11月は、「いろんなワインを味わいたい/ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催しました。
テイスティング下さいました皆さま、ありがとうございます♪

ただいま、「フランス」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。
フランスの“ワイン産地”にフォーカスして、さまざまなフランスワインの産地を巡っています。

フランスワイン産地を巡る旅の第13回目は「ボルドー」でした。

201120004

ボルドーはフランスのAOC(原産地統制名称)ワインの約4 分の1 に当たる膨大な量のワインを産出する生産地でもあり、質においても、デイリーワインから最高級ワインに至るまで幅広く、多彩な銘醸地域です。
また歴史的に英国領だった時期もあることから、ボルドーワインは広く海外で愛飲され、現在でもその多くが輸出されていて、12,500 のワイン生産者、57 の共同組合、400 のネゴシアン、130 の仲買人が集まる、フランス経済を大きく左右するワイン産業の一大拠点です。

ボルドーのAOCはそのほとんどが赤ワインで、白ワインは特別なものを除いては、ボルドーのどの場所で造られても「ボルドー・ブラン」とされます。

その特別な白ワインのAOCが、世界三大貴腐ワインに数えられる「ソーテルヌ」です。
ボルドーの白ワインの主体であるソーヴィニヨン・ブランの補助品種的な位置づけのセミヨンが、その果皮の薄さからソーテルヌの貴腐ワインでは主要な品種となります。

そのセミヨン
実は熟成に耐えうるしっかりとしたワインを造る品種なのですが、その特徴を活かしたボルドー・ブランも今回取り上げてみました。そのヴィンテージは2011年。

ボルドーは白ワインも見逃せない造り手、そしてワインがある地域なのです。

今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。

201120001

201120002

201120003