U_U 's blog

東京都文京区小日向のGalleria Caffe U_U(ユー)の日々を綴るblogです

印象に残った訓辞

引き続き、卒業式関係の記事。

いままで実習などで実技指導をされた先生の中で何人かの先生から、みなに向けて挨拶をいただいた。
その中のお一人の言葉。

「私はお世辞を言うのが嫌いなのではっきりと言いますが・・・。
 みなさんの料理の技術はまだまだです。
 「Cafeは料理はそこそこでも良い」
 なんてな意見もありますが、私はそうは思いません。」

私たちも修了証書を頂いたということで、その学校の「卒業生」と公言できる立場にいる。
だから自分のような非力な料理でも、「習ったのは○○学校です」と虎の威をかる狐になることができるわけである。
そうなると、その学校、そして先生達の指導力の評価につながってしまうことになる。
人の評価というのはそういうものだ。
だから、自分の評価をあげることは、自分自身のためでもあり、教えを乞うた方々の威厳を守ることでもある。

なんて考えると、責任重大なことだと、改めて思う。
もっと真剣にならなければ!

卒業を終えて その2

修了証書と一緒に、昨日の卒業課題の各先生が書かれた総評をいただけた。
その全てをここに書いて、自分自身への喝!と自戒をしたいと思う。

総評から自己分析するに、
・雰囲気作り、コンセプトは良い評価をいただけた。
・選曲も良い評価をいただけた。
・料理の技術、メニューのトータルコーディネートの考察、実現力に課題が残る。
というのが今の私の力なのだろうと思う。

自分の強みだと思っていた「空間演出」は、強みとして評価もいただけたと理解したい。
そのうえで、「Cafe」をやるからには食事でも「楽しい!」を与えたいし、その力はまだまだだ!
それをもっともっと高めていくことをこれからの目標にしたいと思う。

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POPがすばらしい!とてもわかりやすいでした。
音楽もなかなかナイスでしたよ。
料理はもうひと工夫を!
リゾットを1/10にしてタラといっしょにもりつけて、パンを添えた方がいいと思います。
ごちそう様でした。
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オリジナリティはいいと思います。
料理をどう向上させるか。
ランチでのリゾットは大変ですよ。
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料理の価格に満足できない
リゾットに味が無い
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ちょっとさみしい感じ(メニュー)
ポップは良くできていた様に思います。
味付けはもう少し濃い方が良いと思います。
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料理にあんまり手を加え過ぎると、サービスが大変です。
リゾットを少なく、もう一品ふやしてみて下さい。
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雰囲気作りがとても気に入りました。
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器の盛り方だけでもっと変われたと思います。
あなたのアイデアはすごいですね。
コンセプトがバッチリなので今後が楽しみ!必ずお店を持って下さい。
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ショップカード、BGM、メニューブック、すべてクオリティーの高い表現ができています。
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食器のつかい方が best でした。
リゾットは温かい時 試食すればおいしかったかも
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食にあまりこだわりがない
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コンセプトはGood。
ロゴは非常に良いですネ!
原価を少し見直せばOK。
BGMも良かったです。
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コンセプトシート、設定は非常に良かったです。
やや、料理の方がものたりなりなさが残りました。
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卒業を終えて その1

専科のクラスでは、授業の前後に行う号令係を任され、その勢いで忘年会の幹事などをやっていた。
クラスの主任さんには、「あなたはこのクラスの委員長だから!」とも言っていただけましたし。

そして、今日、先生方にお花を用意されていた生徒の方、そしてお礼のお茶を用意されていた生徒の方から、私も頂いちゃいました。

なんだかとっても嬉しかったです。
自分では雑務とも思わず、楽しんでやっていたことなのですが、みんなにも異口同音に「ありがとう」と言っていただけて、改めて良かったなぁ と思うと同時に、そう言っていただける皆さんと一緒に過ごせて、「私こそありがとう」という気持ちになりました。

「こういう(企画とかする)の好き?」って言われたら、間髪いれずにこう答えますね。
「はい!」
っと。

DAY 53:卒業式

3/16、専科も卒業式を迎えました。
今日は教えてくださった先生方が腕によりを掛けて、ビュッフェメニューを作っていただいての謝恩会形式の卒業式。

昨日の卒業課題のグランプリなど各賞の表彰も合わせて行われました。
私はそのような賞とは縁も無く終わってしまいましたが・・・。

でも、2つだけ名誉なことがありました。

一つは、生徒代表として校長先生より修了証書を手渡しで頂くという栄誉をいただけたこと。
そして、もう一つは皆勤賞を頂けたことです。

このblogを書き始めの時にも、「このクラスの受講を途中であきらめるなら端っから目指すに値しない」と思っていたこともあるので、皆勤賞は自分にとって誇りとなる賞です。

この1年、幅広くいろいろなことを学べました。
お陰で、製菓の面白さが分かったし。
そして何より、同じ志を持つとても素晴らしい仲間とめぐり合い、親交を深められたのが嬉しいです。
学校はこれで一つ終わりの区切りを迎えますが、学校で出会った仲間とはこれからも親交を続けていけるのを楽しみに。
そしてそれぞれの夢を実現させられるように。

・・・、だから、まだ夢の途中なので、このblogも引き続き、続きます。

DAY:52 卒業課題 発表

いよいよ、本日は卒業課題の発表。
13:30から学校のキッチンに入っていいことになっていたが、私は14:00過ぎに入る。

今回、調理したのはいかのメニュー。
・あさりとトマトのリゾット
・白身魚のワイン蒸し焼き(焼きネギを添えて)
・ブロッコリーの温サラダ
・緑牡丹茶

以上で、税込み \1,050円のランチとした。
原価は一人前 \431。 良いとされる30?33%には収まらなかった。
原価率をあげたのは、白身魚(甘塩たら)とあさり、それに緑牡丹茶。

他、テーブルの上に飾るイメージの鉢植え、メニュー帳、BGMなどを準備し、先生方の品評を受ける。

先日手厳しいコメントをいただいた先生にも今度はふて腐れずに(苦笑)、きちんと指導を受けた。
いわく、「きれいに飾ろうとし過ぎる。もっとボリュームがあった方がいい。」などなど。
「きれいに飾ろうとし過ぎる」というのはある意味誉め言葉なのだろうか?
いやいや、過ぎたるは・・・という。飾りに熱中して、本来の「食べる」ということを見失っているのかもしれない。

とにかく、終わりです。
疲れた、というよりは満足感でいっぱい。

明日はいよいよ卒業式です。
長かったようで短く、でもいっぱいのことを教わったなぁ?と思うコースでした。

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本日の出来栄え

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