8月23日は、「ワインのことをもう少し識りたい」方に向けて開催しております体感型ワイン・テイスティング講座、「Wine Lovers Club」を開催致しました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
4月からは新たに、「フランス」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。
7月からフランスの“ワイン産地”にフォーカスして、さまざまなフランスワインの産地を巡っていきたいと思います。
フランスワイン産地を巡る旅の第二回目は「シャンパーニュ」に注目して、ワインを3種類セレクトしました。
“(チョーク質の土壌の)平原”という意味の“シャンパーニュ”は、今や“泡のワイン”として知られますが、シャンパーニュ地方のワインが“泡のワイン”となったのは1600年代後半です。
それまでは、ブドウが生育する北限かつ内陸という立地のため、「酸っぱすぎるワイン」でかつ「春先に泡を吹くワイン」でしかありませんでした。
そんな飲むには厳しいワインを今のスタイルにする元となった人物がピエール・ペリニヨン、通称 ドン・ペリニヨン。
修道院のワイン担当となったペリニヨンはシャンパーニュワインの二大問題を、
「むしろ、泡がたくさん出るワイン」
そしてキツイ酸味は「色々な年、色々な畑、色々な白黒ブドウを混ぜる」で解決しました。
「泡がたくさん出るワイン」を可能としたのは、その当時普及し始めた「吹きガラスによる瓶」と「コルク栓」でした。
シャンパーニュの素となるペリニヨンのワインができたのは1679年のことです。
シャンパーニュは「瓶内二次発酵」という独特の製法で造られますが、その過程では「瓶内二次発酵」ならではの工程があります。
そのひとつに、瓶内二次発酵で溜まった“澱”を抜く工程の後に、「減少した瓶内不足分だけリキュールを加える」工程があります(ドサージュと呼ぶ工程です)。この工程を行わない製法もあり、ドサージュを行わずに造られたシャンパーニュは“ナチュール”と名付けられます。
今回は同じ造り手さんの“ブリュット(ドサージュあり)”と“ナチュール(ドサージュなし)”を飲み比べていただきました。
その違いは、皆さん的確に捉えていらっしゃいました。
参加下さいました皆さま、ありがとうございます♪
4月からは新たに、「フランス」の生産地域と葡萄品種の関係にフォーカスしたテーマでワインをセレクトして開催しております「Wine Lovers Club」。
7月からフランスの“ワイン産地”にフォーカスして、さまざまなフランスワインの産地を巡っていきたいと思います。
フランスワイン産地を巡る旅の第二回目は「シャンパーニュ」に注目して、ワインを3種類セレクトしました。
“(チョーク質の土壌の)平原”という意味の“シャンパーニュ”は、今や“泡のワイン”として知られますが、シャンパーニュ地方のワインが“泡のワイン”となったのは1600年代後半です。
それまでは、ブドウが生育する北限かつ内陸という立地のため、「酸っぱすぎるワイン」でかつ「春先に泡を吹くワイン」でしかありませんでした。
そんな飲むには厳しいワインを今のスタイルにする元となった人物がピエール・ペリニヨン、通称 ドン・ペリニヨン。
修道院のワイン担当となったペリニヨンはシャンパーニュワインの二大問題を、
「むしろ、泡がたくさん出るワイン」
そしてキツイ酸味は「色々な年、色々な畑、色々な白黒ブドウを混ぜる」で解決しました。
「泡がたくさん出るワイン」を可能としたのは、その当時普及し始めた「吹きガラスによる瓶」と「コルク栓」でした。
シャンパーニュの素となるペリニヨンのワインができたのは1679年のことです。
シャンパーニュは「瓶内二次発酵」という独特の製法で造られますが、その過程では「瓶内二次発酵」ならではの工程があります。
そのひとつに、瓶内二次発酵で溜まった“澱”を抜く工程の後に、「減少した瓶内不足分だけリキュールを加える」工程があります(ドサージュと呼ぶ工程です)。この工程を行わない製法もあり、ドサージュを行わずに造られたシャンパーニュは“ナチュール”と名付けられます。
今回は同じ造り手さんの“ブリュット(ドサージュあり)”と“ナチュール(ドサージュなし)”を飲み比べていただきました。
その違いは、皆さん的確に捉えていらっしゃいました。
今回取り上げましたワインのノートは下記のとおりです。