和を祈る曲も折り込まれました。


2ndセットの1曲目は、来場くださったお客さまにリクエストをひとつずつ上げていただき、その中から1曲選んで演奏。

また、堀さんはスタンダード曲の紹介はもとより、ジャズのことを実演を交えてレクチャーくださるのですが、この日はまず、「リズムチェンジ」について。
チェンジは“コード進行”のこと、リズムはガーシュインの“I Got Rhythm”のこと、つまり「リズムチェンジ」とは「I Got Rhythm」のコード進行を使った曲。
というのを、ジャズの巨匠たちの曲のフレーズを紹介くださりながら教えてくださり、堀さんオリジナルの「リズムチェンジ」曲「The Turning Point」を演奏くださいました。

そしてジャズにおける「変拍子」傾向の移り変わりの紹介から、堀さんオリジナルの変拍子の曲「Traveler」を演奏くださいました。


演奏を聴くだけでも、もちろん愉しいのですが、ジャズへの理解が深まると、より一層演奏を聴くのも愉しくなります。

この日は、ソロ演奏ならではの堀さんとお客さまとの濃密なひとときとなりました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ジャズの魅力、ピアノソロの魅力を堪能するひとときをご一緒できて幸せでした♪
ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. It Could Happen To You
2. Don't Blame Me
3. A Song For U_U (堀 秀彰さんオリジナル曲)
4. A Ghost Of A Chance
5. Starting Notes (堀 秀彰さんオリジナル曲)
6. Seascape From The Nosappu (堀 秀彰さんオリジナル曲)
7. Prayer For Peace (堀 秀彰さんオリジナル曲)
8. Just One Of Those Things

<2nd Set>
1. Caravan
2. I Wish I Knew
3. Driftin'
4. The Turning Point (堀 秀彰さんオリジナル曲)
5. Englishman in New York
6. Taking A Chance On Love
7. Traveler (堀 秀彰さんオリジナル曲)

<Extra>
How High The Moon