11月9日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、ギタリストの 山口 廣和 さんです。

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世界中で奏でられているギター、そしてそのルーツであり、派生した楽器。
そんな多様性を取り入れてひとつに融合するギターサウンドを奏でる山口 廣和さん。
“ソロ演奏”は、そんなギタースタイルのサウンドと音楽の探究者である山口 廣和さんの魅力をストレートに堪能できるステージングです。

山口 廣和さんのギター演奏を聴くと、ギターとは実に多彩な音や響きを奏でることが可能な楽器であることを教えてもらえます。

今回の演奏では、山口 廣和さんのオリジナル曲はもちろんのこと、
展示中の作品から着想を得た楽曲も演奏くださいました。

今月の作品の一つに、ジャズピアニストの巨匠のひとりのアルバムのオマージュ的な作品があったことから、そのオマージュとなったアルバムのギタリストの奏法を取り入れた演奏だったり、そのピアニストとギタリストの組み合わせによる別のアルバムの曲を演奏されました。

このような、場との相乗効果も取り入れるのが山口 廣和さんの生演奏の醍醐味でもあります。


そして山口 廣和さんといえば、のリュートの演奏も今回もありました。

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リュートはその楽器の特性上、演奏できる場所も限られるそうで、
カフェ・ユーの大きさとソロ演奏という組み合わせだからこそ可能なセレクトなのだそうです。

今回は、1600年代に活躍したリュートのための楽曲を多く残したジョン・ダウランドの曲、2曲に加えて、アンコールでジャズのスタンダードナンバーもリュートで演奏されました。

山口 廣和さんならではのリュート演奏の萌芽。
これからのリュートの演奏がますます愉しみです。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、ギターサウンドの可能性をたっぷりと堪能するひとときをご一緒できて嬉しいです♪ありがとうございます♪ 

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Rotesserie Faure (山口 廣和さんオリジナル曲)
2. Nobody is watching (山口 廣和さんオリジナル曲)
3. Lop Ear (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. 春雷 (山口 廣和さんオリジナル曲)
5. Like Someone In Love
6. Turn Out the Stars
7. Fantasia

<2nd Set>
1. Fortune
2. Sir John Smith, His Almain
3. Lute Song (山口 廣和さんオリジナル曲)
4. Furiko (山口 廣和さんオリジナル曲)
5. Our Love Is Here To Stay
6. Norwegian Wood

<Extra>
Fly Me To The Moon

2nd-1,2,Extra:Lute by 山口 廣和さん
ほか:7-strings guitar by 山口 廣和さん