8月20日はリヴィングルームのような木質空間、ガレリア カフェ ユーで行う、第一線で活躍されているミュージシャンによります生演奏エンターテインメント「Tuesday Night Live」を開催致しました。
来場くださいました皆さま、ありがとうございます♪

本日出演くださいましたのは、クロマチックハーモニカ奏者の マツモニカさん とギタリストの 長澤 紀仁さんによりますデュオ・ユニット「もにじん」です。

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小さな音の楽器の代表格、アコースティックギターとクロマチック・ハーモニカ。
その小さな音が最大限に活かされる(と言って良いと思うのですが)木質空間の中で、その繊細な音を“素のまま”に表現してくださる「もにじん」。
前のお店では“生音”で演奏くださっていました「もにじん」。新しいお店でも“生音”演奏です。
(前のお店でもお聴きになられたことのあるお客さまからは、「こちらの方が音がいい」と好評をいただきました。)

1stセット後の休憩時に、「ブラジル音楽ってこんな曲もあるのですね」とお客さまが感想をおっしゃったように、「もにじん」が選ぶブラジル音楽。それはとてもうつくしくて、激しさとは対極にあるような落ち着きのある曲。

1stセットでは、ブラジル音楽の名曲に加えて、「もにじん」のアルバムには敢えて日本語タイトル「恋よさようなら」で表記されているバート・バカラック作の「I'll never fall in love again」もリストオン。演奏に入る前に、バカラック作の有名曲のさわりを4、5曲演奏するという贅沢なミニライヴ付き、でした。


こちらは2ndセットのワンショット。

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新しいお店でリハーサルの時に、音響をいろいろ試した中で、実はアコースティックギターがもっとも響く弾き方が、ギターの音を壁に当てる弾き方、でした。
このもっとも音が響く奏法で、力強い音とともに演奏されたのは、ブラジル固有の打楽器が曲のタイトルになっている「Berimbau」。

「中央線」沿線で企画されている「VAMOS ブラジる」にも出演されるマツモニカさんと長澤さん。
そのチラシにはブラジル音楽をジャンル分けしてタイムスケジュールが表記されているのですが、そのジャンルの代表的な曲を、2ndセットでは長澤さんの解説付きで演奏くださいました。
内訳は
ショーロの代表としてはピシンギーニャの「Carinhoso」と「Lamentos」。
MPB(ブラジルポピュラー音楽)としてカエタノ・ベローゾの「Luz Do Sol」。
ノルデスチとしてはバィョーンというリズムの曲として「Baião Barroco」。

そして最後は「VAMOS ブラジる」にもユニットとして出演される「あゆもにじん」のヴァイオリニスト 五十嵐 歩美さんが登場して、「Brigas, Nunca Mais」を演奏くださいました。

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アンコールでは、そのまま「あゆもにじん」で、曲は映画「ロミオとジュリエット」のためにニーノ・ロータが作曲した「Love Theme from Romeo and Juliet」。
ロマンチックな曲を、うっとりとするような演奏で奏でてくださいました。


本日も、来場くださいました皆さまにとともに、うつくしい曲をうつくしい演奏で堪能する音楽のひとときをご一緒できて嬉しいです♪
ありがとうございます♪   

♪♪♪♪♪♪♪ 本日のセットリスト ♪♪♪♪♪♪♪
<1st Set>
1. Minha Saudade
2. Lugar Comum
3. A Noite
4. 恋よさようなら
5. Pra Machucar Meu Coração
6. Esperança No.1 (マツモニカさんオリジナル曲)
 
<2nd Set>
1. Anel de Capim
2. Berimbau
3. Carinhoso
4. Lamentos
5. Luz Do Sol
6. Baião Barroco
7. Brigas, Nunca Mais 

<Extra>
Love Theme from Romeo and Juliet

2nd-7,Extra:Guest 五十嵐 歩美さん on Violin